念願の槍ヶ岳へ 何でザックの重さが27kgなんだ?

日程 | 2016年09月25日(日) 〜 2016年09月27日(火) |
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メンバー | |
天候 | 25:晴れのち曇り、26:雨のち曇り、27:晴れ |
アクセス |
利用交通機関
新穂高登山者用無料駐車場
車・バイク
経路を調べる(Google Transit)
|
地図/標高グラフ

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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
南岳新道途中で尻もちをついた際にGPSロガーが故障した。槍平小屋に12:00着/13:05発、トロトロ歩いて新穂高は17:34着。コースタイムより遅い。。。
コース状況/ 危険箇所等 | ・新穂高〜槍平小屋の沢にかかる滝谷の橋は大雨後注意 ・南岳新道は歩きにくい道です |
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その他周辺情報 | 新穂高駐車場から車で数分のところに「ひがくの湯(700円)」が便利。隣にレストランもあり、美味しい食事がいただけます。水曜定休、夜は8時頃までの営業のようです。 |
過去天気図(気象庁) |
2016年09月の天気図 [pdf] |
装備
備考 | 荷物の軽量化ですな。やはり、20kgくらいにしないとね…。 |
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写真
感想/記録
by shingen
初めての北アルプス山行。9月は毎週のように台風がやってきてなかなか山行に踏み切れなかったが、ようやく最終週にチャンスはやって来た。当初の計画は4泊5日で槍、雲の平、黒部五郎を周る予定だったが、荷物が多過ぎる75Lザック(重量27kg)を満足に担ぐことはできなかった。最初の林道歩きだけでばててしまったのだ。歩き始めてすぐに出会った77歳の女性のほうが私より歩くペースが早いくらいだ。最近の70代は老人とは言えないぞ。
初日は途中の槍平小屋でテント泊となった。昼間っからビール3缶、ヤケ酒で気分を紛らわせた。仕方なく小屋でザックを預かってもらい、サブバッグに必要最低限の荷物を入れて翌日から槍を目指すこととした。予定は大幅変更せざるを得ない。明日の天気は雨だし…。
2日目は朝から小雨が降り、荷物は軽いがかったるい山行だ。3時間弱で槍ヶ岳山荘に到着。この時雨は本格的で結局、槍で泊ることとした。他にもそういう人たちが多く、シーズンオフの平日だというのに宿泊者でごった返していた。また、海外からのツアーの団体も多く、中国人、韓国人、オランダ人と富士山のように海外でもメジャーな山となったようだ。夕飯までの時間がヒマを持て余したが、談話室でいろんな人に声をかけていくうちに10人くらいの輪ができた。山の情報収集にはもってこいだ。
3日目は1週間ぶりの快晴となった。小屋の前には夜明け前からヘッドランプを点けて槍ヶ岳を目指す人たちがいた。登ってみて分かったが怖いというほどのものではなく、拍子抜けしてしまったくらいだ。きちんと3点支持ができればなんてことはないのだ。ただ、背の低い人や60歳以上の人は大変だったようだ。遠望を楽しむのであれば日の出から30分くらいが限界かもしれない。明日から再び雨という予報なので、槍平にデポしたザックを取りに行き下山する計画に変更した。せっかくなので南岳経由で降りる道を選んだ。南岳までの稜線は特段困難な箇所はなく、3000m上の見晴らしの気分のよい道がずっと続き、北アルプスの雄大さを満喫できる。南岳小屋からは南岳新道を下るのだが、途中のピーク(2631m)まではよかったのだが、その後に地獄がやって来た。二度と歩きたくないというくらいの尾根道であった。10人くらいとすれ違ったがみんな登るのも大変そうだ。急坂ばかりだし、その上ほとんどのハシゴが壊れていて、また石の上は滑りやすく、登りも下りもこの上なく歩きにくいのだ。悲しきかな3回も滑って尻もちをついてしまった。ひどく疲れた。
槍平小屋からは再び27kgのザックを背負ってトボトボと下山したのであった。
初日は途中の槍平小屋でテント泊となった。昼間っからビール3缶、ヤケ酒で気分を紛らわせた。仕方なく小屋でザックを預かってもらい、サブバッグに必要最低限の荷物を入れて翌日から槍を目指すこととした。予定は大幅変更せざるを得ない。明日の天気は雨だし…。
2日目は朝から小雨が降り、荷物は軽いがかったるい山行だ。3時間弱で槍ヶ岳山荘に到着。この時雨は本格的で結局、槍で泊ることとした。他にもそういう人たちが多く、シーズンオフの平日だというのに宿泊者でごった返していた。また、海外からのツアーの団体も多く、中国人、韓国人、オランダ人と富士山のように海外でもメジャーな山となったようだ。夕飯までの時間がヒマを持て余したが、談話室でいろんな人に声をかけていくうちに10人くらいの輪ができた。山の情報収集にはもってこいだ。
3日目は1週間ぶりの快晴となった。小屋の前には夜明け前からヘッドランプを点けて槍ヶ岳を目指す人たちがいた。登ってみて分かったが怖いというほどのものではなく、拍子抜けしてしまったくらいだ。きちんと3点支持ができればなんてことはないのだ。ただ、背の低い人や60歳以上の人は大変だったようだ。遠望を楽しむのであれば日の出から30分くらいが限界かもしれない。明日から再び雨という予報なので、槍平にデポしたザックを取りに行き下山する計画に変更した。せっかくなので南岳経由で降りる道を選んだ。南岳までの稜線は特段困難な箇所はなく、3000m上の見晴らしの気分のよい道がずっと続き、北アルプスの雄大さを満喫できる。南岳小屋からは南岳新道を下るのだが、途中のピーク(2631m)まではよかったのだが、その後に地獄がやって来た。二度と歩きたくないというくらいの尾根道であった。10人くらいとすれ違ったがみんな登るのも大変そうだ。急坂ばかりだし、その上ほとんどのハシゴが壊れていて、また石の上は滑りやすく、登りも下りもこの上なく歩きにくいのだ。悲しきかな3回も滑って尻もちをついてしまった。ひどく疲れた。
槍平小屋からは再び27kgのザックを背負ってトボトボと下山したのであった。
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