紅葉の涸沢 2012 ＆ 北穂高岳 大キレット with 義理の兄

2012年10月11日(木) 〜 2012年10月12日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 30.2km
• 登り: 1,999m
• 下り: 2,398m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

高山市内から平湯・あかんだな駐車場まで車で30分程度

あかんだな駐車場は駐車料金一日500円

あかんだな−上高地間はこの時期、始発6：20分

料金は片道1120円

コース状況／危険箇所等

上高地−横尾間はほぼ平坦な感じの林道歩きです

横尾から本格的な登山道になりますが、特に危険な個所はありません

この時期登山者が多く、少し渋滞するのでコースタイム通りの行動が出来ない場合があります

この時期、涸沢では陽がさしていても止まっている時は案外寒さを感じたりします

ダウン等の防寒対策は万全と

涸沢から、北穂までは途中鎖場等注意して通らなければならない場所もあります

北穂から南岳小屋までの大キレットの通過はかなり危険な場所もあります

北穂高小屋からの下りに不安を感じる方は立ち入らない方がいいと思います

南岳新道は急な下り＆痩せ尾根もありますが、キレット程緊張感を感じる場所はないと思いますが、足に思った以上に負担がかかります

槍平小屋はこの時期（10月12日現在）で小屋終いしていました

写真

10/11 5:06

朝は4時半に集合

そしてコンビニで食料を調達して、あかんだなの駐車場に向かいます♪

10/11 5:37

少し早く着いたので車の中で待っていました

時間が来たので車を出ると、出たとたんに雨がぽつぽつと・・・（爆）

10/11 6:07

でもとりあえずチケットを購入し、上高地へ向かうことにしました(*^_^*)

10/11 6:10

6：20分発の始発

濃飛バス（地元のバス）です

10/11 6:43

釜トンネル抜けると焼岳が見えます(^_^)/

10/11 6:44

バスの中でだんだんテンションが上がるぞうさん♪

10/11 6:56

上高地に着くと、ポツポツふりかけそうだった雨も上がりました(^_^)

登山届を提出して〜

10/11 7:03

河童橋で記念撮影をして〜

10/11 7:22

さあ、出発(^_^)/

流石この領域は、朝早いこの時間でも人が多い・・・

まあ紅葉シーズン真っ只中ですしね

10/11 7:29

分かるかな・・・

木々の間から虹が見えました

10/11 7:35

時々日差しも差して期待が高まります

10/11 7:40

明神到着！！

所どころパチリと！！

10/14 10:37

明神は簡単にスルーして徳澤へ向かいます

相変わらず人が多い・・・

岐阜県側の登山道では考えられない感じ（笑）

10/11 8:25

徳澤園も人でごった返してました

10/11 8:29

とりあえずここで休憩

てるさんはジェットボイルでお湯を沸かし、パンとコーヒーで朝食を取ります

10/11 8:44

さあ、まだまだ1/3程度

頑張って行こう！！

10/11 9:08

いえい！！

10/11 9:25

屏風岩が見えて来ました

このあたりでは雲がどんより・・・・

10/11 9:30

横尾到着

10/11 9:37

ここでは小休止

10/11 9:43

横尾大橋では2人でパチリと

10/11 9:45

吊り橋でおっとっと（笑）

先週出かけた友達の写真の真似をするてるさん(*^_^*)

10/11 10:03

屏風岩がだんだん近づいてきます

10/11 10:26

屏風岩でもパチリと

この岩もいつか登攀するぞ〜(^_^)/

10/11 10:35

本谷橋到着！！

10/11 10:40

個々での小休止はやはりアルフォート（笑）

10/11 11:13

ぞうさん、頑張ってます

10/11 11:34

涸沢方面は雲がどんよりですが〜

10/11 11:44

振り返ると青空も広がって期待が持てます

10/11 11:55

このあたりは綺麗に色づいていました

10/11 11:58

ここでもパチリ

涸沢もあと少し！！

10/11 12:02

涸沢小屋との分岐点

北穂へ向かいますが、お昼は涸沢ヒュッテのテラスで取ることにします

10/11 12:03

ちょっとお疲れ気味？？

あと少し〜

頑張って下さい

10/11 12:04

てくてく・・・

10/11 12:09

おー、雪渓も見えて来ました♪

10/11 12:11

色づいた木々の中、あと最後の登り

10/11 12:12

涸沢ヒュッテに無事到着(^_^)/

10/11 12:13

お疲れさま〜♪

拳を合わせるのは最近のてるさんのマイブーム

10/11 12:22

お昼ご飯にヒュッテのおでんとラーメン

10/11 12:22

そしてビールでカンパイ

10/11 12:56

すると雲が突然流れ始め〜

10/11 13:00

青空がどんどん広がって来ました

奇跡だ〜

10/11 13:07

いえい！！

10/11 13:11

穂高の稜線からも光が広がり始め〜

10/11 13:11

完全に真っ青な空に！！

さすがスーパー晴れ男、てるさんです（笑）

10/11 13:20

涸沢小屋の横から北穂の登山口があります

10/11 13:27

このあたりでもまだナナカマドが赤赤としてました

10/11 13:44

空を見上げるぞうさん・・・

何を思っているのか？？

10/14 10:38

左を見ると前穂北尾根

10/11 14:04

南稜線には少し急な岩場もあるので三点支持で登ります

10/11 14:16

見はらしのいいゴーロ帯

10/11 14:19

ココから見る前穂北尾根も素晴らしいので・・・

10/11 14:20

てるさんもパチリと写真を撮ってもらいました

北尾根は来年までおあずけ

10/14 10:38

南陵の鎖場まで登って来ました

10/14 10:38

梯子も出て来ます

10/11 14:45

よいしょ

10/14 10:39

こらしょ

10/11 15:31

だいぶ上まで上がって来ました

10/11 15:36

左を見ると遠くにジャンダルムが見えて来ました

今年はあそこまでも行ったんだなぁ〜

10/11 15:46

南陵のテント場まで来ました

10/11 15:50

8月に通った北穂東稜のゴジラの背

10/11 15:51

北穂分岐に到着

ここまで来ると山頂もあと少し

10/14 10:39

なかなか迫力ある岩稜帯

松濤のコル近辺

松濤岩は伝説の登山家、松濤明さんが名前の由来だそうです

10/11 16:01

そして北穂山頂にてるさん、一足早く到着〜

10/11 16:01

滝谷も見えます

滝谷登攀も来年は実現しなければ・・・

10/11 16:02

そしてぞうさんも少し遅れて到着〜

10/11 16:03

ここでも拳を合わせます

10/11 16:04

絶景に満面の笑みのぞうさん

前回の槍は全く景色が拝めませんでしたからね

10/11 16:08

そして一緒に写真を撮ってもらいました

10/11 16:31

そのあとまずは小屋で受付を済ませ〜

10/11 16:49

勝利のカンパイ(^_^)/

ここのビールはアサヒのプレミアムビール「熟撰」

それで800円だから高くはないですよね

10/11 17:21

それから食事の時間までまた山頂へ

小屋と山頂はすぐ側なんです♪そして小屋の食堂で少しのんびり

10/11 17:25

大分陽が暮れたみたいですが、太陽は雲に隠れてアーベントロートはちょっと見れないかな・・・

でも幻想的な風景

10/11 17:26

すると山頂でテンガロンハットにスーツの男性（＆女性2人のグループが）

何気に山頂でのスーツは、普段スーツを着ないてるさんがネタ的登山で一度やろうかなぁ〜と思っていた企画（笑）

これを目の前でみさせて頂いて思わず笑ってしまいました

10/11 17:27

そして一緒に記念撮影

聞くとスーツを持参して（もちろん登る時は普通の登山の恰好）、いろんな山頂で現れるそうです

10/11 17:32

すると槍ヶ岳方面に雲が流れて来ました

こちらも幻想的な感じ

10/11 17:35

滝谷側は風が冷たいからか草の霜が溶けていませんでした

10/11 17:37

完全に陽が沈みました

なかなかいいシルエット

10/11 17:39

ぞうさんもパチリ

今回・・・というか今年一番のベストショットかもしれません

10/11 17:39

てるさんも真似してパチリ

夕食の時間なので小屋に戻ります

10/11 17:43

今夜の食事は北穂小屋名物、ポークジンジャー

10/11 18:08

やはりこの小屋ではワインじゃなきゃね♪

家から持参した赤ワインを食事と一緒に嗜みました

10/11 18:18

食後もそのまま食堂（談話室）でお酒を楽しみました

生ハムを注文すると目の前で切り分けてくれます

10/11 18:22

アルコールランプに火をともして頂きました

10/11 18:23

BGMにはクラシック

ちょっとせれぶれてーなひととき・・・

10/11 18:42

ぞうさんとも今日の登山のコトやいろんな話をしました

ホント楽しく有意義な時間

10/11 20:34

8時半をまわったので就寝タイム

オヤスミナサイzzz

10/14 10:39

朝は4時過ぎに起床

まだ夜が明ける前は満点の星空☆

夜が明けそうになると神秘的な空・・・

10/12 5:31

だいぶ明るくなってきました

前穂北尾根に雲海

10/12 5:51

そしてご来光

とても神々しい感じです

10/12 5:52

穂高がモルゲンロートで赤く照らされます

10/12 5:56

槍ヶ岳も赤く染まり・・・

10/12 5:56

テンションが上がります

10/12 6:25

朝食を済ましパッキングもし直し出発の準備を整えます

10/12 6:41

この日は当初の予定通りキレット越えをすることにしました

気合の入るぞうさん

10/12 6:43

さあ、頑張って行こう！

10/12 6:48

早速急な下り

10/12 6:51

おー、高揚感あるぅ〜

10/12 7:00

でも案外頑張ってます(*^_^*)

10/12 7:03

鎖場に梯子場・・・

10/12 7:13

滝谷展望台

下を見下ろすと結構怖い・・・

10/12 7:14

この場に来ないと見れない風景をバックにパチリ

10/12 7:24

そして険しい鎖場は続きます

10/12 7:30

飛騨泣き近辺

10/12 7:32

例の切れ落ちたステップの岩場も難なく通過

10/12 7:34

アスレチックみたいに奮闘するぞうさん

10/12 7:58

険しい岩稜帯ですが頑張ってます

10/12 8:02

A沢のコル

ここは少しゆっくり気持ちを落ちつかせるコトが出来ます

10/12 8:12

この日初めての登山者の方にお会いしました

10/12 8:16

長谷川ピーク

この縦走、最後の要注意ポイントです

10/12 8:21

長谷川ピーク通過

数々の険しい難所をよく頑張りました

この先は少し気持ちに余裕を持って通過できます

10/12 8:27

南岳から来た若者と言葉を交わすぞうさん

10/12 8:32

何故かここでは旗がなびいていました

10/12 8:36

キレットとこの先向かう南岳（獅子の鼻）方面

10/12 8:45

振り返ると今まで通って来た険しい稜線

10/12 8:57

最後の登りです

10/12 9:02

ここにも鎖場や

10/12 9:04

梯子場はありますが足元はしっかりしてます

10/12 9:08

よいしょ

10/12 9:20

獅子の鼻直下

10/12 9:35

あと少しで南岳の小屋です

最後に通って来た稜線をバックにパチリ

10/12 9:39

そして小屋に到着すると槍ヶ岳がお出迎え(^_^)/

10/12 9:40

ここでも勝利の拳を合わせます

10/12 9:51

そしていつものようにてるさんは祝杯（爆）

アル中か（笑）

10/12 10:03

そして30分程休憩して南岳新道を槍平に向かって下ります

10/12 10:09

先には飛騨の名峰、笠ヶ岳

10/12 10:27

旧登山道との分岐点

10/12 10:29

この辺りから少し登り返します

10/12 10:32

狭い稜線に向かい登ります

10/12 10:32

小ピーク通過

10/12 10:37

右を見下ろすと10年以上前に廃道になった旧登山道の跡がまだ残っています

10/12 10:43

左手を見ると穂高の稜線が雲に隠れ始めます

10/12 10:49

ちょっと小休止

何をしておるのだ？？ぞうさん(笑)

10/12 11:00

スッキリして元気回復

10/12 11:16

すると男性二人組とすれ違い

聞くと登山道の様子を調べているそうです

このような方々に支えられているんですね

10/12 11:17

所々テープでマーキングとメモがしてありました

10/12 11:20

南岳新道は足元こそしっかりしてますが、結構急登

このように橋が掲げてあったり鎖場もあります

10/12 11:21

鎖場を通過するぞうさん

10/12 11:33

梯子崩落

この様な場所を直すために先ほどの方々が調べているのですね

10/12 11:34

だいぶ下まで降りて来ると木々が色づいていました

10/12 11:40

結構足がしんどくなってきましたが頑張ってます

10/12 11:50

南沢にようやく到着〜

この辺りが紅葉の見頃

10/12 11:52

沢を中岳方面に見上げます

雲が少し多かったかな？？

10/12 12:00

槍平小屋はもうすぐ・・・

10/12 12:04

そして12時に小屋到着〜

ほぼ予定通りのコースタイム♪

10/12 12:15

お昼はどん兵衛を作りました

10/12 12:47

止まっていると風が冷たいので食後にコーヒーを飲み急いで出発の準備

10/12 13:19

滝谷到着

藤木さんコンニチハ(*^_^*)/

10/12 13:24

そして今回最後の清水パワー注入♪

10/12 14:13

そしてようやく白出沢到着〜

登山道はこれにておしまい

携帯がつながったのでココで親父に新穂高まで迎えに来てもらうコトにしました(^_^.)

でも結構喜んで来てくれるからいいのだ(*^_^*)

10/12 14:23

ちょっとお疲れのぞうさん

10/12 14:58

穂高平到着〜

10/12 15:24

あと少し、頑張って〜

10/12 15:37

すると親父がもう到着して林道をこちらに向かってきていました（笑）

10/12 15:41

そして新穂高に到着〜

ホントお疲れ様でした♪

10/12 15:57

そして親父の運転であかんだな駐車場へ

今回の山行の思い出話や、親父の若い時のこの辺りの様子等を聞かせてもらいました

10/12 16:13

あかんだな駐車場到着

親父、ありがとね(^_^)/

10/12 16:14

そして車まで戻ります

10/12 16:23

汗を流す温泉はいつものように「ひらゆの森」

10/12 16:52

疲れが一気に吹き飛びました

入浴後の炭酸飲料＆アイス美味しかった♪

10/12 18:14

そしていつもの如く下山後の仕事、そしてお疲れびーる(*^_^*)

この日は山岳会の会長さん＆常連の若い2人組の方にご来店頂き感謝♪

そしていつもよりちょっと早めの帰宅＆就寝で眠りについたてるさんなのでありました

おしまい☆

撮影機器：

LUMIX DMC-FT4 パナソニック

docomo PRIME series F-06B 富士通

感想

cappuccino

義理の兄、そうさん（良三なのでそうさん）と紅葉の涸沢、そして北穂高岳＆北穂高小屋に行ってきました

きっかけは、最近山にハマり始めたぞうさんが「北穂高小屋の天空のテラスへ行ってみたい」

と長年温めていた夢・・・・という訳ではではないですが、普段いろいろお世話になっているぞうさんの念願を是非ともかなえてあげたい！！と心優しき♪義理の弟てるさんがいろいろ綿密に参考計画を立てました！！

ちなみに岐阜県側から登り始めると白出沢−白出しのコル or 南岳新道の選択をしなければならないので、いずれにしても北穂高小屋のに向かうには初心者にはなかなか厳しい稜線を通らなければなりません

もちろん上高地側から入れば、これらの稜線は通らなくてもすみますが、一日の行動距離が長くなる＆上高地に向かうバスの時間に行動を制限される・・・

いろいろ考慮しましたが、やはりここは行動時間が少し長くなっても、上高地側から入るのが無難であろうというてるさんの判断で、今回は上高地から入山することにしました！！

そうすればひょっとしたら涸沢の紅葉も、終わりかけになるかも知れないけど見ることが出来るかもしれないですしね♪

ちなみにぞうさん、山に登る時はいつもビデオカメラを回していますが、今回の山行計画では行動時間が結構ギリギリかもしれない・・・

そこで事前にぞうさんには撮影のポイントを絞って行動するようにお願いしました(^_^.)

あとは、だらだら歩く横尾までは少しペースを速めで行きましょう！！とのコトを伝えておきました

ちなみにぞうさんは基本的に何処に行くにも、天候が悪くなるといわれる？？「スーパー雨男」

実際、この日の前日までは秋晴れが続く日でしたが、山行前日の天気予報ではどうも悪くなりそうな雰囲気・・・

よって、天候次第では最悪涸沢泊まりか、あまりに悪い感じなら上高地までで戻って来ましょう(@_@)と前日にメールでは伝えておきました・・・

いざふたを開けてみると当日はやはりどんよりした天気・・・

でも、とりあえずバスに乗ることにして上高地へ向かいました

以降の行動の様子は各写真のコメントをご覧くださいませ(^_^)/

結局、天候は涸沢までは時折小雨に降られる時もありましたが、涸沢に着くとなんと奇跡が・・・

涸沢に着いたときは穂高の稜線も見えなかったのですが、ご飯を食べ終わる頃には急激に雲が流れ見事に穂高の稜線が見えてました

青空も見えて来て、それ以降はホント天気に恵まれ、いろんなシチュエーションでいろんな絶景を満喫することが出来いました

もちろん次の日もご来光もばっちり拝めていい天気♪

当初は涸沢に降りるか、キレットを超えるかで悩んでいたのですが、テンションもアゲアゲで

「折角だからキレットを越えよう！！」と2人の意見も一致！！

もちろん登山道の状況や、このルートにぞうさんが不安感を感じたら戻ってくることにしました

でも結果、そうさんもこの難コースを、多少恐怖感を感じた場所もあったみたいですが、案外楽しんでたみたいで、難なく通過(^_^)/

そしてほぼ計画通りに新穂高に到着！！

新穂高では、途中電話をかけて来て迎えに来てくれたてるさんの親父が、祝福して迎えに来てくれ、車を止めていたあかんだなの駐車場へと送ってくれたのでありました(*^。^*)

でも、これでぞうさんも今年6回の山行をこなし、今回の難コース＆1泊2日でのロングコースも無事こなし、またいろいろ夢が広がったみたいでてるさんもとても嬉しくなったのでありました