八ヶ岳


- GPS
- 56:00
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 2,423m
- 下り
- 2,061m
コースタイム
9/21 出発までまったり温泉入浴-0812発-1018東天狗岳-1140黒百合ヒュッテ(昼食)-1405大見石小屋-1455白駒池,青苔荘幕営
9/22 0730白駒池発-0937渋の湯着
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
・JR茅野駅から美濃戸行きバス 帰りは渋の湯より茅野駅行きバス乗車 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
「本沢温泉へ」
大人になってから卒業した学校に行ったり子供の頃に遊んだ場所に行くと
何となくスケールダウンした変な気分になるんだけど八ヶ岳もそんな感じ。
八ヶ岳(赤岳)は中学校の登山で来ている。
小屋にみんなで泊まった楽しい夜のことを思い出すと今でも笑えます。
ということで
自分の力だけで赤岳に行ってみよう。これが動機。
それプラス、TVで観たことがある本沢温泉に入ってみたい。
10:06行者小屋
先週とは大違い、稜線を歩く人の姿まではっきり見てとれます。おにぎり1ケ食べる。給水の準備をして登坂開始。いつも片手にボトルを持ったまま歩きます。水を飲むと汗をかくので「ここ一番」にちょっとだけ口にします。1日1L目安。
<途中かなり割愛するが人人人。もううんざり>
15:41夏沢峠着。いったんここで稜線からさよなら。もったいないが仕方ない。およそ300m下る。やばい林道の時だけは周囲に人影がない。さみしいというかちょっと怖い。佐久地方と諏訪地方を結ぶ峠だったのだろうが昔の人は大変な所に道をつくるもんだ。翌朝登ることになる白砂新道よりは巻いてる分ずっと楽ではある。
16:18予定より20分遅れ。途中目的の露天風呂を遠目に眺めながら初日ゴールの本沢温泉着。マジで混浴してるじゃん。しかも狭い。法は犯す訳にはいかないので写真撮影は控える。もう周囲は薄暗い。いそいでテント設営しなければならないがテント場が遠い。しかも受付のねーちゃんに「夜間の露天風呂は危険防止のため18:00までにお願いします。」・・・飯食ってたら間に合わねぇ。翌朝に入ることにして今夜の風呂はあきらめる。着替えただけでも結構さっぱりした。
晩飯はカップヌードル(リフィール版)、もち3ケ。川の水を使用。飯後2次会で暗い坂道をわざわざ小屋に出向いてみるが特にドラマなし。ベンチでビールを飲みながら満点の星空をながめる。とにかくテント場が遠い。暗い。気温12℃、無風。19:30消灯、22:30目が覚める。「槍ヶ岳開山/新田次郎」を24:00頃まで読みふける。。。読書の秋。
超忙しい一日だった。初日終了。
<初日>
自宅(5:10徒歩)下諏訪駅(タクシー)上諏訪駅(JR、6:04始発)茅野駅(6:15バス)美濃戸口6:52着
入山 美濃戸口、八ヶ岳山荘(標高1506m、7:00)==美濃戸山荘(1730m、8:00)==行者小屋(2330m、10:06)==赤岳山頂(2899m、12:05)==三叉峰(2825m、13:44)==横岳 奥の院(2829m、13:55)==硫黄岳山荘(14:24)==硫黄岳山頂(2760m、14:59)==夏沢峠(15:41)==本沢温泉(2110m、16:18)
所要時間:9h20m(休憩込み)
2日目
6:00起床目はつむっていたものの熟睡できたのは3hくらい。軽い朝飯。
6:30テント撤収 入湯 まさかの貸し切り。しばらく独占。
硫黄岳の爆裂火口跡を下から眺めます。爆裂してるねえ。
お湯はちょっとぬるめ。冬は無理でしょう。
風呂上がりに「100%こけももジュース」を飲む。野性味あふれておいしい。
9:37急坂の「白砂新道」をヒーヒーいいながら登りきり稜線に出る。
朝飯がやっぱり足りてないのでここでもう1回朝飯。きれいな白砂。
遠くから見たら雪渓に見えるんだろうなあ。
10:18東天狗岳。人だらけ。山ガールに声かけられドキッとする。好奇心旺盛
黒百合まで永遠と続く大岩の上(天狗の奥庭)を歩く。
「風雲たけし城」の龍神池のイメージ。テンポよくひょいひょいと歩く。
11:40黒百合ヒュッテ着。腹が減り過ぎ。カレーうどんとビール。最高にうまい。
14:55途中大見石小屋経由でゴールの白駒池に到着。昨日と違い余裕あり。
青苔荘(せいたいそう)で受付け。テント場はまるで分譲住宅地のように区画整理されている。
今年不作のきのこをふんだんに使ったキノコ汁で祝いの乾杯。
老人山岳部のおばちゃんと談笑。
晩飯後はやることないので19:30消灯。22:00に目が覚めたが隣りの女子2人組はまだしゃべってた。
風は時より強く吹くがテントの中は12℃。寒くは感じない。話が気になる。。
2日目終了。
三日目
7:30朝ご飯しっかり食べて渋の湯に向かって歩き出す。
苔(こけ)ムシムシの樹海を一人で歩く。苔のついた石のうえで滑って転ぶ。
「こける」の語源はこれだと思う。樹海をぬけたらまた石場(サイの河原)だった。
ここも龍神池のようにいきたいが集中力がなく危ないのでゆっくり歩く。
9:37渋の湯着。風呂上がりのビールは最高。ちょっと涙ぐむ。
11:23のバスで茅野駅。
駅そばを2つ食べて無事13:00下諏訪に帰還。
天候に恵まれて最高の山行だった。
以上
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