キレットを越えて 赤岳,権現岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,945m
- 下り
- 2,274m
コースタイム
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
その他周辺情報 | 甲斐大泉パノラマの湯 市外在住 大人820円 |
写真
感想
新宿駅発11時ちょうどの特急あずさは13時15分に茅野駅に到着。
駅前のコンビニで買い物を済ませ13時45分のバスに乗り美濃戸口へ。
登山届を提出し14時30分に行者小屋へ向かって歩き出す。
美濃戸山荘の先から北沢と南沢に分かれるが、最短と思われる南沢を選択。
冬に来たときは前人のトレースを辿っただけなので、今回初めて通る感覚。
樹林帯の木漏れ日の中、沢の音に耳を傾けながら歩く気持ち良い登山道だ。
自分の予想より少し遅れて17時10分に行者小屋に到着。
小屋で幕営の受付を済ませ、風の影響を考え樹林帯に近い高台に寝床を設営する。
翌週の北ア登山のシュミレーションとして、あえてタープとシュラフカバーだけ。
寝袋を削ったためダウンやフリースなどのウェアだけが防寒の役目を果たす。
この日は自分が最後の受付かと思いきや5人ほど後続の幕営者がやってきた。
設営を終え夕陽で照らされ真っ赤に染まる南八ヶ岳の峰々を眺めながら杯を傾けた。
日が沈むとあっという間に寒くなる、小屋で買ったカップ麺を食べてから就寝。
23時半頃目を覚ましてからは、地味に寒く眠れなくなり星空を見て時間をつぶす。
ゴアのシュラフカバーでミニテント状態を目論んでみたのだが大間違い。
北アをこの組み合わせで臨むなら+寝袋は必要、もしくはテントの使用が無難。
3時半頃テントを畳んで出発する人がいたので自分も撤収をはじめ4時10分に出発。
まだ真っ暗だったので、懐中電灯の明かりを頼りに歩いていくが見事に道を誤った。
広い涸れ沢を進んでいくとガレて沢水も流れ始めたので、これは違うと判断した。
戻ったところの岩には、登山道の方向を示す矢印が明確にペイントされていた。
その頃には周囲も明るくなっていたので、懐中電灯をしまい風景を眺めながら歩く。
青天の予報だったが、朝靄が立ち込めていてクリアな朝陽は望めそうにない。
そうこうして中岳のコルに到着、荷物をデポし阿弥陀岳を登る。
20分ほどで山頂に到着、こちら側は晴れてるが赤岳には雲が湧き姿を覆っていた。
下山途中で話し込んだ老登山家と別れる際には赤岳を覆う雲も晴れ渡った。
今回の目的はキレットだから赤岳山頂まで行く必要はないのだがそこは貧乏性。
山があり、それも近ければ、ついつい登ってしまうのが登山者としての性(さが)。
とりあえず赤岳に登って記念撮影をした後そのままキレット方面へ向け歩を進める。
キレットはなかなかに険しく穂高や剱岳の前哨戦には丁度よさそうな塩梅。
核心部はさほど長くなく、鎖も整備され緊張感を維持し慎重に歩けば問題なさそう。
険しかった岩場が終わり樹林帯に入ると間もなくキレット小屋に到着。
そこから先は特に緊張感を要しない普通の登山道、旭岳は頂上まで行かずに捲いた。
長い長い梯子を登り少し歩くと目指す権現岳、昨年6月以来二回目の登頂となった。
どんどん曇ってくるので雨が降るのを危惧し三つ頭で休憩してからは急いで下りる。
軽くて滑らないと思って履いたガイドテニーは長く歩くのには向いてないようだ。
天の河原、天女山を経由し舗装道路に出て30分ほど歩いて甲斐大泉駅に到着。
駅の近くに温泉施設があるらしく、入浴するか悩むが14時7分の小海線に乗車。
帰りは青春18きっぷを使った鈍行列車の旅、4時間かけて着いた新小岩で途中下車。
馴染みの居酒屋で今年初の新秋刀魚の塩焼きを頂いた。
お疲れ様です!台風一過に八ヶ岳行けてよかったですね!その日は本当に天気も良く山日和だったので写真も素敵なものばかりですね!
わたしも今晩から南八入りして硫黄〜横〜赤〜阿弥陀にチャレンジしてきます!
ぜひ参考にさせてください(^^)
硫黄から横岳、赤岳、阿弥陀岳なんて南八ヶ岳ハイライトではないですか?!
ぶっちゃけ所々険しい場所もあるけどそれに応える満足感があります。
明日からは時折雨も降る予報なので気をつけて行って来てください。
レコ楽しみにしてます。
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