【南八ヶ岳縦走】阿弥陀岳〜硫黄岳 【日本百名山 4座目】
- GPS
- 28:12
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,578m
- 下り
- 1,572m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 5:22
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:54
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所には梯子や鎖あり整備されている。 |
その他周辺情報 | 土曜日 朝 美濃戸口 やまのこ村駐車場は5時30分頃にはほぼ満車 |
写真
装備
個人装備 |
水 2000ml<br />お茶1050ml<br />ポカリ 900ml<br />持参したが
山荘ではお茶
コーヒー飲み放題だったため十分
|
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感想
今シーズン最後のチャンスを利用して、南八ヶ岳(阿弥陀岳~硫黄岳)を縦走しました。二日間ともに快晴で風もなく最高の天気でした。大変貴重な思い出になったので忘れないうちに書き残そうと思います。
1日目。午前2時に自宅を出発、この時間はさすがに車でも空いている。コンビニで水・お茶・ポカリ・ワインとパンを購入して、車を走らせ5時半に美濃戸口に到着、駐車料金(2000円)を支払い、準備をして明るくなってきた6時頃に出発。南沢ルートで業者小屋を目指します。南沢ルートは苔が多く、まるでもののけの世界。少しづつ高度を上げながら業者小屋まであっという間に到着しました。業者小屋では人が多く、ちょうど20人程度の団体様がいてトイレ待ちに10分ほど。業者小屋は八ヶ岳の西側でちょうど日陰になるために寒いんですね。水分とブラックサンダーを口にして阿弥陀岳に出発です。多くの方は地蔵尾根か文三郎尾根に向かっていきました。中岳のコルを目指して高度を上げていく最中に赤岳の背中から太陽が!日が当たって暑く、今日はアンダーウェアとロングTシャツで十分でした。中岳のコルにつくと富士山こんにちは。もう、すでに、来てよかった。阿弥陀岳へ向かいます。最初は梯子、問題なし、次に鎖、これも問題なし。この後に南側から昇るべきところを北側から進んでしまい、少し急な岩場を昇ることになってしまいました。「なんでさっきのところに梯子と鎖があってここにないねん。おかしいだろ。」はい、僕が間違ってました。無事、阿弥陀岳山頂に到着。山頂には僕を合わせて4人しかいませんでした。360°絶景パノラマ。特に西側の展望は最高でした。続いて中岳を越えて赤岳へ。赤岳山頂直下は急峻なところもありましたが、足場はしっかりしていて鎖もあるので問題なく通過できました。赤岳山頂は人がたくさん。写真を撮って赤岳展望荘に向かいます。ちょっと時間に余裕を持ちすぎてしまい11時頃に山荘に到着。昼からビール飲んで、雑誌読んで、昼寝して、写真撮って、散歩して。ゆっくり過ごしました。さいこー。夕食バイキングは本当に山小屋の食事かよと思うくらいおいしかったです。ごちそうさまでした。
夜は満月がとてもきれいでした。星空はまた次回に・・・。大部屋は満員で、一人ひとりの寝るスペースが寝袋1枚分しかありませんでした。こりゃ寝れんわ。
2日目。4時半頃に電気が付き、起床。朝ごはんは山荘ではなく持ち込んだパンを食べました。5時50分頃日の出。日の出とともに出発しました。まずは横岳。いきなり急な岩を登ることになるために息があがるあがる。それでも落ち着いてゆっくりと横岳を目指します。前情報から横岳は今回ルートの中で一番険しい道のりで、高所が苦手な僕は場合によっては引き返すことも覚悟していましたが、行ってみれば全然大丈夫でした。良かったぁ。最後に硫黄岳へ向かいます。硫黄岳山荘でバッジを購入し、広々として稜線を歩き山頂に到着。爆裂火口を写真におさめ、下山です。
帰り、やまのこ村から美濃戸口間でスリップして立ち往生している車がありました。「車を後ろから押すの手伝っていただけませんか?」と言われて、もちろん手伝いましたが、内心「こんな大きな車動くのかな・・・?」と心配でした。それでも3人がかりで押して何とか脱出。良かったです。自分も気を付けようと思います。
あっという間の2日間でしたが大変思い出深い記憶となりました。次に行けるのは何年後になるか分かりませんが。また挑戦したいです。そしてそのうちアルプスにも行きたいなぁ。
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