穂高岳<上高地〜重太郎〜穂高岳〜ザイテン〜パノラマ>
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,896m
- 下り
- 1,892m
コースタイム
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 9:46
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とても整備されています。道迷いもないでしょう。 鎖場、梯子、高度感のある箇所はありますが、ある程度の経験者であれば注意して通れば大丈夫だと思います。 |
その他周辺情報 | ■利用した水場 岳沢小屋:1リットル100円 穂高岳山荘:1リットル200円(宿泊テント泊無料) 涸沢ヒュッテ:無料 徳澤園:無料 ■日帰り入浴 上高地アルペンホテル、600円(税込) 受付は午後2時まで |
写真
感想
単独行になっておりますが、岳沢小屋までは先輩2名と同行
先輩2名:天狗沢〜ジャンダルム〜奥穂高岳
私(単独):重太郎新道〜吊尾根〜奥穂高岳
二日目は3名で行動
「さわやか信州号」で上高地に到着!
天気予報は、1日目は晴れ、2日目は曇りのち雨。
夜行バスはほとんど眠れず・・・まぁ自分の場合、車中泊でもほぼ寝られないので、寝不足なのはいつもの事か・・・(^_^;)
河童橋から吊尾根を見て「あそこまで行くのかぁ〜よっしゃ!」と気合十分。
岳沢小屋で準備を整えて、先輩2名と別れます。
先「じゃあ、奥穂高山荘で合流しよう!気をつけてね」
ta「はい。お互いに気をつけて行きましょう!」
重太郎新道、まずは樹林帯を九十九折に登って行きます。
暫くいくと最初の鎖場が出現。
ここからは梯子があったり、だんだん急になっていきます。
ザックも重いし、こりゃーしんどい(>_<)
でも景色は最高です!
休みながら少しずつ登って行くと、なんとか紀美子平に到着!
前穂高岳に登る予定だったけど、ガスガスだしパス!
いやー、本当はバテバテでキツカッタだけ・・・
紀美子平でお昼食べて、次は吊尾根です。
あと2時間ぐらいで穂高岳だし、まぁ〜なんとかなるっしょ。
はい、ここから本当の戦いが始まりました。
重太郎新道でヘバッタ身体に、容赦ないアップダウン。
なめてました吊尾根。ごめんなさい。
そんな中、先輩から電話。
先「ジャンダルム着いたよ!そっちはどう?」
ta「おー、すごいですね。やりましたね。こちらはかなりバテバテです・・・」
ジャンダルムに到着した先輩、コースタイム的には、こちらが早く山頂に到着するのでは?との話でした。
しかし、厳しい道のりは続きます。うー、全然進まない・・・
それでもちょっとずつ、少しずつ、歩いて行きます。
また先輩から電話。
先「お疲れ様。こっちは穂高岳に着いたよ、もう少しかな?」
ta「おめでとうございます。こちらは、たぶんまだだと思います。」
先「オッケー、少し山頂にいるけど慌てないで来てね。会えなかったら小屋で合おう」
そんなやりとりをして、5分ぐらいしたら山頂が見えました!この時は嬉しかったなぁ(*^_^*)
最後の力を振り絞り、山頂に向けて歩いていきます。
そして先輩2名と山頂で会えました!
この時はもうなんだか疲れ果てて、登頂の喜びよりも安堵感が強かったと思います。
ここから穂高岳山荘までは30分。
たまにガスが晴れると山荘の赤い屋根が見えました!
しかし、なんという事でしょう。山荘の手前には意地悪く急な下り、鎖、梯子があるのです。
「さすが穂高岳、生半可じゃないぜ・・・」
そしてなんとか、初日のゴールとなる山荘に無事到着!
テント場は混雑していて、最上階です。この石段も最高にしんどかった!
テントを張り終えると、外で横になって仮眠。
缶ビールで乾杯!うまい・・・うますぎる。
疲れ果てていて、家から持ってきた酒は一口も飲まずに寝ました。
とても良く寝ました。ぐっすり寝ました。
翌朝、晴れてて良い感じです。
疲れた身体で、ザイテングラートを下って涸沢へ。
涸沢からの景色は最高!
上高地までは横尾経由ではなく、パノラマコースを選択。
屏風のコルまでの登りが結構きつい!
それでもやはり、景色は良かったです。槍ヶ岳が見えました。
徳澤園に到着して本当に安心しました。
この徳澤園は、お洒落で良い雰囲気ですね。
食べなかったけど、カレーも美味しそうでした。機会があったら食べたい。
上高地アルペンホテルで入浴して、上高地食堂で、地ビールととんかつ定食。
いつも以上に写真が少ないのは本当にバテバテだったからです(^_^;)
実は昨年、荒天により重太郎新道で途中敗退となったルートでした。
それを今回、無事に歩き通す事が出来ました。
あと15分程で紀美子平、という所での撤退でした。
あの悔しさがあったからこそ、今回の嬉しさは格別です。
厳しくも楽しい穂高岳、また行きたいです。
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