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Yamareco

記録ID: 1247167
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

白根三山・広河内岳(8月のもやもやを吹き飛ばす快晴&寂峰でサプライズ)

2017年09月02日(土) 〜 2017年09月03日(日)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
29:47
距離
29.4km
登り
2,816m
下り
3,506m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:39
休憩
0:07
合計
3:46
11:47
11:47
78
13:05
13:09
9
13:18
13:21
31
2日目
山行
7:53
休憩
2:31
合計
10:24
5:17
7
5:24
5:32
18
5:50
6:03
39
6:42
6:49
28
7:17
7:31
53
8:24
8:42
35
9:17
9:29
33
10:02
10:12
22
10:34
10:54
20
11:14
11:17
15
11:32
11:48
14
12:02
12:07
74
13:21
13:46
99
15:25
15:25
16
15:41
奈良田駐車場
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
広河原からスタート
2017年09月02日 09:54撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/2 9:54
広河原からスタート
沢沿いの道
2017年09月02日 10:26撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
4
9/2 10:26
沢沿いの道
サラシナショウマのつぼみ
2017年09月02日 10:52撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/2 10:52
サラシナショウマのつぼみ
ガスが。
2017年09月02日 11:34撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/2 11:34
ガスが。
シナノキンバイ
2017年09月02日 11:42撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
9/2 11:42
シナノキンバイ
お花いろいろ
2017年09月02日 11:42撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/2 11:42
お花いろいろ
二俣
2017年09月02日 11:50撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/2 11:50
二俣
三色
2017年09月02日 12:12撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/2 12:12
三色
ウメバチソウ
2017年09月02日 12:55撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
9/2 12:55
ウメバチソウ
ウメバチソウとコゴメグサ
2017年09月02日 12:56撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
9/2 12:56
ウメバチソウとコゴメグサ
ナナカマドの実。今年の紅葉はどうなる?
2017年09月02日 13:01撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/2 13:01
ナナカマドの実。今年の紅葉はどうなる?
ナデシコ
2017年09月02日 13:07撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
7
9/2 13:07
ナデシコ
小太郎分岐付近
2017年09月02日 13:23撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/2 13:23
小太郎分岐付近
小太郎方面
2017年09月02日 13:23撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
9/2 13:23
小太郎方面
イワヒバリ
2017年09月02日 13:25撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/2 13:25
イワヒバリ
吸い込まれそう
2017年09月02日 13:26撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
5
9/2 13:26
吸い込まれそう
肩の小屋に到着
2017年09月02日 13:50撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/2 13:50
肩の小屋に到着
夕食
2017年09月02日 16:40撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
9/2 16:40
夕食
夕食後に散歩
2017年09月02日 17:11撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
6
9/2 17:11
夕食後に散歩
富士
2017年09月02日 17:12撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
4
9/2 17:12
富士
鳳凰
2017年09月02日 17:18撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
9/2 17:18
鳳凰
ちょっと登ってみましょう。
2017年09月02日 17:21撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
9/2 17:21
ちょっと登ってみましょう。
サンダル履きだったので、両俣分岐まで。
2017年09月02日 17:34撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
5
9/2 17:34
サンダル履きだったので、両俣分岐まで。
2017年09月02日 17:34撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/2 17:34
雲頂高度が下がっていきます。
2017年09月02日 17:38撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
6
9/2 17:38
雲頂高度が下がっていきます。
雲がじわじわ圧縮されていく感じ。
2017年09月02日 17:39撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
9/2 17:39
雲がじわじわ圧縮されていく感じ。
両俣方面
2017年09月02日 17:42撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
9/2 17:42
両俣方面
間ノ岳。雲が鞍部を越えて流れていきます。
2017年09月02日 17:44撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
6
9/2 17:44
間ノ岳。雲が鞍部を越えて流れていきます。
仙丈ヶ岳の左上に北アルプス。槍と穂。
2017年09月02日 17:45撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
9/2 17:45
仙丈ヶ岳の左上に北アルプス。槍と穂。
甲斐駒も頭が見えてきました。
2017年09月02日 17:48撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
12
9/2 17:48
甲斐駒も頭が見えてきました。
オベリスクもしっかり確認できます。
2017年09月02日 17:48撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
5
9/2 17:48
オベリスクもしっかり確認できます。
オベ。
2017年09月02日 17:48撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/2 17:48
オベ。
雲の様子が劇的です。
2017年09月02日 17:56撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9
9/2 17:56
雲の様子が劇的です。
すばらしい
2017年09月02日 17:59撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
7
9/2 17:59
すばらしい
仙丈ヶ岳と夕日
2017年09月02日 18:05撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9
9/2 18:05
仙丈ヶ岳と夕日
薬師岳の山頂のアーベントロート
2017年09月02日 18:07撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
5
9/2 18:07
薬師岳の山頂のアーベントロート
雲がだいぶ縮みました。伊那谷は雲海。
2017年09月02日 18:08撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
9/2 18:08
雲がだいぶ縮みました。伊那谷は雲海。
トウヤクリンドウと甲斐駒ヶ岳
2017年09月02日 18:09撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
5
9/2 18:09
トウヤクリンドウと甲斐駒ヶ岳
仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳
2017年09月02日 18:11撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
9/2 18:11
仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳
ほぼ日没。
2017年09月02日 18:14撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
9/2 18:14
ほぼ日没。
早朝の富士
2017年09月03日 05:04撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
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9/3 5:04
早朝の富士
早朝の鳳凰
2017年09月03日 05:16撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
9/3 5:16
早朝の鳳凰
ご来光です。
2017年09月03日 05:16撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
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9/3 5:16
ご来光です。
甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳
2017年09月03日 05:19撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
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9/3 5:19
甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳
鳳凰の向こう側は奥秩父の山々
2017年09月03日 05:22撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
9/3 5:22
鳳凰の向こう側は奥秩父の山々
甲斐駒、赤岳、鳳凰
2017年09月03日 05:26撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
4
9/3 5:26
甲斐駒、赤岳、鳳凰
仙丈ヶ岳のモルゲンロート
2017年09月03日 05:27撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
9/3 5:27
仙丈ヶ岳のモルゲンロート
ほんのり富士
2017年09月03日 05:28撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
4
9/3 5:28
ほんのり富士
イワギキョウ
2017年09月03日 05:32撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/3 5:32
イワギキョウ
中央アルプス。雲海には北岳の影
2017年09月03日 05:43撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
9/3 5:43
中央アルプス。雲海には北岳の影
北岳山頂と、ちょっとだけ富士山。
2017年09月03日 05:44撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
6
9/3 5:44
北岳山頂と、ちょっとだけ富士山。
北岳山頂
2017年09月03日 05:52撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
6
9/3 5:52
北岳山頂
富士と雲海
2017年09月03日 05:55撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
4
9/3 5:55
富士と雲海
北岳の影。光輪が見えます。
2017年09月03日 06:03撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
5
9/3 6:03
北岳の影。光輪が見えます。
北岳山頂
2017年09月03日 06:04撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/3 6:04
北岳山頂
間ノ岳方面
2017年09月03日 06:05撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8
9/3 6:05
間ノ岳方面
イブキジャコウソウ
2017年09月03日 06:23撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/3 6:23
イブキジャコウソウ
間ノ岳。美しい。
2017年09月03日 06:30撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8
9/3 6:30
間ノ岳。美しい。
北岳山荘。水を補給(無料)
2017年09月03日 06:42撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/3 6:42
北岳山荘。水を補給(無料)
間ノ岳に向かいます。
2017年09月03日 07:15撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
9/3 7:15
間ノ岳に向かいます。
振り返ると、北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳
2017年09月03日 07:20撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
5
9/3 7:20
振り返ると、北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳
中白根山に到着。
2017年09月03日 07:29撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/3 7:29
中白根山に到着。
アーチが美しい
2017年09月03日 07:37撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
4
9/3 7:37
アーチが美しい
北岳と池山尾根
2017年09月03日 08:08撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/3 8:08
北岳と池山尾根
ウラシマツツジ。紅葉化がはじまる。
2017年09月03日 08:08撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/3 8:08
ウラシマツツジ。紅葉化がはじまる。
トウヤクリンドウと仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳
2017年09月03日 08:23撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/3 8:23
トウヤクリンドウと仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳
間ノ岳山頂に到着。北岳、甲斐駒ヶ岳、赤岳がみえる。
2017年09月03日 08:26撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9
9/3 8:26
間ノ岳山頂に到着。北岳、甲斐駒ヶ岳、赤岳がみえる。
間ノ岳の先は広い。富士も雲海の上。
2017年09月03日 08:27撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
9/3 8:27
間ノ岳の先は広い。富士も雲海の上。
農鳥、塩見、荒川、赤石。素晴らしい!
2017年09月03日 08:27撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
6
9/3 8:27
農鳥、塩見、荒川、赤石。素晴らしい!
熊ノ平へはここで分岐
2017年09月03日 08:28撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/3 8:28
熊ノ平へはここで分岐
北岳が鋭峰にみえるようになりました。
2017年09月03日 08:38撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
11
9/3 8:38
北岳が鋭峰にみえるようになりました。
北岳、鳳凰、奥には奥秩父
2017年09月03日 08:45撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
4
9/3 8:45
北岳、鳳凰、奥には奥秩父
農鳥岳が近づく
2017年09月03日 08:57撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/3 8:57
農鳥岳が近づく
農鳥小屋
2017年09月03日 09:16撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
9/3 9:16
農鳥小屋
農鳥小屋
2017年09月03日 09:17撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/3 9:17
農鳥小屋
水は十分でしたが、コーラを購入500円。うまい。
2017年09月03日 09:29撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/3 9:29
水は十分でしたが、コーラを購入500円。うまい。
農鳥の下り。振り返って。
2017年09月03日 09:33撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
9/3 9:33
農鳥の下り。振り返って。
間ノ岳。2999mの三峰岳も。
2017年09月03日 09:34撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
4
9/3 9:34
間ノ岳。2999mの三峰岳も。
熊ノ平小屋
2017年09月03日 09:54撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/3 9:54
熊ノ平小屋
塩見岳
2017年09月03日 09:54撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
6
9/3 9:54
塩見岳
振り返って間ノ岳
2017年09月03日 10:00撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
9/3 10:00
振り返って間ノ岳
西農鳥岳。農鳥岳は右(富士の下)。
2017年09月03日 10:01撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/3 10:01
西農鳥岳。農鳥岳は右(富士の下)。
塩見、荒川、赤石
2017年09月03日 10:01撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
9/3 10:01
塩見、荒川、赤石
西農鳥岳
2017年09月03日 10:04撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/3 10:04
西農鳥岳
農鳥岳
2017年09月03日 10:35撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/3 10:35
農鳥岳
塩見方面
2017年09月03日 10:58撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/3 10:58
塩見方面
美しい
2017年09月03日 11:07撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
9/3 11:07
美しい
大門沢下降点。ガスの中
2017年09月03日 11:14撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/3 11:14
大門沢下降点。ガスの中
広河内岳に向かいます
2017年09月03日 11:18撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/3 11:18
広河内岳に向かいます
素晴らしい広河内岳
2017年09月03日 11:26撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
4
9/3 11:26
素晴らしい広河内岳
なんと、広河内岳にhirokさん。
2017年09月03日 11:40撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
7
9/3 11:40
なんと、広河内岳にhirokさん。
白峰南嶺。いい感じで続いています。
2017年09月03日 11:40撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/3 11:40
白峰南嶺。いい感じで続いています。
塩見岳は雲に。
2017年09月03日 11:41撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/3 11:41
塩見岳は雲に。
農鳥岳は南から見た方がかっこいい
2017年09月03日 12:05撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/3 12:05
農鳥岳は南から見た方がかっこいい
大門沢をひたすら下ります。
2017年09月03日 13:55撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
9/3 13:55
大門沢をひたすら下ります。
駐車場に到着。
2017年09月03日 15:38撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
9/3 15:38
駐車場に到着。
帰りのPAにて夕食
2017年09月03日 19:00撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
9/3 19:00
帰りのPAにて夕食

感想

■ 当初は熊ノ平小屋の計画
 白根三山のルートは、たいへん魅力的なルートですが、北岳山荘や肩ノ小屋は週末は相当な混雑が予測されるため、熊ノ平小屋泊で計画をしていました。2日間晴れる日はなかなかなく、計画が塩漬けのまま今回まできてしまいました。
 こうしたなか、今週末は台風の影響の可能性があり、山行きを中止にした登山者も多いと想定されたこと、朝のうちは雨も予想されたことなどから、出発時間を遅らせる(奈良田バス第1便→第2便)、宿泊先を手前に変更(熊ノ平→肩ノ小屋)として組み替えていくこととしました。
 なお、奈良田駐車場にて、肩ノ小屋に電話予約しています。一人一スペースは大丈夫そうなことを確認しています。(混雑するようなら白根御池泊に再変更もありうるかと考えていました)

■ 東京は雨だけど
 出発時は東京はかなりの雨でしたが、中央道で甲府盆地に入ると、北岳をはじめとして南アルプスの展望が広がりました。結果的には奈良田バス1便でよかったようです。
 奈良田は第二駐車場に駐車。車の台数は少ないです。第2便のバスも、釣り人も含めて全員着席できたぐらいです。広河原も、時間帯が遅いので、静かでした。

■ 肩ノ小屋へ
 大樺沢ルートで登りますが、時間帯が遅いのか、静かな山歩きとなりました。小太郎分岐からの稜線もガスで展望はわずかでした。肩ノ小屋からも、ときおり山頂方面が見えたり、富士山がちらりと見えた程度でした。
 小屋では、夕食の時間は1回目(16:40だったかな)と案内されました。1日目は48人ですので、48番以内の到着ということでしょうか。この日は夕食3回転ということですので、最大でも144人以下、定員は150人と表示されてますので、1人1スペースといったところでしょう。なお、1スペース確保できましたが、敷き布団3枚に4スペース表示されています。(通路側ということもあり、それなりの空間が確保でき狭くて困ったことにはなりませんでした)
 それにしても、横になるもなかなか眠れませんでした。狭いとか、うるさいとかではなく、単に苦手なようです。というか、早い時間帯に寝れないというだけかもしれませんが。

■ みごとな夕暮れ
 夕食後に散歩に出てみると、北岳周辺では雲頂高度が下がり、ガスがとれ始めました。西側の野呂川の谷、東側の早川の谷の両方が降温された効果かと思います。時間経過とともに仙丈ヶ岳、さらに遅れて甲斐駒ヶ岳がガスから抜け出ました。たいへん興味深い気象現象でした。
 夕食後の散歩は、両俣分岐まで行ってみました(小屋のサンダル履きだったのでここまで)。分岐からは間ノ岳も見ることができました。日没は雲海に沈み、静かに見ることができました。

■ 朝から快晴、3000mの稜線
 4時半頃、外に出てみますが、星がきれいです。東の空も赤くなりつつあります。しかし、とても寒いです。この日の気温は5度だったとのことです。朝食を食べて、ご来光を見てからのスタートです。
 この後は、北岳、間ノ岳、農鳥岳と、行く先々ですばらしい景色が望めました。特に北岳は、南から見るとかなりの鋭鋒に見えるのに改めて驚きました。また、登り返しも200m級とそれほどではなく、各所で写真を撮ったりして、始終のんびりモードで歩くことができました。

■ 広河内岳でサプライズ
 大門沢下降点に到着時点で、時間的に余裕があるし、天気もすばらしく、体力も余力があるので、広河内岳まで往復することとします。
 広河内岳までの道は、これまでとは異なり、だれもおらず静かな山歩きとなりました。稜線の美しい道で、後ろを振り返ると農鳥岳の勇姿がすばらしいです。
 途中の小ピークから、山頂で休憩している人が1人確認できました。広河内岳に近づくと、その登山者が下ってくるのがみえました。つい最近、みたようなウエアの登山者です。驚きました。なんとhirokさんでした。(今週のhirokさんは北アではないかと予想していました)
 私が大門沢下降点で寄り道せずにそのまま下っていたら会えなかったので、ちょっとした偶然の積み重ねに驚きます。なお、hirokさんと偶然の出会いは4回目で、栃木足利の山、伊豆稜線、乗鞍岳、広河内岳です。乗鞍以外は登山者の少ない場所ですから、そういう場所ほど出会う可能性が多いということでしょうか。

■ 長〜い大門沢ルート  
 長い大門沢の下りですが、hirokさんの今回の白根南嶺の話とか、熊ノ平から塩見岳のルートの話とかを聞き、新たな情報を仕入れたので、これからの山行きにいかしたいと思います。長いルートでとても暇なので、hirokさんと一緒で助かりました。ただ、長いのは確かですが、途中で沢、橋などがあり、それなりに変化があって、1月前に行った鳳凰の中道よりは飽きなかった感じがしました。

■ おわりに
 下山後はhirokさんにおすすめを聞いて、奈良田の温泉に入りました。550円と安いですが、お湯は「つるつる系」で、いいかんじでした。hirokさんは直帰するとのことで、今回は私一人で入浴です。
 8月のもやもやを吹き飛ばすような展望。そしてhirokさんとの出会い。エキサイティングな2日間でした。

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コメント

絶景の北岳〜間ノ岳〜農鳥岳
素晴らしいですねー  羨ましいです(笑)
まさに台風一過だったのでしょうか
僕も天気のいい時にぜひ再訪したいと思います
2017/9/5 10:45
Re: 絶景の北岳〜間ノ岳〜農鳥岳
cyberdocさん、こんばんは。

以前から計画していましたが、なかなか行けず。
cyberdocさんの先月のレコをみて、行きたい気持ちが大きくなりました。

今までは熊の平小屋泊を考えていましたが、
cyberdocさんの白根御池小屋のレコをみていてとても良さそうだったので、
2日目の行程が若干長くなりますが、
台風の影響があるならそれもありかなぁなんて考えていました。

天気がよかったので、肩の小屋に変更しましたが、
結果的に、夕日、朝日と両方みられてよかったです。
2017/9/5 23:01
美しい朝景
sat4さん、こんばんは

3日の朝はとても美しい景色だったのですね。
北岳からだと富士山はもちろん、甲斐駒や仙丈ヶ岳など役者が多数見えるので、
見応えがありますね。
南アから見る富士山はとても好きです。
近くに見えて山容もとても美しい!
夕景、朝景を見るために小屋に泊まる価値はありますね。
ちなみに私のプロフ写真は中白根付近からの北岳です。

帰りは風呂にも入らず、おやつも食べずに帰りましたが、
4時間かかってしまいました。
旧秋山村へ流入した車が異常に多かったです。
少し遅くずらしたほうが良かったかも。
2017/9/5 22:28
Re: 美しい朝景
hirokさん、こんばんは。

いいタイミングで行くことができました。
あらためて、この8月はなんだったんだろうと、過去の思い出になりつつあります。
3000m峰×3は、さすがに素晴らしい展望でした。
プロフ写真、北岳行かれたときのものだったのは覚えていますが
中白根からだったんですね。あらためて、雲がすごいダイナミックです。

今回のルート。スター軍団が次々とあらわれ、見る角度が変わるとまたそれが美しく、
もっと早く踏んでおくべきだったなぁと思います。
小屋泊は苦しいですが、なんとか慣れたいと思います。

奈良田で入浴して、15分仮眠して、谷村PAで食事したので、
おそらく1時間半〜2時間ほど後に同じルートをたどっていますが、
相模湖の直角に曲がるところの橋の上で信号待ち渋滞(10分くらい?)がありました。
こんどは、平野〜道志〜相模原IC経由とどっちが早いか、ためしてみます。
2017/9/5 23:11
サプライズすぎ
sat4さん、こんにちは。

小屋泊だったのですね。(記録は日帰りになってますね)
hirokさんとの驚きの遭遇は、hirokさんにもコメントした
ので、これだけにして(笑)

このタイトル、自分でも同じような(ダメな夏を吹き飛ばす、みたいな)
タイトルのレコを書いたなあと確認してみると、2014年でした。
今年の夏の酷さは、2014年を上回ってましたね。
で、最高の週末に山頂泊ですか。さすがです!(混雑も回避ですし!)

sat4さんもコメントしていますが、この周辺は普通に突入すると
バスといい、小屋といい混みますよね。以前、北岳山荘でテン泊の受付をして
いる時に、となりで小屋泊の受付をしていた若い女性が布団1枚に2名から3名
になるけど大丈夫?なんて言われて絶句していました。

広河内岳の写真よいですねえ。広河内岳や笹山、蝙蝠岳などこのあたりは
一時期かなり歩くルートを検討したのですが、置いたままになってます。
いつか。。。
2017/9/6 16:40
Re: サプライズすぎ
youtaroさん、こんばんは。
(日付修正しました。ありがとうございました)

「ダメダメの夏を吹き飛ばす!」。2014年もこんな天気の年でしたか。
ここ最近、8月はいまいちですね。
youtaroさんの過去レコをみていると、山行きの工夫があって、興味深い。
あらためて読んで、参考にさせていただきたいとおもいました。

広河内岳。大門沢下降点から近いので皆さん、寄ったらいいのに
と思えるようないい場所でした。
誰もおらず独り占めかと思いましたが、hirokさんがいました。
笹山に向けての稜線がいいかんじでしたので、おすすめです!

3日の日曜日は、バスも山も大混雑だったようですから、
いいタイミングでいけました。
今年の夏がわるすぎましたが、なんか、心が救われたようなきがします。
2017/9/6 23:12
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