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Yamareco

記録ID: 870408
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

立山<メイストーム>(雷鳥沢キャンプ場から剱御前、一の越まで)

2016年05月03日(火) 〜 2016年05月05日(木)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:53
距離
15.6km
登り
1,227m
下り
1,150m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
0:47
休憩
0:03
合計
0:50
距離 2.2km 登り 22m 下り 171m
2日目
山行
2:32
休憩
0:31
合計
3:03
距離 4.7km 登り 563m 下り 579m
11:17
11:48
43
12:31
7
3日目
山行
3:50
休憩
4:22
合計
8:12
距離 8.7km 登り 664m 下り 433m
9:32
10:15
26
10:41
7
10:48
6
10:54
18
11:12
6
11:25
15:00
9
15:09
15:10
10
15:20
15:21
19
15:40
15:42
8
15:50
10
16:00
ゴール地点
天候 (日程:早朝⇒昼⇒夕方以降)
1日目:快晴⇒曇⇒暴風雨
2日目:晴れ⇒曇⇒雪
3日目:曇⇒ホワイトアウト⇒快晴

最高気温:10℃
最低気温:−10℃
風速(キャンプ場):10m/s(日中)、20m/s(夜間)
風速(稜線):20〜40m/s
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場:扇沢の市営無料駐車場(下から2番目)朝7時着でほぼ満車でした。
室堂まではトロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと乗り継ぎます。扇沢と往復9,050円(大人)です。
コース状況/
危険箇所等
※BCスキー、ボード、登山目的での入山は、室堂ターミナルの入山安全相談窓口で入山届を提出しましょう。ビーコン必携です。レンタルは1泊5,000円(以降1日毎に1,000円加算)
http://toyamaken-sotaikyo.jp/
<室堂ー雷鳥沢キャンプ場>
みくりが池までは一般観光客の往来も多く、場所によっては踏み固められて滑りやすくなっています。一部夏道が露出していますが基本的には雪道で、室堂に向かう人はアイゼン履いてる方がほとんどでした。みくりが池から先は風向きによって地獄谷から噴出する火山ガスの濃度が高くなる場合があるので停滞せず速やかに通り抜けた方がよさそうです。
気温が高くなる時間帯はグサグサで歩きにくかったです。

<雷鳥沢キャンプ場ー剱御前小舎>
稜線までは緩急混ざった斜面を直登していきます。稜線上は富山側に雪庇があるため、ハイマツを目印に歩きます。ハイマツがない個所については遭対協が設置したガイドポールに従いましょう。稜線ではかなり強く風が吹き付けるため注意が必要です。雷鳥沢は沢が露出しているため、スノーブリッジを渡る際には踏み抜きに注意してください。
前夜の雨のせいか雪面が緩んで歩きにくかったです。

<雷鳥沢キャンプ場ー一の越山荘>
夏道の東側の沢の右岸を進み、途中から夏道に合流します。気温、天候、雪質次第ではブル道や室堂山荘経由のルートが安全と考えられます。室堂山荘からのルート上には凡そ20mに1本ずつガイドポールが立っています。
ホワイトアウトで視界10-15mほどだったので、ガイドポールが見えない状況の中での下山でした。途中ルートを見失ったパーティー数組と遭遇しました。少なくとも地図とコンパス、できればGPS搭載の端末を用意しましょう。

<雄山ー大汝山ー富士の折立ー真砂岳ー別山>
計画していたものの、天候不良のため断念。
当該ルートについては他の山行記録を参照してください。

季節柄全ての天候と遭遇する可能性があります。天気予報だけでなく現地での情報収集並びに急な天候の変化に対応できるだけの装備と知識が必要となります。当該山域での救助要請、遭難が多発している事情もありますので入念な準備をして臨みたいものです。
その他周辺情報 テント場は連日ほぼ埋まっていました。水は豊富にあります。トイレは紙備付です。売店はないので注意が必要です。
雷鳥荘(テント場から徒歩10分弱)で入浴できます。600円、18時過ぎまで受け付けています。食事は14時まで(カレー、牛丼等。凡そ1,000円)。生ビール、自販機(300円/500ml)、パン等購入可能です。
http://www.raichoso.com/index.htm
予約できる山小屋
立山室堂山荘
雷鳥沢ヒュッテ
扇沢駅です。この日は始発時刻より早く並びましたが乗れたのは第2便でした。海外からの団体客がかなり多かったです。
扇沢駅です。この日は始発時刻より早く並びましたが乗れたのは第2便でした。海外からの団体客がかなり多かったです。
黒部湖からケーブルカーであがります。
黒部湖からケーブルカーであがります。
黒部平の屋上展望台から大観峰を望む。進行方向反対側に針ノ木岳を中心とした後立山連峰が見渡せます。
黒部湖で渡される整理番号で呼ばれるので案内を逃さないように。
黒部平の屋上展望台から大観峰を望む。進行方向反対側に針ノ木岳を中心とした後立山連峰が見渡せます。
黒部湖で渡される整理番号で呼ばれるので案内を逃さないように。
大観峰からトロリーバスで室堂へ到着です。
大観峰からトロリーバスで室堂へ到着です。
さっそく雷鳥さんのお出まし。
さっそく雷鳥さんのお出まし。
これから夏毛に生え変わるところみたいです。
これから夏毛に生え変わるところみたいです。
この日はバックカントリーの人をたくさん見かけました。手頃な斜面で雪上訓練を行うパーティーもいました。
この日はバックカントリーの人をたくさん見かけました。手頃な斜面で雪上訓練を行うパーティーもいました。
奥大日岳もきれいです。予定していたものの結局行けず仕舞いでした。
奥大日岳もきれいです。予定していたものの結局行けず仕舞いでした。
テント場から剱御前を望む。この日は夜の嵐に備えて早目に寝ました。
テント場から剱御前を望む。この日は夜の嵐に備えて早目に寝ました。
2日目の朝。暴風と雨でテント周りの雪壁は無残な姿に。
2日目の朝。暴風と雨でテント周りの雪壁は無残な姿に。
剱御前までの斜面。グサグサでところによっては踏み抜きもありました。
剱御前までの斜面。グサグサでところによっては踏み抜きもありました。
見た目ほどの斜度はありません。直登の際にステップのトレースがあれば素直に利用させてもらいましょう。稜線歩きは雪庇の踏み抜き、滑落に注意。
見た目ほどの斜度はありません。直登の際にステップのトレースがあれば素直に利用させてもらいましょう。稜線歩きは雪庇の踏み抜き、滑落に注意。
剱御前小舎と剱御前。左奥には砺波平野と日本海です。
風速は30m/s程度。
剱御前小舎と剱御前。左奥には砺波平野と日本海です。
風速は30m/s程度。
左手前から中央奥に向かって縦走路が見えます。今回は断念。
左手前から中央奥に向かって縦走路が見えます。今回は断念。
モルゲンロートもアーベントロートも星空も期待できず。
モルゲンロートもアーベントロートも星空も期待できず。
3日目は朝からホワイトアウトでした。下山予定日(4日目の朝)の天気が崩れる噂を聴き、大急ぎで終電を目指すことに。
3日目は朝からホワイトアウトでした。下山予定日(4日目の朝)の天気が崩れる噂を聴き、大急ぎで終電を目指すことに。
剱御前の後ろに剱がきれいに聳えています。
剱御前の後ろに剱がきれいに聳えています。
ここまでくるとかなりの数の一般観光客がいます。ザックの接触やアイゼン、ピッケル等の取り扱いには注意が必要です。
ここまでくるとかなりの数の一般観光客がいます。ザックの接触やアイゼン、ピッケル等の取り扱いには注意が必要です。
離合地点。なんとなく気になりました。
離合地点。なんとなく気になりました。

装備

個人装備
長袖インナー ハードシェル タイツ 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック カメラ シュラフ シュラフカバー ヘルメット テントマット ザックカバー
共同装備
調理用食材 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター ロールペーパー ポール テント
備考 スノーソー

感想

残雪の立山へ行ってきました。縦走を計画していたものの、連日天気が悪く稜線や眺望を楽しむことはできませんでしたが、時折見える青空を堪能できたのでよしとします。

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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [日帰り]
予定
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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