白馬岳（猿倉〜白馬岳（テン泊・小屋泊）〜白馬大池〜栂池自然園）
imonee
- GPS
- 56:00
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,944m
- 下り
- 1,353m
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7/17 テン場8:45〜白馬山荘9:15（泊）※激しい雨風のため停滞
7/18 白馬山荘6:00〜白馬岳6:25〜小蓮華山8:30〜10:10白馬大池10:50〜白馬乗鞍岳11:30〜天狗原13:10〜栂池山荘14:50
| 天候 | 7/16 曇り 昼頃から時々晴れ 夕方晴れ・強風 夜〜超強風のちに雨を伴う 7/17 激しい雨風で停滞 7/18 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
（帰り）栂池パノラマウェイ片道1,920円 高速バス（栂池高原〜新宿）4,850円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
大雪渓は意外と登りやすい 直後の急登はもろく水も流れていて滑りやすいので注意 そのうちお花畑となり退屈しない 小雪渓のトラバースというのは今回なかったが…？ テン場の斜面はお花畑♪ ヒマがあったら丸山まで登れば剣岳など展望が絶景！ 夕焼けを見てから下っても問題ない距離 白馬岳から白馬大池は絶景の稜線歩き♪(＾∀＾)お花もいっぱい♪ 白馬大池からは岩ゴロ帯が続き歩きにくい 20mほどの雪田はアイゼンなしでも行けるが私は怖いので6本爪を装着(T_T) 意外と傾斜があるがロープがあるので大丈夫 全体的に危険箇所はありません |
| その他周辺情報 | 白馬岳頂上宿舎 テント1,000円 トイレ和式。テン場の手前で受付、飲み物販売あり。小屋横で雷鳥目撃！ 食堂メニューにフライドポテトがあって食べたかったが時間切れ(T_T) 白馬山荘 1泊2食 9,000円 トイレ洋式。６人部屋に女性６人でした。夕食・朝食はおいしくなかった。 ケーキセット２回（レアチーズ・チョコレート）アイスティーはあるが紅茶なし もつ煮・おでん・カレーライスを食べタオルも買って5,000円以上出費(T_T) 白馬大池山荘のテン場もすばらしい立地、周囲はチングルマのお花畑。 食事メニューはカップ麺（カップスターみそorしょうゆ）、 味噌汁、たまごスープ、粕汁（美味しかったです）と、なぜか汁物ばかり… 栂池山荘のさるなしソフトは大人気でした。 |
写真
テント内部と寝袋もちょっと濡らしてしまい、それでも予定通り白馬大池まで歩こうとするも、激しい雨風に靴がずぶ濡れで足が重く、白馬山荘でギブアップ（早っ）、停滞決定です
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みんながいなくなってから渡りました。この程度の下り、雪山では当たり前なのに、アイゼン付けても緊張した私。やはり私に大雪渓の下りは無理だ…
3
感想
白馬岳(￣∀￣) ああ白馬岳 白馬岳
2年前にMさんと計画するもMさん喘息で遠出断念。
1年前は天候がかんばしくなくて中止。
今年も…予報はいまいちでした。
しかし、毎日あるぺん号のキャンセル電話が面倒なので出発してしまいました。
7/16 朝5時頃に猿倉に到着。天気＝ガスガス、ときおり小雨。
白馬尻までですでにコースタイムから1.5倍の時間をかけたさすが亀足の私。
楽しみにしていた大雪渓はどんよりした天気のわりに涼しくなかったけど、
意外に歩きやすくてゆっくりながらもあっと言う間に終ってしまいました。
それでも後ろを向くことは出来なかったけど…(^^;)
雪渓より先は水の流れる滑りやすい急登もあったけど、
ほとんどの道でお花が見られ、上へ向かううちにどんどん晴れてきました。
雲の隙間から槍のような杓子岳や青空がのぞくたび、登山者から歓声が。
小雪渓のトラバースというのは今回なくて（雪が少ないから？）、
やがて避難小屋に到着。すでに足がガクガクなので、ちょいと休憩します。
ここから少し登ると頂上宿舎が見えて来て、
「なんだ！もうすぐジャン！」（←甘い…）
とたんに歩みが遅くなる私（もともと遅いですが…）
そこそこの時間をかけてテン場に到着し、テント設営後は疲れきって寝ました。
空は晴れましたが、風は強めだったので、暑いことはありませんでした。
4時に起き、頂上宿舎でケーキを食べる。
さっきはあまりわかってなかったけど、周辺は文字通りのお花畑。
とりあえず白馬岳山頂に登っておこうか迷いましたが、どうせ明日登るのだから、
反対側の杓子岳方面を歩いてみることにします。
すぐそこの丸山まで登り、劔・立山の素晴らしい眺望を堪能しました(＾∀＾)♡
テン場に戻ろうとしたら、先の道で知らない人に「雷鳥がいますよ…（小声で）」と教えてもらい、初めてヒナもいました。いっぱいいました。超かわいい。
テントに戻って夕食を作るも詳しい話は割愛しますが失敗、フランスパンを食べて腹を満たして寝ました。
夜が更けてくると、もともと強かった風がますます強くなり、落ち着いて眠れませぬ。
長辺が風にあたる向きだったのでテントはしなりまくり、それでも私の拙い設営でも飛ばされることのないテントに改めてモンベルあっぱれ！と思いました。
深夜には雨も振り出し、雷こそないもののまるで嵐のようです。
フライが煽られてバッサバッサうるさいテントや、ペグが抜けてチャリーンと音が響き、あわててテントから飛び出し作業する人も。
それでも私は「朝にはおさまるはずだ…」と何の根拠もなく信じていました。
7/17 朝になっても風はやまず、雨は少しおさまるもまた降り出したり。
テントの中でさえ、とても火を使うなど出来そうにない状態でした。
とりあえずトイレに行き、どうしようか途方に暮れながら、テントを撤収開始。
停滞するにしてもテント内部や寝袋がけっこう濡れてしまったし、
この強風をさらに一日しのぐのはかなり難しいと思ったからです。
びしょびしょになりながら荷物をまとめ、もはや浸水しまくった登山靴で、
予定通り白馬大池を目指すか悩みながら歩き始めました。
コースタイムは3〜4時間程で、危険箇所もありません。
しかし、今日歩いてしまったら、絶景の稜線歩きが台無し。
それとも猿倉に下ってしまおうか。
でも雪渓の下りは怖いし、この雨風では落石の危険も大きい。
天気予報によれば、明日の天気は回復しそうだし、せっかくの三連休、
ここで諦めるのは早すぎる。
どうしよう、どうしよう…。
しかし、白馬山荘に続く稜線に出た段階で、激しい雨風と冷えきった体に
「このままでは、私は死ぬ…」（←おおげさ）
と思い、停滞を決意しました。
白馬山荘の受付は11時から。それまではレストランでケーキを食べ、10時から始まるおつまみメニューのおでんともつ煮を食べ、念のためタオルを買ってチェックイン。
部屋の写真はうっかり撮るのを忘れましたが、最終的に、6人部屋に女性6人でした。
部屋の奥をゲットし、濡れた服を着替えて少し寝て（全然疲れてないのに…）、
お昼はレストランでカレーライス。デザートはケーキ。
午後になっても雨風はやまなかったので自分の判断を後悔せずにすみました。
夕方には雨もおさまり、明日の天気を期待させる雰囲気に。
山荘の食事はまずかったです（ゴメン）
※よく考えたら、食料と調理器具持ってたンだから、素泊まりで良かったのに…
7/18 晴れました。
昨日はまったく見えなかった山荘からの風景、こんなんだったんだ。
見渡す限り雲海が広がっています。
山荘のつっかけサンダルですぐそこの高台まで登り、ご来光（すでに明るかったですが…）を楽しみ、あまり美味しくない朝食を食べて（ゴメン）、6時に出発。
3日目にして初めて踏んだ、白馬岳の山頂！
劔、立山、遠くに槍、鹿島槍ぐらいしか私には判別できませぬが…(-_-;)
風はまだ強めですが、素晴らしい景色に興奮しまくり、ここにもいたいけどもっと先も歩きたい。景色だけじゃない、お花もたくさん咲いている！
白馬大池までの稜線歩きは絶景で、超微妙なアップダウンがあるのみ。
ほんとは2泊3日の亀計画だったため、今日一日で栂池まで下るのはきついのではないかと不安でしたが、終ってみればほとんど筋肉痛もありませんでした。
そりゃそうだ、登りらしい登りはほとんどなかったのだから。
白馬大池がまた素晴らしくてねぇ…(〃∀〃)♡
大好きなチングルマのお花畑、青く透明な池、ちくしょうテン泊したかったけど、
今回はしかたない。この次、蓮華温泉からのコースで来てみるのもいいかな。
（なぜなら、栂池までのコースは、あまり登りたくないと思ったからです…）
テン泊2泊するはずだったため私のザックにはまだ食糧がたくさんありましたが、
めんどうなので小屋でカップスターを購入。
「しょうゆ味」と言ったのになぜか「みそ味」を頂きましたが、美味しかったです。
その前に粕汁も頂きました♡
そして最後のピーク、白馬乗鞍岳。白馬山荘で同室だった女性から聞いた通り、この辺りは岩ゴロ帯で歩きにくく、うっとうしかったです。
中学生…高校生？の男の子たちの学校登山があまりに大勢だったので正直辟易しましたが、出来るだけ先に行ってもらって、マイペースを保ちます。
しかし、最後の方の階段道の、譲りにくい場所で私をよけて登山道外を駆け下りていった子たちには頭にきました。挨拶する子も少なくて…。まぁいいけどさ。
ちなみに今回はずっと雲海が見えていたため、下って行くうちに自分が雲の中に…。
周囲の山は見えなくなりましたが、仕方ないですね。やはり完璧はない。
完璧でないからこそ、素晴らしいし、思い出深くて楽しいのです。
自分でもビックリするほどめいっぱい時間を使って栂池に到着。
3時でしたが、4時過ぎのバスに乗るくせにのんきにソフトクリームなぞ食べて、
ゴンドラが20分もかかることに気付いて焦りましたが、なんとか4時にバス停到着。
栂池高原から新宿に直行で、渋滞も30分ほどですみ、楽チンでした。
一つ気に入らなかったのは、バス車内はすいていてみな一人で座れているのに、
なぜか私の隣りにだけ他人が座ったことです。前の方の席はまだあいているのに、
普通、予約する時って前からうまるものじゃないわけぇ？
前の男性は背もたれ倒しやがるし。まぁいいけどさ(￣3￣)
(＾∀＾)
とりあえず、嵐のような雨風に小屋で停滞など色々あったけど、念願の白馬岳、
夏の大雪渓、素晴らしい景色と本物のお花畑を堪能でき、大満足の山行でした！
…ちなみに今回のザック重量、6本爪アイゼンにヘルメット、濡れたテントと寝袋、
やたら大量に持って来たあげく全然減らなかった食糧など、
今まででMAXの重さだったかも…？
こっそり拍手
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imonee様
おばんです！
今回は白馬山荘での食堂メニューを詳しくご紹介（写真No.７６〜８１＆９２）していただきまして大変ありがとうございました！
標高３，０００ｍ近くもの高地にありながら、その豊富なメニューには感銘しました。私の住む街よりも充実しているような感じがして、少し寂しい思いもしましたけど…。
それにしても午前１０時１４分の「ホットココア＆レアチーズケーキ」に始まり、直後の１０時３６分の「おでん」、そして引き続き１１時１１分には「もつ煮込み」という３連発には驚きました。それにしてもなんとなく食べる順番がチョイト違うような気もするのですが…
あっ！ゴメンナサイ！！！今回は「白馬岳」の山行レポートだったんでしたっけ！そっちの方の感想を書かなくて大変失礼しました。（あと、７枚の食べ物の写真についてですけど、”値段”も教えてくれると嬉しいなぁ、と思いました。 ← しつこい ）
(＾＾)aochanman777さん おばんでやんす。
食べる順番の違いは、まず10時前は喫茶メニューのみだったのが原因です。
（私のデジカメは20分すすんでおりますので悪しからず
値段はケーキセット・もつ・おでんともに800〜850円でしたよ
たぶんカレーは1,000円だったと思いますが…定かではない。
雨風のおかげで宿泊代含め15,000円以上使ってしまった…と悔しくなりました
あ、白馬大池の粕汁は確か300円だったかな
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