ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 937595
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

初めての北アルプスは白馬岳三山周回

2016年08月10日(水) 〜 2016年08月12日(金)
 - 拍手
mkazu11 その他2人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
50:12
距離
21.1km
登り
2,343m
下り
2,320m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:53
休憩
0:22
合計
6:15
7:45
54
8:39
8:39
3
8:42
8:50
95
10:25
10:26
126
12:32
12:45
75
2日目
山行
7:24
休憩
0:37
合計
8:01
4:27
16
宿泊地
4:43
4:53
15
5:08
5:08
18
5:26
5:26
14
5:40
5:40
114
7:34
7:35
75
8:50
8:59
78
10:17
10:27
57
11:24
11:31
57
3日目
山行
2:49
休憩
0:05
合計
2:54
7:13
7:13
11
7:24
7:24
3
7:27
7:27
5
7:32
7:33
16
7:49
7:52
43
9:08
9:09
10
9:19
9:19
8
9:27
9:27
25
9:52
9:52
0
9:52
ゴール地点
天候 基本晴れ、1日目の夜は暴風
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
マイカーは八方駐車場に駐車。そこからタクシーで猿倉登山口まで。
帰りは猿倉からバスで八方駐車場まで
コース状況/
危険箇所等
すごく危険なところは無かったような。雪渓も例年の半分くらいしか無いそうです。あ、雪渓から上は落石注意です。
あと、鑓温泉から猿倉へのルートで細いところが何カ所かあり注意。
その他周辺情報 八方駐車場併設の八方の湯で汗を流しました。はっきり言って風呂しか無いですがすっきりしました
楽しい雪渓歩き。例年の半分ほどだそうで
2016年08月10日 10:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
8/10 10:11
楽しい雪渓歩き。例年の半分ほどだそうで
雪渓の先にはお花畑。でも急登で死にそう
2016年08月10日 12:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
8/10 12:33
雪渓の先にはお花畑。でも急登で死にそう
白馬山頂宿舎のテン場。この後暴風のまんじりとできない夜を過ごすことに
2016年08月10日 19:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
8/10 19:38
白馬山頂宿舎のテン場。この後暴風のまんじりとできない夜を過ごすことに
鑓が岳から今日登った山を振り返り
2016年08月11日 10:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
8/11 10:28
鑓が岳から今日登った山を振り返り
鑓温泉からの御来光。もう言うことなし
2016年08月12日 05:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
8/12 5:21
鑓温泉からの御来光。もう言うことなし
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

会社の夏休みを利用して、山の日も絡めて初めての北アルプスは白馬岳に三山周回でテントを担いで行ってきました。
1日目、天気も良さそうです。風邪をひいて参加を悩んだものの美しい山の姿をみると病気も忘れますね。でも、初めてテント2泊分の重量が気持を現実に戻してくれます。
猿倉山荘からスタートして、暫くは整備された道を行き、その後雪渓へ。絶景です。。例年だと2時間あるところが今年は1時間で渡れるようです。
アイゼン無くても良さそうでしたが、つけた方が断然歩き易いです。軽アイゼンで十分。
途中クレバスもありますがきちんと目印があるので危険は無いです。
ずんずん登って雪渓を抜けると、ガレた急登の開始。落石しないよう本当に気を付けて登るとお花畑が一面に現れました。
しかし自分は体調不良と高山病とで息をあげながら物凄い形相で花には目もくれず登ります。
そして今日の体力ギリギリで白馬頂上宿舎に到着してほっ。
テント場はそれなりには埋まってましたがまだ余裕があるような状況でした。
食事してワイン飲んで就寝したところまでは良かったのですが、その後風が強まり一晩中暴風吹き荒れる状態で、いつ飛ばされるのかと気が気ではない夜を過ごす羽目になりました。

2日目、この日はまず白馬岳で御来光を見る予定でしたが、風が強い状態のままです。テントも心配だし、山頂もヤバいのではと思って躊躇してましたが同行の健脚1号は「俺は行きますよ」と迷いない返事で、夜明けまで余裕の無い時間になりましたがいざ出発。
寝起きの登りは本当に嫌な気分ですが、日の出に急かされ強風の中を頑張って登りました。幸い吹き飛ばされそうな風でもなかったのですが、時間切れになったので白馬山荘横の小高い所に行き先を変え待ちました。
しかし雲が濃くなかなか現れません。今日はもうダメかと白馬岳山頂に向かい、頂上に着くとやっと太陽が顔を出します。
初めて山の中で雲海を眺めながらの御来光でめちゃくちゃ感動しました。
その後はテント場に引き返し、朝食後テント撤収したのですが、強風のためテントや荷物が飛ばされないよう細心の注意が必要でヘトヘトになりました。
まあなんとかパッキングして次の目的の杓子岳へ。今日は更に鑓ヶ岳を経て白馬鑓温泉でもう一泊します。
途中自分だけ巻こうかと悩みましたが死ぬ気で残り二山も制覇。杓子も鑓もガレた色に特徴のある山でした。
さて、宿泊地の鑓温泉へ向かいます。ここからは下りでしたが滑りやすい岩場や鎖場も所々あり気を付けて進む必要がありました。
そしてなんとかこの日も目的地に到着。するとテント場は既に混み合っていて、重なるようにして3人並べて設置しました。それにしてもここのテント場は全部斜めってるしベグもほとんどうてません。昨夜のような暴風ならひとたまりもない感じですが、皆リラックスして温泉のある山小屋を満喫しています。
ビール飲んでお風呂はいってるうちに『今日は風はふかない』という気持ちになりました(笑)
ここの山小屋はスタッフも感じが良くて過ごし易かったです。
それで、名物の温泉ですが、さすが日本一の天然湧出量だけあってジャカジャカ流れくる温泉に汚れたおやじどもが心地よさそうにつかってましたので自分も仲間に入ってサッパリ&リフレッシュさせて頂きました。
本当に気持ち良かったです。
それで寝に入ったのですが、過去のテント泊でいつもろくに寝れなかったのに、この日に限っては自然と眠ることができました。
そして0時半頃目が覚めたので、ペルセウス座流星群を見に起き出して星空を眺めていると30分で10個ほど確認できました。満足です。そして風もありません。安心して二度寝に入りました。

3日目、この日は雲のほとんどない澄み切った空で、これしかないと言うような御来光を眺める事ができました。最後まで本当に絶景。
そして、朝食後下山開始。残念ながら白馬ともこれでお別れです。
鑓温泉から双子岩までのルートは細い道や滑りやすい岩の箇所があるので最後まで気を抜かず進みます。そうして樹林帯に入りなだらかな歩きやすい道を行くと猿倉に到着。
残念ながら雷鳥さんには会えませんでしたが3日とも日中は晴れ、2日目は強風だったものの事故もなく過ごせ、最後は温泉と流星を楽しんだ素敵な山行となりました。
2日目途中から抜きつ抜かれつだった女性、同じルートだった石川県出身の若者、皆それぞれ無事に下山したでしょうか?またどこかの山で会いましょう。

遂に北アルプスデビューを果たし、次の北アルプスは涸沢からの奥穂高にしようと同行メンバーで盛り上がりましたので、またこのエリアに訪れることを楽しみにして帰途に着きました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:570人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら