極寒の立山周回〜ちょっと残念なことも

2016年10月30日(日) [日帰り]

• GPS: 05:42
• 距離: 9.6km
• 登り: 979m
• 下り: 998m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:42

距離 9.6km 登り 979m 下り 998m

8:24 室堂
8:28 みくりが池
8:35 みくりが池温泉
8:44 8:45 雷鳥荘
8:57 9:10 浄土橋
10:08 10:09 剱御前小舎
10:51 10:55 別山南峰
11:29 11:31 真砂岳
12:17 富士ノ折立
12:38 12:40 立山
12:55 13:06 雄山
13:34 一の越山荘
14:01 みくりが池
14:06 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

暖かい時期なら、割と気軽に絶景を眺められるお勧めの縦走コースです。別山からコルへの下り、雄山から一の越への下りの後半のガレ場は、急傾斜なので注意してください。

その他周辺情報

室堂ターミナルから徒歩７〜８分にみくりが池温泉があります。日帰り入浴７００円、小さいですが泉質は抜群です。

写真

室堂ターミナルから雷鳥沢へ向かいます。

10/30 8:55

アレ！浄土橋の板が外されている！この寒さで靴を濡らすと大変！

10/30 8:57

と思ったら、石が並べてありました。増水してなくてよかったです。

浄土橋を渡った後、迂闊にも大走り方面へ向かってしまい、慌てて引き返しました。剣御前小舎へ向かって改めて登攀開始。10分余りのロスでした。

10/30 9:40

振り返ると、地獄谷、弥陀ヶ原、奥に連なるのは浄土山、国見岳、天狗山

10/30 10:23

出発から2時間で剣御前小舎に到着。写真は温かそうですが、大変な強風で凍えそうです。閉まっている小舎の陰で風を避け、小休止しました。

10/30 10:36

小舎を出て別山南峰へ向かいます。あまりの強風に相方が首をよじってます。

別山南峰です。剱をバックに記念撮影。北峰も踏む予定でしたが、余りの寒さに気力が萎えてしまいました。

10/30 10:50

まるで飴細工のようになった氷です。

10/30 10:52

光る氷玉で飾り付けられたハイマツ、そしてこれから向かう真砂岳、立山三山。

10/30 10:57

弥陀ヶ原方面

真砂岳へ続くコルへ下ります。ずっと奥に龍王岳も顔を覗かせています。

10/30 11:19

向こうに続く大日連山

10/30 11:26

海辺に吊るされたアジの干物みたい！

10/30 11:28

氷のクリスマスツリー

真砂岳到着、吹きっさらしなので、写真だけ取ってすぐ出発。

立山三山の一つ目、富士ノ折立に向かいます。

10/30 11:45

富山湾まで見渡せるいい天気です。寒さは相変わらず強烈ですが、、

10/30 12:09

富士ノ折立2999mで記念撮影、大汝をバックに

10/30 12:09

黒部湖をバックに

10/30 12:09

そして、劔方面をバックに

10/30 12:14

二つ目、最高峰の大汝山へ向かいます。小さく見える小屋は、映画「春を背負って」の舞台になった大汝山休憩所です。

ヨッコラショ

富山県最高点3015mに相方が立ちます。

強風のため、私はへっぴり腰

最後の雄山へ向かいます。

10/30 12:47

雄山神社

10/30 12:57

雄山神社の前で記念撮影、ウッ！薄毛が目立ってる

10/30 13:05

初めてここに来たのが小学6年生の全員登山。今でも富山県の小学校の多くで、この行事は続いています。なんと、あれから48年！

10/30 13:14

さっ、下山開始です。

10/30 13:14

一の越へ降りる急斜面。小学生が登るにしては厳しいガレ場です。

10/30 13:34

一の越山荘の前で、後は室堂ターミナルまでずっと石畳みのハイキングロードです。

10/30 14:01

みくりが池、向こう岸に見える建物がみくりが池温泉です。白濁してて肌がツルツルになります。

撮影機器：

COOLPIX AW110 NIKON

感想

minori1209

　北アルプスのシーズンは終了していますが、日曜日は快晴の予報だし、どうしても名残惜しくて、地元の立山に出かけました。寒いのは覚悟していましたが、雷鳥沢から稜線に近づくにつれ、寒烈風が凄まじく、低体温症の不安が頭を過るほどでした。しかしそのおかげで空気は澄み渡り、両立山連峰の絶景を思う存分堪能することができました。
　ただ一つ残念なことに、不愉快な出来事がありました。別山南峰にさしかかった辺りでしょうか、向こうからトレランのおにいさんが走って来られました。軽装で元気だな〜と思っていましたところ、いきなり「どっから上がってきたの？」雷鳥沢ですが、、「縦走？んっ！縦走？」（ちょっと時計に目をやり）「ん〜間に合うとは思うけど、山小屋は全部しまっているし、日暮れも早いから、気を付けて」と、超上から目線の物言い。まだ、10時半ですよ。ちゃんと予定通り14時過ぎにはみくりが池温泉に浸かってましたよ。我々がよっぽどよれよれに見えたのなら仕様がありません。もしかして、自分の速さを誇示したいがためにあんな物言いになったのなら、悲しいことです。「こんにちは、お気をつけて」山では気持ちよく挨拶を交わしたいものです。