初めての北アルプスは白馬岳三山周回
- GPS
- 50:12
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,343m
- 下り
- 2,320m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:15
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 8:01
天候 | 基本晴れ、1日目の夜は暴風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰りは猿倉からバスで八方駐車場まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
すごく危険なところは無かったような。雪渓も例年の半分くらいしか無いそうです。あ、雪渓から上は落石注意です。 あと、鑓温泉から猿倉へのルートで細いところが何カ所かあり注意。 |
その他周辺情報 | 八方駐車場併設の八方の湯で汗を流しました。はっきり言って風呂しか無いですがすっきりしました |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
会社の夏休みを利用して、山の日も絡めて初めての北アルプスは白馬岳に三山周回でテントを担いで行ってきました。
1日目、天気も良さそうです。風邪をひいて参加を悩んだものの美しい山の姿をみると病気も忘れますね。でも、初めてテント2泊分の重量が気持を現実に戻してくれます。
猿倉山荘からスタートして、暫くは整備された道を行き、その後雪渓へ。絶景です。。例年だと2時間あるところが今年は1時間で渡れるようです。
アイゼン無くても良さそうでしたが、つけた方が断然歩き易いです。軽アイゼンで十分。
途中クレバスもありますがきちんと目印があるので危険は無いです。
ずんずん登って雪渓を抜けると、ガレた急登の開始。落石しないよう本当に気を付けて登るとお花畑が一面に現れました。
しかし自分は体調不良と高山病とで息をあげながら物凄い形相で花には目もくれず登ります。
そして今日の体力ギリギリで白馬頂上宿舎に到着してほっ。
テント場はそれなりには埋まってましたがまだ余裕があるような状況でした。
食事してワイン飲んで就寝したところまでは良かったのですが、その後風が強まり一晩中暴風吹き荒れる状態で、いつ飛ばされるのかと気が気ではない夜を過ごす羽目になりました。
2日目、この日はまず白馬岳で御来光を見る予定でしたが、風が強い状態のままです。テントも心配だし、山頂もヤバいのではと思って躊躇してましたが同行の健脚1号は「俺は行きますよ」と迷いない返事で、夜明けまで余裕の無い時間になりましたがいざ出発。
寝起きの登りは本当に嫌な気分ですが、日の出に急かされ強風の中を頑張って登りました。幸い吹き飛ばされそうな風でもなかったのですが、時間切れになったので白馬山荘横の小高い所に行き先を変え待ちました。
しかし雲が濃くなかなか現れません。今日はもうダメかと白馬岳山頂に向かい、頂上に着くとやっと太陽が顔を出します。
初めて山の中で雲海を眺めながらの御来光でめちゃくちゃ感動しました。
その後はテント場に引き返し、朝食後テント撤収したのですが、強風のためテントや荷物が飛ばされないよう細心の注意が必要でヘトヘトになりました。
まあなんとかパッキングして次の目的の杓子岳へ。今日は更に鑓ヶ岳を経て白馬鑓温泉でもう一泊します。
途中自分だけ巻こうかと悩みましたが死ぬ気で残り二山も制覇。杓子も鑓もガレた色に特徴のある山でした。
さて、宿泊地の鑓温泉へ向かいます。ここからは下りでしたが滑りやすい岩場や鎖場も所々あり気を付けて進む必要がありました。
そしてなんとかこの日も目的地に到着。するとテント場は既に混み合っていて、重なるようにして3人並べて設置しました。それにしてもここのテント場は全部斜めってるしベグもほとんどうてません。昨夜のような暴風ならひとたまりもない感じですが、皆リラックスして温泉のある山小屋を満喫しています。
ビール飲んでお風呂はいってるうちに『今日は風はふかない』という気持ちになりました(笑)
ここの山小屋はスタッフも感じが良くて過ごし易かったです。
それで、名物の温泉ですが、さすが日本一の天然湧出量だけあってジャカジャカ流れくる温泉に汚れたおやじどもが心地よさそうにつかってましたので自分も仲間に入ってサッパリ&リフレッシュさせて頂きました。
本当に気持ち良かったです。
それで寝に入ったのですが、過去のテント泊でいつもろくに寝れなかったのに、この日に限っては自然と眠ることができました。
そして0時半頃目が覚めたので、ペルセウス座流星群を見に起き出して星空を眺めていると30分で10個ほど確認できました。満足です。そして風もありません。安心して二度寝に入りました。
3日目、この日は雲のほとんどない澄み切った空で、これしかないと言うような御来光を眺める事ができました。最後まで本当に絶景。
そして、朝食後下山開始。残念ながら白馬ともこれでお別れです。
鑓温泉から双子岩までのルートは細い道や滑りやすい岩の箇所があるので最後まで気を抜かず進みます。そうして樹林帯に入りなだらかな歩きやすい道を行くと猿倉に到着。
残念ながら雷鳥さんには会えませんでしたが3日とも日中は晴れ、2日目は強風だったものの事故もなく過ごせ、最後は温泉と流星を楽しんだ素敵な山行となりました。
2日目途中から抜きつ抜かれつだった女性、同じルートだった石川県出身の若者、皆それぞれ無事に下山したでしょうか?またどこかの山で会いましょう。
遂に北アルプスデビューを果たし、次の北アルプスは涸沢からの奥穂高にしようと同行メンバーで盛り上がりましたので、またこのエリアに訪れることを楽しみにして帰途に着きました。
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