また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 946660
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

奇跡の縦走 旭岳〜トムラウシ

2016年08月18日(木) 〜 2016年08月20日(土)
 - 拍手
syabin その他2人
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
24:36
距離
48.0km
上り
2,804m
下り
3,182m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:21
休憩
1:07
合計
6:28
7:54
7
8:01
8:01
7
8:08
8:14
12
8:26
8:29
17
8:46
8:53
92
10:25
10:29
11
10:40
10:55
30
11:25
11:26
32
11:58
12:15
2
12:17
12:19
21
12:40
12:40
9
12:49
12:58
48
13:46
13:49
33
2日目
山行
6:51
休憩
0:47
合計
7:38
6:06
6:10
99
7:49
7:49
43
8:32
8:43
52
9:35
9:49
43
10:32
10:49
88
12:17
12:18
40
3日目
山行
8:43
休憩
1:07
合計
9:50
5:22
5:25
29
5:54
5:55
6
6:01
6:02
44
6:46
6:47
45
7:32
7:32
35
8:07
8:25
20
8:45
8:46
35
9:21
9:35
35
10:10
10:11
39
10:50
11:04
79
12:23
12:35
32
13:07
13:07
65
14:12
14:13
10
天候 18日くもり 19日くもり 20日雨 
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
自宅−(電車)−羽田−(ANA)−新千歳−(電車)−札幌−(バス)−旭川−(タクシー)−旭岳温泉(泊)

登山(2泊3日)

トムラウシ温泉−(バス)−新得−(バス)−旭川(泊)−(バス)−札幌−(電車)−新千歳−(飛行機)−羽田−(電車)−自宅
つまり、行き帰りの移動に1日ずつ計2日使用。
コース状況/
危険箇所等
トムラウシの岩の道は歩きにくいが他は特に危険個所はありません。・・・天気が良ければですが。
その他周辺情報 登山前は旭岳温泉、登山後はトムラウシ温泉
羽田沖の海ほたる、北海道に行ってきます。
2016年08月17日 11:35撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/17 11:35
羽田沖の海ほたる、北海道に行ってきます。
ここから登山開始。大雪山旭岳ロープウェイですがたみ駅まで10分。
2016年08月18日 08:24撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/18 8:24
ここから登山開始。大雪山旭岳ロープウェイですがたみ駅まで10分。
まあまあの天気ということか。
2016年08月18日 08:26撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 8:26
まあまあの天気ということか。
ナナカマドも実をつけています。来月になれば、紅葉の便りも聞こえてくるでしょう。
2016年08月18日 08:38撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/18 8:38
ナナカマドも実をつけています。来月になれば、紅葉の便りも聞こえてくるでしょう。
姿見の池、写っているのは旭岳の途中まで。
2016年08月18日 08:53撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 8:53
姿見の池、写っているのは旭岳の途中まで。
青空が気持ちいい。でも今回の山行でPLフィルターを使用したのはここだけ。
2016年08月18日 08:55撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 8:55
青空が気持ちいい。でも今回の山行でPLフィルターを使用したのはここだけ。
観光地です。
2016年08月18日 08:55撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 8:55
観光地です。
地獄谷、音がシューシューと迫力あります。
2016年08月18日 09:21撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 9:21
地獄谷、音がシューシューと迫力あります。
金庫岩
2016年08月18日 10:36撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 10:36
金庫岩
山頂はあいにくのガスでした。
2016年08月18日 10:49撮影 by  Canon EOS M, Canon
3
8/18 10:49
山頂はあいにくのガスでした。
北の方が少しガスが薄くなって、比布岳でしょうか。
2016年08月18日 10:54撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 10:54
北の方が少しガスが薄くなって、比布岳でしょうか。
これから向かう稜線。
2016年08月18日 11:04撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 11:04
これから向かう稜線。
道は熊ヶ岳の右側を徐々に高度を上げていきます。
2016年08月18日 11:27撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/18 11:27
道は熊ヶ岳の右側を徐々に高度を上げていきます。
エゾツガザクラ
2016年08月18日 11:31撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/18 11:31
エゾツガザクラ
これから行く高根ヶ原のゆったりとした尾根。
2016年08月18日 11:44撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 11:44
これから行く高根ヶ原のゆったりとした尾根。
間宮岳分岐
2016年08月18日 12:06撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 12:06
間宮岳分岐
分岐を過ぎると左側に御鉢平がよく見えます。
2016年08月18日 12:28撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/18 12:28
分岐を過ぎると左側に御鉢平がよく見えます。
北海岳に向かって進みます。
2016年08月18日 12:49撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/18 12:49
北海岳に向かって進みます。
北海岳山頂
2016年08月18日 12:58撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/18 12:58
北海岳山頂
北鎮岳でしょうか。
2016年08月18日 13:02撮影 by  Canon EOS M, Canon
2
8/18 13:02
北鎮岳でしょうか。
チシマノキンバイソウ
2016年08月18日 13:15撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 13:15
チシマノキンバイソウ
なだらかな道が続きます。
2016年08月18日 13:23撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 13:23
なだらかな道が続きます。
エゾコザクラ
2016年08月18日 13:36撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/18 13:36
エゾコザクラ
チシマノキンバイソウ
2016年08月18日 13:37撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 13:37
チシマノキンバイソウ
白雲岳分岐の手前にある雪渓
2016年08月18日 13:40撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 13:40
白雲岳分岐の手前にある雪渓
キバナシャクナゲ
2016年08月18日 14:06撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/18 14:06
キバナシャクナゲ
チシマノキンバイソウですが、シナノキンバイと区別がつかない。
2016年08月18日 14:09撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/18 14:09
チシマノキンバイソウですが、シナノキンバイと区別がつかない。
チングルマは雪渓の近くではまだ花のものもありますが、この時期になると、ほとんどが綿毛担っています。
2016年08月18日 14:11撮影 by  Canon EOS M, Canon
2
8/18 14:11
チングルマは雪渓の近くではまだ花のものもありますが、この時期になると、ほとんどが綿毛担っています。
白雲岳避難小屋。1泊1000円です。テントも持参していますが、混んでなく、降りそうなので小屋に入れてもらうことにしました。
2016年08月18日 15:11撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/18 15:11
白雲岳避難小屋。1泊1000円です。テントも持参していますが、混んでなく、降りそうなので小屋に入れてもらうことにしました。
テン場から見るとなかなかのたたずまいです。1日前は台風7号でこの小屋で足止めの方が何人かいらしたようです。
2016年08月18日 16:12撮影 by  Canon EOS M, Canon
2
8/18 16:12
テン場から見るとなかなかのたたずまいです。1日前は台風7号でこの小屋で足止めの方が何人かいらしたようです。
風が吹くと揺れる小屋だそうです。小さいほうはトイレ。
和風便器2穴。ポッチャントイレですがまあまあ綺麗です。
2016年08月18日 16:15撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/18 16:15
風が吹くと揺れる小屋だそうです。小さいほうはトイレ。
和風便器2穴。ポッチャントイレですがまあまあ綺麗です。
夕焼け。
2016年08月18日 18:35撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/18 18:35
夕焼け。
10分寝坊をしたうえ、出発が予定より20分遅れ。今日は距離が長いぞ。
2016年08月19日 05:22撮影 by  Canon EOS M, Canon
2
8/19 5:22
10分寝坊をしたうえ、出発が予定より20分遅れ。今日は距離が長いぞ。
西側はどちらの山かわかりませんが見えました。
2016年08月19日 06:13撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/19 6:13
西側はどちらの山かわかりませんが見えました。
ワタスゲ
2016年08月19日 06:47撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/19 6:47
ワタスゲ
コマクサもおしまいです。登山道にも株があり、踏まないように気を付けて歩きます。
2016年08月19日 06:58撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/19 6:58
コマクサもおしまいです。登山道にも株があり、踏まないように気を付けて歩きます。
次の目標である忠別岳。
2016年08月19日 07:42撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/19 7:42
次の目標である忠別岳。
忠別岳の手前の鞍部に忠別沼があります。
2016年08月19日 07:42撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/19 7:42
忠別岳の手前の鞍部に忠別沼があります。
振り返って忠別沼。
2016年08月19日 07:49撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/19 7:49
振り返って忠別沼。
忠別岳。あいにく展望は山の下側のみ。
2016年08月19日 08:30撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/19 8:30
忠別岳。あいにく展望は山の下側のみ。
忠別岳山頂を左に曲がって素晴らしく大きなお花畑の中を下ります。
2016年08月19日 08:52撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/19 8:52
忠別岳山頂を左に曲がって素晴らしく大きなお花畑の中を下ります。
化雲岳近くの湿原です。
2016年08月19日 11:26撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/19 11:26
化雲岳近くの湿原です。
アオノツガザクラ
2016年08月19日 11:27撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/19 11:27
アオノツガザクラ
化雲を見ながら木道を進みます。
2016年08月19日 11:35撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/19 11:35
化雲を見ながら木道を進みます。
2人が登らないので、一人で化雲岳をカラ荷でピストンします。
2016年08月19日 11:50撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/19 11:50
2人が登らないので、一人で化雲岳をカラ荷でピストンします。
全くこの辺りは良いところです。
2016年08月19日 12:17撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/19 12:17
全くこの辺りは良いところです。
稜線を離れ、ヒサゴ沼避難小屋へ向かいます。
2016年08月19日 12:28撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/19 12:28
稜線を離れ、ヒサゴ沼避難小屋へ向かいます。
まったくお花畑ばかり。
2016年08月19日 12:37撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/19 12:37
まったくお花畑ばかり。
エゾツガザクラのピンクは綺麗でした。
2016年08月19日 12:43撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/19 12:43
エゾツガザクラのピンクは綺麗でした。
オトギリソウ
2016年08月19日 12:47撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/19 12:47
オトギリソウ
ヒサゴ沼避難小屋。だいぶ傷んでいますね。
2016年08月19日 12:54撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/19 12:54
ヒサゴ沼避難小屋。だいぶ傷んでいますね。
外壁も傷みがあります。
2016年08月19日 12:55撮影 by  Canon EOS M, Canon
2
8/19 12:55
外壁も傷みがあります。
内部の様子。2階へは垂直の階段なので1階の奥に入れてもらいました。
2016年08月19日 12:57撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/19 12:57
内部の様子。2階へは垂直の階段なので1階の奥に入れてもらいました。
内部の様子2、手前のザックは同宿のドイツ人カップルのもの。
携帯がつながらず、ラジオの情報で明日の天気がよくないことを知り、片言の英語でK氏が説明する。どうやら天人峡に降りるようだ。
2016年08月19日 12:57撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/19 12:57
内部の様子2、手前のザックは同宿のドイツ人カップルのもの。
携帯がつながらず、ラジオの情報で明日の天気がよくないことを知り、片言の英語でK氏が説明する。どうやら天人峡に降りるようだ。
水場は近くにありますが、北海道のエキノコックス対策で浄水器を使用。
2016年08月19日 13:45撮影 by  Canon EOS M, Canon
3
8/19 13:45
水場は近くにありますが、北海道のエキノコックス対策で浄水器を使用。
夕べはピラフのアルファ米だったが、今日は贅沢に角煮丼。
2016年08月19日 16:51撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/19 16:51
夕べはピラフのアルファ米だったが、今日は贅沢に角煮丼。
向こうの小さな建物がトイレです。ポッチャンです。木の床に四角い穴があるだけです。贅沢は言いませんが、匂いもすごくて、トイレに行ってくると、全身がしばらくトイレの臭い。たまったものは、年一度ヘリで下すそうです。臭いの駄目な人は携帯トイレの方がよいかも。
2016年08月20日 04:35撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/20 4:35
向こうの小さな建物がトイレです。ポッチャンです。木の床に四角い穴があるだけです。贅沢は言いませんが、匂いもすごくて、トイレに行ってくると、全身がしばらくトイレの臭い。たまったものは、年一度ヘリで下すそうです。臭いの駄目な人は携帯トイレの方がよいかも。
天気がどんどん悪くなるようなので、3時半起床、4時半出発です。雪渓を登り、稜線に戻ります。
2016年08月20日 05:03撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/20 5:03
天気がどんどん悪くなるようなので、3時半起床、4時半出発です。雪渓を登り、稜線に戻ります。
稜線まで登ります。
2016年08月20日 05:20撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/20 5:20
稜線まで登ります。
日本庭園を行く。
2016年08月20日 05:36撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/20 5:36
日本庭園を行く。
天沼
2016年08月20日 05:53撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/20 5:53
天沼
トムラウシのロックガーデン。
2016年08月20日 06:00撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/20 6:00
トムラウシのロックガーデン。
見渡す限りロック、ロック
2016年08月20日 06:44撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/20 6:44
見渡す限りロック、ロック
北沼分岐を左に入りトムラウシ最後の登り。
2016年08月20日 07:26撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/20 7:26
北沼分岐を左に入りトムラウシ最後の登り。
振り返り北沼。
2016年08月20日 07:26撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/20 7:26
振り返り北沼。
やっとたどり着いたトムラウシ山頂。小雨で少し風あり。
K氏100名山完登の記念撮影をして下山開始。
2016年08月20日 08:16撮影 by  Canon EOS M, Canon
5
8/20 8:16
やっとたどり着いたトムラウシ山頂。小雨で少し風あり。
K氏100名山完登の記念撮影をして下山開始。
南沼の分岐。
2016年08月20日 08:46撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/20 8:46
南沼の分岐。
トムラウシ公園。だんだんと雨が強く降り出し、コマドリ沢が心配で気持ちが焦ってくる。7年前のツアー登山の遭難の悪夢を見ているようだ。
2016年08月20日 09:37撮影 by  Canon EOS M, Canon
3
8/20 9:37
トムラウシ公園。だんだんと雨が強く降り出し、コマドリ沢が心配で気持ちが焦ってくる。7年前のツアー登山の遭難の悪夢を見ているようだ。
この先の二股がコマドリ沢だ。
2016年08月20日 10:33撮影 by  Canon EOS M, Canon
1
8/20 10:33
この先の二股がコマドリ沢だ。
渡渉点、普段はほとんど水は流れていないそうだが、濁流となっていた。必死で渡るが、左足をドボンする。
2016年08月20日 10:47撮影 by  Canon EOS M, Canon
2
8/20 10:47
渡渉点、普段はほとんど水は流れていないそうだが、濁流となっていた。必死で渡るが、左足をドボンする。
尾根に登り返し、尾根道を下るが雨のため道だか沢だかわからないほどの状態となってしまった。途中ですれ違った数組のトムラウシピストンの登山者は無事帰れるだろうか、心配になる。
2016年08月20日 11:51撮影 by  Canon EOS M, Canon
3
8/20 11:51
尾根に登り返し、尾根道を下るが雨のため道だか沢だかわからないほどの状態となってしまった。途中ですれ違った数組のトムラウシピストンの登山者は無事帰れるだろうか、心配になる。
カムイ天上
2016年08月20日 12:27撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/20 12:27
カムイ天上
なんとか登山口に到着。
2016年08月20日 14:12撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/20 14:12
なんとか登山口に到着。
もはや災害の気配。身の危険を感じる。
2016年08月20日 16:14撮影 by  Canon EOS M, Canon
7
8/20 16:14
もはや災害の気配。身の危険を感じる。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール シェラフ 折り畳み傘
共同装備
テント テントマット 調理用食材 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 無線機 ラジオ

感想

北海道合宿計画
 クワウンナイ川遡行計画を去年立案し、4月に早割で飛行機を取り、7月に入渓許可を取ったが、台風7号の影響で計画を変更し、旭岳からトムラウシの縦走に直前に切り替えた。学生時代の山の会のK氏の100名山完登記念も兼ね、2名がサポートに回り、最後の99座目と100座目の大雪山とトムラウシを目指す。

北海道大雨に泣く
 私にとっては、40年ぶりの北海道遠征山行であったにも関わらず、北海道の天気は我々を暖かくは迎えてくれなかった。行きの飛行機で台風7号を追い越し、旭岳温泉でやり過ごす。台風一過の北海道を満喫するはずが、前線の影響による大雨で北海道東部を中心に災害が起こるほどの雨。JRも運休となり、スピード下山により逃げるように旭川に向かった。帰りにはトリプル台風にかき回されたが、再び台風をまたいで羽田に到着できた。他の登山者はタイミングにより相当難儀をしていたようだ。
 我々にとっては、ぎりぎりのタイミングで何とか縦走することができる幸運をつかんだ。

旭岳−白雲岳避難小屋
 ロープウエイで楽ちんな登り、旭岳へひと登りすると、あとは登山道もなだらかで広々した風景の中を進む。

白雲岳避難小屋−ヒサゴ沼避難小屋
 熊の心配はあったが、広い尾根を歩く。終わりかけたお花畑と、美しい忠別沼を越え忠別岳へ。山頂東側は切れ落ちている。五色岳へは少し急な登りがあり、直角に曲がって化雲岳へこの辺りは木道も整備され、お花畑の中を進む。ひさご沼へは縦走をを離れ、徐々に下降してゆく。道は歩きにくいが雪渓やエゾコザクラの咲き乱れる道を行く。

ひさご沼避難小屋−トムラウシ温泉
 延々と続くロックガーデンの歩きにくい道を行く、ところどころに池もあり晴れていれば気持ち良い場所だろう。トムラウシは北沼の分岐から登る。やや急だ。下りも南沼の分岐まで急な下り。トムラウシ公園を過ぎてから前トム平まではかなりの登り返しだ。コマドリ沢出会で渡渉し(通常水はないようだが)右岸を少し沢沿いに下り尾根に取り付く。カムイ天上を経てトムラウシ温泉まで長い長い下りだ。

その他
 天人峡温泉は道路がえぐられて通行止めになってしまい孤立、外国人を含む80人が足止めとニュースになっていました。おそらく外国人とはあのドイツ人カップルのことでしょう。はるばる日本にやってきてあの天気では、あまり楽しめなかったのではと気がかりです。
 土砂崩れで帰れなくなることを恐れ、トムラウシ温泉に泊まる予定を取りやめ、その日のバスで新得へ出ることにした。新得から札幌への根室本線もずっと運転見合わせで、旭川行きのバスに乗り旭川のホテルに泊まって翌日札幌へ。この時も電車が運休しており、バスターミナルは混雑していた。なんとか予定を消化できたのは奇跡としか思えない状況であった。
 なお、言い訳になるが、3日目の大雨は予想できず、避難小屋でラジオの天気予報で知った時には、天人峡かトムラウシ温泉へ急いで下山するしか方法がなかった。ヘッドランプなしで行動開始できる時間に出発し、とにかく早くコマドリ沢を渡り下山することばかり考えていました。アプローチの長い山はこうした危険があることをあらめて思い知らされました。
 

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コメント

ぎりぎりでしたね。
初めまして、
同じコースを18日にトムラウシ温泉に下りました。
天候の状況、ぎりぎりで奇跡的にすり抜けましたね。
私は17日に台風7号にヒサゴ沼であい16−17日連泊停滞になりました。
19日に十勝岳の麓まで行きましたが大雨で断念、札幌までバスで移動しましたが途中道路冠水で消防がでて迂回になったり結構ひやひやでした。

でも旭岳から白雲・トムラウシはいい所でしたね。
水場が枯れていない時期に十勝・富良野岳まで縦走したいと思いました。
お疲れ様でした。
2016/8/26 17:19
Re: ぎりぎりでしたね。
コメントありがとうございます。
55akiraさんのトムラウシが写っている写真を見て、あらためて良い山だなと思いました。できれば自分の目で見たかったところですが・・
 白雲岳避難小屋では、台風7号の影響で連泊した方にお会いしましたが、やはりずいぶんと小屋が揺れたと聞きました。7号の来る前は比較的良い天気だったのですね。ヒサゴ沼にはまだ北大研究室のテントはありましたよ。何かの研究で山に入っているのでしょうね。
 なかなか北海道の山は遠いですが、満開のお花畑や、十勝・富良野岳もぜひ見てみたいと思っています。
2016/8/27 13:53
参考になりました
初めまして。
今年2017年8月に、旭岳ートムラウシー十勝岳を縦走予定です。ヒサゴ沼避難小屋の様子などいろいろ参考になりました。
ありがとうございます。
2017/5/14 21:00
Re: 参考になりました
参考にしていただき光栄です。十勝岳まで足を延ばされる予定ですか。距離は長いが素晴らしい景色が待っていると思います。7月の花の季節はテント場もかなりの混雑だったそうです。8月は花の季節は盛りが過ぎていてそれほどでもない感じです。(台風のせいかも)
北海道らしい広々とした山で、お天気の良い時にもう一度訪ねてみたい山ですが、本州からは遠くて旅費がかさむのが難点です。
tomytomyさん、私は見ることのできなかったトムラウシ山頂からの景色をヤマレコにアップしてください。期待しております。
フォローさせていただきますのでよろしく。
2017/5/14 21:32
Re[2]: 参考になりました
いいレコが書けるように今から行いをよくします。
楽しみで楽しみで待ち遠しいです。
ちなみに往復の飛行機、前泊と帰りのための旭川のホテル、どれも格安で取れました。
2017/5/14 22:53
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