北岳に来ただけ…?(白根御池テント泊で山頂往復)


- GPS
- 27:20
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,882m
- 下り
- 1,860m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 3:17
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 9:19
天候 | 10/9(日) 雨は朝10時ごろには上がり、行動中は曇り。気温は上がってやや蒸し暑い 10/10(月) 雲は多めながら概ね晴れ。寒気が入って朝の稜線では冷たい風が強く吹く。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
板橋5:03ー(池袋・新宿乗換)ー6:15 八王子 6:35ー(始発・松本行き普通)ー8:09 甲府 甲府駅9:00=(山梨交通バス2050円)=11:10広河原(少し早めの到着) ※3連休中日ですが、昼前まで雨の天気予報とあって、八王子6:35始発の松本行き、甲府9時発の広河原行き(乗客はバス1.5台程度)ともに混雑はありませんでした。 ▼帰り 広河原15:10=(山梨交通バス2050円)=17:05甲府駅 甲府駅17:30ー(JR 高尾・西国分寺乗り換え)ー北朝霞…朝霞台ー(東上線)ー下板橋 ※帰りのバスは14:30甲府行きは5台運行で満車でしたが、15:10の便は1台のみで、芦安を過ぎたら乗車率は6割程度? |
コース状況/ 危険箇所等 |
●広河原〜大樺沢二俣【道間違いあり】 ・橋で大樺沢右岸に渡った後、枝沢の渡渉点を見逃し、そのまま枝沢の右岸を進むミスをしました。(きちんと頭を使って歩いていれば、枝沢は必ず渡ることに気づくはず。)→登山道復帰まで2,3分 ●大樺沢二俣〜白根御池 トラバース道。細かく急なアップダウンを繰り返すので意外と消耗します。御池小屋ベースで肩の小屋〜八本歯のコルを周回する人を除けばほぼ歩かれることはないルートと思われます。 ●草すべり 過去に細かくルートを付け替えた場所も多く見られますが、現時点ではしっかり整備されていて問題なし。 ●小太郎尾根出合い〜肩の小屋〜山頂【道間違いあり】 尾根の西側をトラバース中、本来は水平に進むところを稜線寄りに進む踏み跡に誤って入り、最後は枯れた?ハイマツのヤブに行き当たりました。→登山道復帰まで1,2分 登山道はよく整備されていますが、シーズン末期のせいかペンキ印が薄くみづらくなっています。特に、北岳山頂→肩の小屋は視界不良時はルートを見失わないよう、注意を払う必要があります。 |
写真
池の向こうのダケカンバの林が同じ方向にそろって曲がっていて面白いです。
日の出は5時45分ごろ。月明りもない中、空が少し明るくなるのを待って5時10分白根御池を出発。すぐにヘッドライトが必要ない明るさになり、やがて日の出を迎えました。
「秋に咲くニガナに似た花=ヤクシソウ」だと思っていたのですが、葉の形が違う。
手元の図鑑で調べた限りでは、「カンチコウゾリナ」が一番近いが、自信はまったくありません。
感想
体育の日3連休もまたしても天気(予報)に翻弄され、直前まで行き先に悩むことになりました。
一番行きたかった谷川岳主脈は、日曜に前線が通過した後、月曜日が冬型気圧配置で天気が良くない可能性が高いため、ボツ。
さらに天気予報では日曜日の午前中に寒冷前線が関東を通過して、午後からは天気が回復するとあったので、夜叉神バス停10時過ぎスタートの鳳凰三山を南御室小屋テント泊で計画。登山計画書もプリントアウトしたものの、直前の天気予報をみると雨ピークが10時前後で正午前後まで降るとあったので、多少出発が遅くなっても大丈夫な北岳に再変更。
それでも鳳凰・北岳両方の可能性を残しつつ自宅を出発。電車の中での最新の天気予報をウェザーニュース(WN)のアプリで確認しようとしたが、エラー連発で起動すらしない!こんな時に限って!
(※Tenki.jpのアプリも入れてますが、WNのアプリのほうが全体的に使いやすいので頼りにしていたのですが…)
朝8時に甲府駅に着いたときは生暖かい風の吹く雨模様で、これから雨も本降りになるのだろう…と思っていたのですが、バスが夜叉神峠登山口に着いた時にはすっかり雨が上がっていました。ああ、これなら鳳凰でもよかったじゃん。まあ、いいか。北岳に来ただけで。今年2度目だけど秋に登るのは初めてだしね!
そんなこんなで登った5回目の北岳。
やはり天気予報が悪かったせいか、連休中の北岳とは思えないほど人が少ない!(といっても、ハイシーズンの和名倉山よりは多いです。当たり前か)
おかげで大樺沢で道を間違えるし、白根御池のほとりのテント場はガラガラだし、北岳山頂から景色が見えるのも久しぶりだし、なんといっても山頂も人が少なく静かでくつろげたしで、やっぱり北岳に来ただけでよかったじゃん!と思えました。
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今回は秋山の高山ということで、着るものにはかなり悩みましたが、
行動中は夏用の長袖シャツに、朝はウインドブレイカー代わりのレインウェア。稜線ではその間にフリースを一枚。ズボンも裏起毛などのない、夏でもはける普通のもの。テント場ではフリースの上にユニクロのダウン。
肩の小屋か北岳山荘でテントを張るなら、さらなる防寒対策が必要かと思いますが、白根御池ならこれで十分でした。
下山時は小太郎分岐を過ぎたら長袖シャツ1枚で広河原まで快適でした!
ちなみに朝の白根御池の気温は9度。朝4時ごろ星空も少し見えていましたが、全体的に薄く雲に覆われていたようで、おかげで放射冷却の冷え込みは弱かったようです。
それでも草すべり上部では霜柱がたっていたので、やはり御池と稜線では相当の差があることを実感しました。
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