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Yamareco

記録ID: 220584
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

上高地・前穂〜奥穂〜涸沢岳の周遊/展望を楽しむ

2012年08月25日(土) 〜 2012年08月26日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
15:46
距離
29.7km
登り
2,370m
下り
2,358m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

一日目
(0505)沢渡駐車場
 ※タクシー
(0525)上高地
 ※朝食(〜0550)
(0556)河童橋
(0610)登山口/時計1450m、
(0641)天然クーラー
(0704)中間地点1830m
(0749)岳沢小屋
 ※休憩(〜0807)
(0937)岳沢パノラマ
(1022)雷鳥立場
(1056)紀美子平
(1122)前穂高岳
(1152)紀美子平
 ※昼食(〜1207)
(1331)南稜の頭
(1341)穂高岳
 ※休憩(〜1403)
(1451)穂高岳山荘
 ※チェックイン(晩ご飯1800〜)

二日目
 ※ご来光(0512〜)
(0557)穂高岳山荘発
(0610)涸沢岳
(0644)穂高岳山荘分岐
(0807)涸沢ヒュッテ 
 ※休憩(〜0815)
(0911)本谷橋
 ※休憩(〜0911)
(0959)横尾
(1046)徳沢 
 ※昼食(〜1104)
(1145)明神 
 ※休憩(〜1155)
(1224)小梨平
(1228)上高地
 ※タクシーで沢渡駐車場へ

宿泊:穂高岳山荘
http://www.hotakadakesanso.com/
天候 ・1日目:朝靄、晴れのち曇り(安曇野方面は晴れ)
・2日目:快晴のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
・沢渡第2駐車場(500円/1日)
 ※足湯、トイレ、バス停、タクシー乗り場あり 

・アルピコバス
沢渡(さわんど)駐車場〜上高地シャトルバス
http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/sawando/
上高地バスターミナル
http://www.kamikochi.or.jp/facilities/public/kamikochi-bus-terminal/
※片道1200円/往復(割引)2000円

・タクシー
片道一律4000円(小型車、中型車ともに)
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト
・上高地バスターミナルの公衆トイレそば

上高地〜岳沢小屋
・天然クーラー(風穴)は休憩ポイント

★以下の説明は天気が良い時の説明です。
 荒天時は危険なので注意してください。

重太郎新道
・有名な死亡事故が多発するハシゴや鎖場がありますが、
 気を付けて登れば大丈夫。
・ただし、ここの岩は多少滑るので注意。

紀美子平〜前穂高岳
・岩場登りは慎重に三点支持で登れば大丈夫。
・戻るときは前に傾斜している岩を慎重に降りること。

吊尾根
・見た目より道幅があり谷側はそれほど切れてないので、
 緊張を強いるほどの高度感はない。
・岩登り箇所は三点支持で通過

奥穂高岳〜穂高岳山荘
・山荘直ぐ上にある連続した鎖場&2つの鉄梯子が一番の
 難所かもしれませんが、慎重に見ると足を置くポイントが
 判るので、大丈夫ですよ。
★ここを降りる方は落石を起こさないように!!!
 今回も落石により下の方の頭に当たる事故がありました。

穂高岳山荘から涸沢岳ピストン
・浮石に注意程度。

穂高岳山荘〜(ザイテングラート)〜涸沢
・特に上部はガレていて滑りやすく、落石地帯になります。
・ハシゴや鎖場は短く、慎重に通過すれば大丈夫。

山バッチ
・各小屋にオリジナルのバッチあり。

◆展望
・森林限界より上の展望文句なし。

■立寄りの湯
・湯の郷 さわんど温泉
http://www.sawando.ne.jp/
・ファインビュー室山
http://www.fineview.co.jp/

幻想的な朝の河童橋
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幻想的な朝の河童橋
穂高連峰は朝靄の中
穂高連峰は朝靄の中
水辺の風景
ここから登りです。
ここから登りです。
風穴から涼しい風がそよぎます
風穴から涼しい風がそよぎます
上高地にはまだ靄が
上高地にはまだ靄が
ホタルブクロ
線香花火の様なミヤマシシウド
線香花火の様なミヤマシシウド
岳沢小屋に到着
小屋のテラスから
乗鞍岳が正面に。
小屋のテラスから
乗鞍岳が正面に。
大きな花のホソバトリカブト
大きな花のホソバトリカブト
ふわふわしたサラシナショウマ
ふわふわしたサラシナショウマ
タカネグンナイフウロの花後か
タカネグンナイフウロの花後か
上高地の上に乗鞍と焼岳
上高地の上に乗鞍と焼岳
上から見た岳沢小屋
テン場は沢を挟んで
上から見た岳沢小屋
テン場は沢を挟んで
西穂の尾根です
死亡事故が多発している鉄梯子です。
慎重に行けば問題ありません。
死亡事故が多発している鉄梯子です。
慎重に行けば問題ありません。
「カモシカの立場」からの
眺めはいいです。
「カモシカの立場」からの
眺めはいいです。
ヒメシャジン、イワシャジンそれともミヤマシャジン?
ヒメシャジン、イワシャジンそれともミヤマシャジン?
イワオトギリかシナノオトギリ?
イワオトギリかシナノオトギリ?
鎖場です
「岳沢パノラマ」
焼岳も正面に見えます
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「岳沢パノラマ」
焼岳も正面に見えます
ここから尾根道
イワツメクサ
イワギキョウとイワツメクサ
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イワギキョウとイワツメクサ
ヨツバシオガマ
「雷鳥広場」
でも見かけませんでした。
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「雷鳥広場」
でも見かけませんでした。
面白い梯子
鎖場で渋滞です
紀美子平に到着
ザックをデポして
前穂に行ってみます
ザックをデポして
前穂に行ってみます
ガスガスの前穂高山頂
ガスガスの前穂高山頂
穂高岳山荘と涸沢岳
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穂高岳山荘と涸沢岳
北穂と涸沢カール
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北穂と涸沢カール
眼下には涸沢の小屋も
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眼下には涸沢の小屋も
紀美子平に戻ります
紀美子平に戻ります
ウサギギク
ヨツバシオガマ
トウヤクリンドウは未だ蕾
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トウヤクリンドウは未だ蕾
大きな岩の向こうに西穂高の尾根
大きな岩の向こうに西穂高の尾根
吊尾根の回廊
怖さはない。
吊尾根の回廊
怖さはない。
ガスの中へ
振り返ると大きな前穂が
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振り返ると大きな前穂が
前には北穂高
長い鎖場。
問題ないです
長い鎖場。
問題ないです
下を見ると・・・。
下を見ると・・・。
南稜の頭に到着
あの祠はもしかして・・・
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あの祠はもしかして・・・
奥穂高に到着
天気も良く。
気持い〜。
天気も良く。
気持い〜。
北穂を前に休憩
tenpaiさん差し入れの巨峰です。
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tenpaiさん差し入れの巨峰です。
穂高よさらば〜
尾根道を行きます
尾根道を行きます
東大天井〜常念です
東大天井〜常念です
穂高山荘の真上にきました
穂高山荘の真上にきました
最後の難関です。
慎重に行けば問題なし
最後の難関です。
慎重に行けば問題なし
落石には注意してください。
落石には注意してください。
穂高山荘に到着
山荘のテラスは涸沢カールの真上になります
山荘のテラスは涸沢カールの真上になります
山荘のテラスより
山荘のテラスより
北尾根の5・6のコルにテントを張ってます。
どうやって登ったんでしょう?
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北尾根の5・6のコルにテントを張ってます。
どうやって登ったんでしょう?
晩御飯です。
塩サバが良かった。
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晩御飯です。
塩サバが良かった。
2日目
常念の右から御来光
2
2日目
常念の右から御来光
良い朝焼けです。
良い朝焼けです。
穂高も赤に染まります
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穂高も赤に染まります
裏の笠ヶ岳も桃色です
裏の笠ヶ岳も桃色です
朝は卵かけごはんと
ホウバ味噌です。
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朝は卵かけごはんと
ホウバ味噌です。
小屋を出発します
小屋を出発します
ザックをデポして涸沢岳へ
ザックをデポして涸沢岳へ
狭い涸沢岳山頂
晴天の穂高
錫杖ヶ岳に西穂の影
笠ヶ岳に穂高の影
錫杖ヶ岳に西穂の影
笠ヶ岳に穂高の影
黒部五郎、双六、三又蓮華、鷲羽、奥には薬師
黒部五郎、双六、三又蓮華、鷲羽、奥には薬師
北穂高と槍
槍のアップ!
雲海の八ヶ岳全景
雲海の八ヶ岳全景
甲斐駒の奥に富士山が
甲斐駒の奥に富士山が
穂高の山頂は人だかり
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穂高の山頂は人だかり
ジャンの山頂も人だかり
ジャンの山頂も人だかり
山荘に戻ります
それでは下山です。
それでは下山です。
ザイテングラートは落石注意
ザイテングラートは落石注意
雪渓歩きも気持が良さそう
雪渓歩きも気持が良さそう
風にそよぐチングルマ
風にそよぐチングルマ
涸沢のテントを横切ります
涸沢のテントを横切ります
涸沢カール
一般登山者はパノラマコース通行禁止だそうです
一般登山者はパノラマコース通行禁止だそうです
雪渓の横を通過します
雪渓の横を通過します
雪解け水が冷たかった
雪解け水が冷たかった
ハクサンフウロ
モミジカラマツだそうです
モミジカラマツだそうです
チングルマの花
ミヤマキンバイではなく、
ミヤマダイコンソウでした
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ミヤマキンバイではなく、
ミヤマダイコンソウでした
本谷橋の吊り橋
横尾に到着
ちょっと休憩
ノコンギクかヨメナか?
ノコンギクかヨメナか?
センジュガンピ(ナデシコ科)
センジュガンピ(ナデシコ科)
ミゾソバ
徳沢園に到着
小屋の弁当
ホウバ寿司です
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小屋の弁当
ホウバ寿司です
徳沢園前で涸沢フェス開催
徳沢園前で涸沢フェス開催
ロープワーク講習会
ロープワーク講習会
明神に到着
明神で信州リンゴを堪能
明神で信州リンゴを堪能
河童橋に到着
お疲れさまでした。
河童橋に到着
お疲れさまでした。

感想

1日目
・先月北穂〜槍を縦走されたNさん提案の上高地起点の穂高周遊に
 きまった。Saさんも表銀座からみた穂高に行きたいのことなので、
 今回は4人となりました。
・個人的には縦走路は好きだが、所謂核心部は敷居が高く敬遠して
 いましたが、いい機会として参加させていただきました。
・沢渡に朝の5時頃に着いた時は既に駐車場も7・8割程度うまり、
 朝一のバス・タクシーは出発していたが、運良く中型車に相乗り
 ができ、1人頭800円で上高地に入ることができました。

・また釜トンネルを抜けると大正池に朝靄が幻想的にかかり、
 今回の山行がとても良いものになりそうな予感を感じさせました。

・河童橋を渡ると一気に喧騒はなくなり、岳沢小屋まで静かな山行と
 なります。

・重太郎新道になると前泊のグループや下山される方などが密集し、
 鎖場などの離合にもたつく様になります。

・ちょっともたついたため雲が湧き始め、残念ながら前穂高や穂高
 からは、槍の全景や裏銀座方面を見ることができませんでした。

・不思議だったのが、穂高山荘の宿泊料金です。翌日の弁当を含むと
 なぜか割引で8700円だそうです。

2日目
・ラッキーなことに早朝から快晴で360度の展望があり、涸沢岳
 からの展望を楽しむことができました。

・涸沢カールから徳沢園までの各山小屋では涸沢フェスのため賑わって
 ました。特に徳沢園の前が特設会場で各メーカーがテントに出典
 してました。
 
 涸沢フェス
 http://special.yamakei.co.jp/karasawa/
 
総評
・今回はとにかく天候に恵まれ、無事穂高の周回を楽しむことができました。
 実はちょっとホットしてます。

・個人的に観光地化された上高地は興味はありませんが、今度は北穂からの
 赤く焼けた槍を是非見てみたいと楽しみにしてます。

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