農鳥岳・間ノ岳・北岳 ☆天空の稜線歩き♡ 奈良田⤴ 広河原⤵☆
- GPS
- 33:40
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 3,724m
- 下り
- 3,031m
コースタイム
- 山行
- 9:23
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 11:14
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:53
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路側に「駐車場」の大きな文字と「この先に駐車場はありません」の看板が目印。バス停、トイレ、水あり。 帰り:広河原から奈良田行バスで43分 運賃・利用者協力金で1.130円 下車する停留所名は「奈良田駐車場」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
奈良田駐車場から第一発電所、さらに登山口の表示のある標高1,020mまで舗装された道。 一旦登山道に入ったかと思うと砂防工事などでう回路を歩きます。 砂防堰堤や工事箇所を過ぎてようやく登山道、丸太でできた橋で渡渉を数回、標高1,700mの大門沢小屋に至ります。 小屋を過ぎて標高2,100m付近から長い急登が始まる。 急登の終盤はゴーロ帯で足元注意 標高2,700m辺でダケカンバの明るい林に出るが、稜線、大門沢下降点はまもなく。 大門沢下降点からは気持ちの良い稜線と巻き道で農鳥岳、さらに西農鳥岳、大きく下って農鳥小屋に至る。この間普通の登山道で特に危険個所はない。 農鳥小屋から間ノ岳、中白根山、北岳山荘は緩く長いアップダウンが続くが特別危険個所はない。 北岳山荘から北岳、歩きやすい道だが、後半段差が大きな岩場、山頂近くでは急登、階段あるが時に危険はない。 北岳から白根御池小屋は小太郎尾根分岐から急な下りが始まる。 白根御池小屋から広河原は樹林帯の道、最初アップダウンあるがやがて急な下り、沢の音が大きく聞こえるようになってきたら広河原が近い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
初めての縦走型のテン泊に挑戦。
いきなりハードルの高いコースで相当に心もとない感じでのスタートとなった。
このところ台風や前線の影響で登山に適した日がなかなか訪れないと思っていた矢先、ヤマテンの予報によればこの二日間は絶好の登山日和。
テン泊がしたいと既にいくつか想定していた山行計画の中から今回のコースを選択。
多少アレンジして一泊コースを前日に作った。
そして急遽荷造り。あわただしい準備。
最近寝不足気味の山歩きが多いが、テント、食料などで重い荷物背負って標高830mの奈良田から、同3,000mを越える農鳥岳、西農鳥岳に初日に登るので体調管理を考えて、睡眠を確保できそうな車中での前泊を選択。
車の後部座席フラットにして毛布一枚、よく寝られてよかった!(^^)!
二度目で今年は初めてのテン泊、実際やってみると、あれも足りない、これも欲しかった、・・・想定していなかったものがいくつも見つかった。
暑い時期の山行が続いていたので、寒さ対策はあまり実感をもって考えておらず、この日いきなり訪れた夜間の冷え込みにはかなりビビった。
昨秋のテン泊で寒かった経験からその後購入しておいたダウンパンツに随分救われた。
寒さに耐えつつ朝を迎えられて本当に「やれやれ」でした。
家に帰ってから持ち物・装備リストにいろいろ書き加えた。
今回コースの峰々、通称「白峰三山」と呼ばれている。
しかし、実際には3,000mを越える山が5座。
順番に農鳥岳(標高3,026m)、西農鳥岳(同3,051m)、間ノ岳(同3,189m)、中白根山(同3,055m)、北岳(同3,193m)。
このうち西農鳥岳と中白根山は認知度が低い気がして残念な気がする。
特に中白根山はこれらの山の中で三番目の標高を誇るのにである。
実際、自身も間ノ岳を過ぎて次は北岳と思い込んでいてお恥ずかしい限り。
念願の白峰三山縦走ができてとても満足・・というよりも安堵している感じ。
最高の天気に恵まれての稜線歩きは、もう言葉に言い表せない至福の時間だった。
実際帰ってこられたからよかったけど、重い荷物背負って長い道中歩くのはしんどかった。
今回の筋肉痛が癒えたら・・またトレーニングします。
テント泊装備で南下ではなく北上で二日間は結構タイヘンだと思います。
大門沢から稜線降下点までの激登りに、テン泊装備の重量がのしかかって心が折れそうになってしまいそうですね。
off_roader さん、こんばんは、そしてコメントありがとうございます。
とても充実した二日間を過ごすことができて、本当に良い経験の山旅でした。
正直荷造り終えて背負ってみてザックの重さに「大丈夫かい!?」
妻にも「ビビってるんだけど・・・」と言いつつ出発しました。
大門沢登りながら、ビバークするにもテント張れそうな平らな所がないなあなどと考えておりました。
久しぶりに登山後の筋肉痛を味わっております。
下山後に off_roader さんの11日の山行記録見て目を丸くしています。
私もこんなことがしてみたい・・・
QuincyBow様
初日にあの急坂をテント装備でよく登られましたね、凄い!
装備の重量は13〜15kgくらいですか?
8月19日に阿曽原温泉小屋に行ったときにテン泊の方とお話したら
なんと3泊4日でも装備重量は9kg(ツエルト 寝袋無しでシェラーフカバーだけ持参)とのこと、驚きました。
間ノ岳のあののびやかな稜線は素晴らしいですね。
農鳥小屋の名物オヤジさん、2年前にお話しましたが結構楽しい方でした、懐かしく写真を拝見しました。
次回のレコ楽しみにしております。
ery100
ery100 さん、いつもコメントありがとうございます。
初めての稜線型のテン泊に緊張感ありました。
広河原からよりスタート時間に自由度が高いので奈良田からスタートを選択してみたのですが、終盤の激登りは凄かったです。
装備の重量は12〜13kgだったと思います。
装備については次回は外すものや、加えるものが見つかり今後のの参考になりました。
山登りに関しては経験浅いので登るたびに勉強になりますね。
体力はまだまだ満足できるものではないのですが、ほんの少しづつアップしているのを実感できるので、トレーニング欠かさないようにしたいと思っています。
農鳥のおやじさんとは直接にはお話はできませんでしたがネット上でおかしな評判が先行しているようで残念です。
山を愛し、登山者を彼なりのやさしさで見守っているのはよくわかりました。
良い天気の二日間最高でした。
黒部水平歩道のレコ、その2、3もアップされてますね。
憧れのコース、後ほどゆっくりと拝見させていただきます。
いろんなコースをご存じでうらやましいです。
私も一つ一つ経験を積み上げ、素敵な山歩きをしたいと思います。
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