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Yamareco

記録ID: 934725
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

朝日岳〜雪倉岳〜鉢ヶ岳 蓮華温泉より周回

2016年08月07日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県
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GPS
--:--
距離
25.1km
登り
2,219m
下り
2,228m

コースタイム

日帰り
山行
14:20
休憩
1:30
合計
15:50
1:50
55
2:45
45
瀬戸川
3:30
3:35
80
白高地沢
4:55
135
花園三角点
7:10
7:15
40
7:55
8:15
55
9:10
9:15
130
11:25
12:00
60
13:00
13:10
75
14:25
14:30
45
鉢ヶ岳沢・鉱山道交差地点
15:15
75
16:30
16:35
65
17:40
蓮華温泉
「新潟100名山」新潟県山岳協会監修  〜朝日岳・雪倉岳・鉢ヶ岳〜
天候 晴れ時々ガス
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
蓮華温泉までの白池林道は支障なく通行可能
その他周辺情報 姫川温泉 瘡の湯(くさのゆ) 源泉かけ流し日帰り温泉 
入浴可能時間9:30〜19:00 不定休 600円
JR大糸線の平岩駅から徒歩5分
http://www.vill.otari.nagano.jp/kanko/accommodations/himekawaonsen/
花園三角点を過ぎて、火打山から日が昇る。左は焼山、噴煙が確認できる。
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花園三角点を過ぎて、火打山から日が昇る。左は焼山、噴煙が確認できる。
正面に雪倉岳を見ながら木道を登る。
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正面に雪倉岳を見ながら木道を登る。
カライトソウ
お花畑の湿原を振り返る。
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お花畑の湿原を振り返る。
朝日に染まるミヤマシャジン
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朝日に染まるミヤマシャジン
朝日岳が近づく。
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朝日岳が近づく。
雪倉岳、小蓮華岳方面。
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雪倉岳、小蓮華岳方面。
白高地付近は高山植物が豊富。ヒオウギアヤメ。
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白高地付近は高山植物が豊富。ヒオウギアヤメ。
このような小沢を幾つも越えていく。遅くまで雪渓が残っていた場所。
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このような小沢を幾つも越えていく。遅くまで雪渓が残っていた場所。
吹上のコル直下の登り。大勢の登山者が降りてくる。
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吹上のコル直下の登り。大勢の登山者が降りてくる。
振り返ると三角の五輪山が望まれる。
振り返ると三角の五輪山が望まれる。
吹上のコルに到着。
吹上のコルに到着。
朝日池。富山方向は霞んで見えない。
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朝日池。富山方向は霞んで見えない。
吹上のコルを見下ろす。
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吹上のコルを見下ろす。
朝日岳へさらに登りが続く。
朝日岳へさらに登りが続く。
山頂直下のニッコウキスゲの咲く草原。白馬岳方面に開ける。
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山頂直下のニッコウキスゲの咲く草原。白馬岳方面に開ける。
山頂直下の雪渓からは冷たい融雪水が流れている。
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山頂直下の雪渓からは冷たい融雪水が流れている。
チングルマは雪渓周辺以外では夏期終わり。
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チングルマは雪渓周辺以外では夏期終わり。
雪渓周辺のハクサンコザクラ。
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雪渓周辺のハクサンコザクラ。
ミヤマダイコンソウ
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ミヤマダイコンソウ
山頂手前の木道分岐。長栂山方面の展望。徐々にガスが湧き始めてきた。
山頂手前の木道分岐。長栂山方面の展望。徐々にガスが湧き始めてきた。
誰もいない静かな、朝日岳山頂。
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誰もいない静かな、朝日岳山頂。
朝日小屋方面へ下る木道。剣岳や毛勝三山も見える。
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朝日小屋方面へ下る木道。剣岳や毛勝三山も見える。
剣岳アップ。
白馬岳、旭岳アップ。
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白馬岳、旭岳アップ。
朝日小屋をアップで見下ろす。山頂からの標高差-260m。
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朝日小屋をアップで見下ろす。山頂からの標高差-260m。
山頂付近のタカネマツムシソウ。
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山頂付近のタカネマツムシソウ。
山頂から少し下った斜面にニッコウキスゲの群落。
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山頂から少し下った斜面にニッコウキスゲの群落。
タテヤマウツボグサ
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タテヤマウツボグサ
白高地沢源頭部の草原。
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白高地沢源頭部の草原。
小桜ヶ原まで400m近くも下る。左の三角の山は赤男山。
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小桜ヶ原まで400m近くも下る。左の三角の山は赤男山。
小桜ヶ原から望む朝日岳。
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小桜ヶ原から望む朝日岳。
ハクサンフウロに囲まれた木道。
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ハクサンフウロに囲まれた木道。
燕岩を見上げる。
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燕岩を見上げる。
燕岩の周辺はガレ場。前方に雪倉岳の北面が壁のように聳える。
燕岩の周辺はガレ場。前方に雪倉岳の北面が壁のように聳える。
シモツケソウの群落
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シモツケソウの群落
雪倉岳北面のカール状地形を見ながら尾根を登る。初夏は豊富な残雪が残る場所。
雪倉岳北面のカール状地形を見ながら尾根を登る。初夏は豊富な残雪が残る場所。
雪倉岳山頂直下の砂礫地にコマクサが見られた。
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雪倉岳山頂直下の砂礫地にコマクサが見られた。
タカネナデシコ(終盤) 花が細く避けて糸状になるのが特徴。ウルップソウは完全に終わり(手前左)。
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タカネナデシコ(終盤) 花が細く避けて糸状になるのが特徴。ウルップソウは完全に終わり(手前左)。
大きな雪倉岳山頂が見えてきた。山頂は晴れていた。
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大きな雪倉岳山頂が見えてきた。山頂は晴れていた。
山頂付近の花畑。
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山頂付近の花畑。
雲に囲まれた雪倉岳山頂。
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雲に囲まれた雪倉岳山頂。
朝日岳方面は雲の中。
朝日岳方面は雲の中。
しばらくすると雲が切れてきた。雪倉岳山頂から白馬岳方面(元サイズ→拡大)。
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しばらくすると雲が切れてきた。雪倉岳山頂から白馬岳方面(元サイズ→拡大)。
雪倉岳山頂から下山に通る予定の鉱山道を見下ろす。標高差は700mもある。
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雪倉岳山頂から下山に通る予定の鉱山道を見下ろす。標高差は700mもある。
鉢ヶ岳に向かって標高を下げていく。
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鉢ヶ岳に向かって標高を下げていく。
雪倉岳の避難小屋。コンパクトな造り、以前ほどトイレの匂いはしなかった。
雪倉岳の避難小屋。コンパクトな造り、以前ほどトイレの匂いはしなかった。
避難小屋近くのお花畑にアサギマダラを見かける。
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避難小屋近くのお花畑にアサギマダラを見かける。
鞍部から登山道を離れ、稜線伝いに鉢ヶ岳を目指す。
鞍部から登山道を離れ、稜線伝いに鉢ヶ岳を目指す。
雪倉岳を振り返る。
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雪倉岳を振り返る。
鉢ヶ岳山頂が見えてきた。
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鉢ヶ岳山頂が見えてきた。
山頂から白馬岳方面を望む。
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山頂から白馬岳方面を望む。
山頂から三国境方面へ少し下る。
山頂から三国境方面へ少し下る。
鉢ヶ岳沢の源頭部からガレた急斜面を一気に下る。
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鉢ヶ岳沢の源頭部からガレた急斜面を一気に下る。
落石の起きやすい急勾配の沢。
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落石の起きやすい急勾配の沢。
途中、登山道が横切っている。
途中、登山道が横切っている。
周辺の草原にはクルマユリが群生している。
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周辺の草原にはクルマユリが群生している。
さらに涸れた沢を下る。
さらに涸れた沢を下る。
深山キンポウゲのお花畑の中にライチョウを見かける。
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深山キンポウゲのお花畑の中にライチョウを見かける。
ウサギギクが風に揺れていた
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ウサギギクが風に揺れていた
湧水地点から水流が現れ沢らしくなる。ここは急なので巻いて通過。
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湧水地点から水流が現れ沢らしくなる。ここは急なので巻いて通過。
どんどん沢を下る。
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どんどん沢を下る。
5mほどの滝が一か所あり。左手の斜面をヘツリながら迂回して通過。
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5mほどの滝が一か所あり。左手の斜面をヘツリながら迂回して通過。
登山道(鉱山道)と鉢ヶ岳沢が出合う地点。
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登山道(鉱山道)と鉢ヶ岳沢が出合う地点。
九十九折れに緩やかに付けられた鉱山道を下る。特に通行に支障はなし。
九十九折れに緩やかに付けられた鉱山道を下る。特に通行に支障はなし。
雪倉岳は遥か上を見上げる高さになっている
雪倉岳は遥か上を見上げる高さになっている
瀬戸川は支流が集まる地点には、まだ雪渓が残る。
瀬戸川は支流が集まる地点には、まだ雪渓が残る。
右手に見える、小蓮華山から北に延びる白い鋸刃状の尾根(蓮華菱)に圧倒される。
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右手に見える、小蓮華山から北に延びる白い鋸刃状の尾根(蓮華菱)に圧倒される。
神の田圃付近の池塘
神の田圃付近の池塘
鉱山事務所跡。錆びたスコップと車輪があった。
鉱山事務所跡。錆びたスコップと車輪があった。
瀬戸川の渡渉地点。鉄パイプの橋が架かる。
瀬戸川の渡渉地点。鉄パイプの橋が架かる。
橋から上流を望む。かなり険しそうだ。
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橋から上流を望む。かなり険しそうだ。
対岸を上がると静かな蓮華の森の木道歩きとなる。
対岸を上がると静かな蓮華の森の木道歩きとなる。
蓮華温泉が見えてきた
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蓮華温泉が見えてきた
(おまけ)日本海の漁火(前夜 出雲崎付近にて)
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(おまけ)日本海の漁火(前夜 出雲崎付近にて)

感想

ロングコースなので早朝以前にスタート。歩くには涼しくて良いが時々ヘッドランプに蛾が群がり不快である。足場の悪い瀬戸川への下りは気が抜けない。花園三角点で夜が明けて木道歩きが始まる。徐々に高山植物が増え、特に白高地〜朝日岳山頂付近にかけては高山植物の宝庫。朝日小屋に宿泊して蓮華温泉へ下山する登山者と徐々にすれ違うようになる。吹上のコルまでに約60人を数え、さらに朝日岳までに35人であった。すれ違った登山者に聞いたところ、朝日小屋の宿泊者は定員の100人を超え、泊まり切れない客は別の建物?に泊まったらしい。テントも30張程度と賑わったそうです。

小屋泊りの登山者が殆ど下山した朝日岳山頂は静かでベンチに腰掛け雄大な展望を前に休憩。朝日岳からは一気に標高差375mを下り赤男山の西側に広がる小桜ヶ原の湿原を通過する。そして雪倉岳への標高差570mの登りが待っている。忍耐で乗り越え雪倉岳に到着すると雲が増えてきた。雪倉岳は山容も大きく登っても大きな山だ。しばらく山頂で休憩していると雲が切れ小蓮華岳や白馬岳方面の展望が広がる。

雪倉岳を後にし「新潟100名山」の一座である鉢ヶ岳(2563m 三角点なし)を目指し稜線を進む。登山道は鉢ヶ岳の東側をトラバースしているので鉢ヶ岳に寄る人は僅かと思われる。しかし意外にも何となく踏み跡らしきものがあるではないか。ハイマツと砂礫の混合する斜面を登りきると2つのケルンが積まれた山頂は近かった。

山頂で展望を確認した後、ガレた東斜面を下り鉢ヶ岳沢へ吸い込まれる(沢下り)。崩れやすい岩が堆積しているので慎重に下る。登山道を横切りさらに降りると湧水群が現れ水を得た涸れ沢は沢らしくなる。1か所、5mほどの滝が現れるが右岸からヘツリで越えられる。まもなく鉱山道に合流すれば、あとは蓮華温泉まで登山道を下山するのみ。鉱山道は誰にも遭遇せず静かなコースであった。(鉢ヶ岳沢は登山道ではありませんので注意。)時間的には登山道を下った方が間違いなく早いです。

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