北穂高岳〜暑かった！でも眺望と高山植物は最高！！

2020年08月19日(水) 〜 2020年08月21日(金)

• GPS: 17:29
• 距離: 38.9km
• 登り: 2,014m
• 下り: 2,145m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:40
• 休憩: 0:10
• 合計: 1:50

13:15 上高地バスターミナル
14:05 14:15 明神館
15:05 徳沢ビレッジ

2日目

• 山行: 8:34
• 休憩: 0:39
• 合計: 9:13

5:45 徳沢ビレッジ
10:40 11:15 涸沢小屋
14:53 14:57 北穂高岳
14:58 北穂高小屋

3日目

• 山行: 8:49
• 休憩: 0:59
• 合計: 9:48

5:52 北穂高小屋
5:53 5:59 北穂高岳
10:02 10:20 涸沢小屋
13:30 13:50 徳沢園、徳沢ビレッジ
14:45 15:00 明神館
15:40 河童橋

天候

ほぼ晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

新宿より上高地まで貸切マイクロバス

コース状況／危険箇所等

北アルプスでも著名な登山路、整備はされている。特に今回は南陵コース、岩稜歩きの経験・体力があれば油断しなければ問題無し。但し今回は
涸沢の午前中で26度、風も微風。山行中は猛烈な暑さ。
当初から、ゆっくり登山の計画ながらも更なるコースタイムが
かかった。熱中症・高山病・疲労に要注意。

写真

8/19 13:22

昼過ぎに上高地スタート。いつもの季節、沢山の観光客や登山客は　まばら。コロナ禍の影響は大きかった。

8/19 13:24

ノコンギク

8/19 13:27

ヤマホタルブクロ

8/19 13:29

キツリブネ

8/19 13:29

オタカラコウ

8/19 13:35

ミゾソバ

8/19 13:41

カニコウモリ

8/19 13:43

キバナノミヤマオダマキ

8/19 13:50

ヒヨドリバナ

8/19 13:55

ソバナ

8/19 13:56

梓川河畔から望む明神岳

8/19 13:56

サラシナショウマ

8/19 13:58

ヤマハハコ

8/19 14:07

ヤマアジサイ

8/19 14:11

明神館へ到着。いつもは観光客で賑わう明神池のほとり、ひっそりです。

8/19 14:15

赤い実・・・何の実？

8/19 14:33

オタカラコウ

8/19 14:35

こちらの赤い実はミヤマニワトコ

8/19 14:39

キオンの花？

8/19 14:51

ソバナ

8/19 14:54

梓川河畔から眺める穂高の山並み

8/19 15:02

ノコンギク

8/19 15:03

初日の宿泊地、徳沢ロッジが近づいた。左手は徳沢園。

8/19 15:05

ロッジ到着です。山小屋とは思えない素晴らしい宿。

8/20 5:43

ヤマハハコ

8/20 6:00

翌早朝は　まずは涸沢に向けて出発。深山の沢の涼風、癒されます。

8/20 6:09

上高地ではよく見かけるセンジュガンピ。

8/20 6:51

穂高のロッククライミングの名所、屏風岩。

8/20 6:59

森林の木陰の山路、暑さは未だ凌げます。

8/20 7:12

シナノオトギリ？　イワオトギリとの違い判りません。場所で判断。

8/20 7:17

朝日に輝く森林の木々。

8/20 7:34

北穂高が見えて来た！

8/20 7:34

こちらは屛風岩の北面。

8/20 7:46

本谷橋を渡ります。ちょっと揺れますが・・・。

8/20 8:30

涸沢はもう一息！

8/20 8:40

シロバナハナニガナ？

8/20 9:00

サンカヨウの実。白馬で見た朝露に濡れたサンカヨウの花は素晴らしかった！！

8/20 9:11

奥穂高が眼前に。

8/20 9:26

木陰が少なりました。暑さがじわりじわり。

8/20 9:34

ミヤマダイコンソウの花も終わりですね。

8/20 9:38

シナノオトギリ

8/20 9:40

ハクサンフウロ

8/20 9:44

涸沢は遠い！　皆さん暑さにバテ気味です。北穂高へは未だ序の口ですよ。

8/20 9:46

漸く涸沢へ。左が涸沢ヒュッテ方面。今回は右手、涸沢小屋方面へ。

8/20 9:51

クロマメノキ？が覗かせている。

8/20 9:51

来し方を振り返る。大天井岳方面か？右手は屏風岩。

8/20 9:52

遠くは北穂高です。

8/20 9:52

こちらはその左、涸沢岳。登ったのは3年前。

8/20 9:55

涸沢ヒュッテとテン場を見ながら進みます。

8/20 9:57

涸沢小屋が見えた。

8/20 9:57

左手の涸沢のテン場。

8/20 9:57

ヘリが穂高岳山荘に食料を運んでいました。それにしても真っ青な、風も無い絶好の？天気。暑さには参りますが・・・。

8/20 10:02

イワオトギリ？

8/20 10:02

本番はこれからの北穂高岳の登山、南陵コースで無難に。

8/20 10:03

見慣れたオンタデの花も新鮮で清涼剤。

8/20 10:48

涸沢小屋は、直ぐそこ。

8/20 10:48

到着です。ここで早い昼食、カレーライスで小一時間休憩。

8/20 11:12

ミヤマトリカブト？ヤチトリカブト？

8/20 11:14

シロバナハナニガナ？

8/20 11:22

シモツケの花の蕾み。

8/20 11:21

もう咲き始めています。

8/20 11:22

辺りを見渡すとシモツケの花畑。

8/20 11:22

ウサギギクも。

8/20 11:23

イワオトギリの蕾みです。

8/20 11:24

前穂高の北尾根。左下は涸沢ヒュッテ。

8/20 11:26

涸沢ヒュッテをクローズアップ。

8/20 11:26

ウサギギク

8/20 11:54

オオヒョウタンボクの実。対の実がヒョウタンに似ているからの命名されたそうです。この後、実は赤くなります。

8/20 11:57

登山再開、核心部、南陵の取り付きを目指します。

8/20 12:52

だんだん岩場の勾配が厳しくなります。

8/20 13:14

暑さの中、ゆっくりゆっくりのペースです。この段階で1名疲労困憊、涸沢小屋へ退却、待機となりました。

8/20 13:32

夏の山の天気、怪しくなりました。奥穂高方面に雲が掛かり始めた。

8/20 13:43

この後、核心の鎖場、梯子が続きますが、撮影は中断です。

8/20 13:48

鎖、梯子も過ぎて、ミヤマリンドウに癒されました。

8/20 13:58

ヨツバシオガマの花はもう終わり。

8/20 13:59

ミヤマダイコンソウ

8/20 14:01

クロトウヒレン

8/20 14:19

山頂が見えた！

8/20 14:23

ミヤマダイモンジソウも見参！

8/20 14:23

オヤマリンドウ？

8/20 14:23

オヤマリンドウ？　ミヤマリンドウ？　区別が付きません。

8/20 14:23

ヨツバシオガマ

8/20 14:38

漸く南峰直下、北穂高北峰山頂と涸沢岳方面の分岐、山頂はもう近い！

8/20 14:43

イワウメとちょっと違うな？

8/20 14:49

ミヤマアキノキリンソウも暑さでぐったり？

8/20 14:50

イワアカバナ（白種）？　と思ったが、花芯、葉が違う。判りません。

8/20 14:50

ガスが掛かり始め、トウヤクリンドウの花も閉じた。

8/20 14:53

山頂（北峰）踏破！　達成感が半端で無かった！　ここで雨がポツリポツリ・・・。

8/20 16:19

槍ヶ岳が正面に、感激です。

8/20 17:15

山頂直下、北穂高小屋へ。前穂高方面は未だ晴れていましたが、間もなく降雨（夕立？）が。

8/20 17:16

真下には北穂・通称ゴジラの背中。　こちらからの登山コースはちょっと手強いかな？

8/20 17:17

小屋の裏からの滝谷の壁。あのロッククライミングの名所。

8/20 17:18

槍、南岳への大キレット。下手な写真では表現出来ない凄い迫力でした。

8/20 17:24

ゴジラの背中の遠く向こうは常念岳から蝶ヶ岳の山並み

8/21 4:50

翌朝、その蝶ヶ岳左、常念岳からの日の出、期待ワクワクです。

8/21 4:46

槍ヶ岳モルゲンロート　！！

8/21 5:11

常念の東、雲海から朝日が昇る！

8/21 5:13

槍ヶ岳モルゲンロートは、さらに鮮やかに！

8/21 5:14

槍からの大キレット、その左手、雲海に浮かぶ立山・剱岳方面。大感動の連続です。

8/21 5:16

槍の右手は後立山連峰

8/21 5:17

陽が少しづつ上がって、山容の色合いも微妙に変化。とにかく素晴らしいの一言でした。

8/21 5:18

こちらは西側、笠ヶ岳から鷲羽岳の方面です。

8/21 5:18

滝谷の肩越しに笠ヶ岳。

8/21 5:19

足元に思わぬ高山植物。シコタンソウの花です！　びっくりの出会いでした。

8/21 5:20

もう一度、槍方面。肩越しに立山・剱。

8/21 5:20

大キレットも目に焼き付けて・・・小屋を出発です。

8/21 5:33

北穂高（北峰）山頂は　もちろん誰もいません。

8/21 5:34

槍をバックに記念撮影。（せっかくの雰囲気を壊しスミマセン）

8/21 5:35

ふと笠ヶ岳方面に目を凝らすと・・・・

8/21 5:36

遠く雲海に浮かぶ白山が。残念ながらバカチョンカメラでは拡大は　これが精一杯。

8/21 5:38

鷲羽岳、水晶岳、薬師岳方面。

8/21 5:38

槍の右、後立山の爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、白馬連峰も　ハッキリ。

8/21 5:38

槍穂の下、肩の小屋も判ります。

8/21 5:40

そして遠く、東の方には雲海に浮かぶ、左は蓼科山、八ヶ岳連峰、右手、南アルプスの向こうには富士山。

8/21 7:19

下山開始。下山時の南陵コースは事故も多いとか。慎重に下ります。正面は前穂の北尾根。

8/21 7:19

前穂高岳の山頂です。

8/21 7:20

こちらは奥穂高岳。

8/21 8:19

その間を結ぶ吊尾根。昨年の前穂ー奥穂登山が懐かしい・

8/21 8:33

疲れが溜まり、気温も上がり始め、皆さん　しんどそう。でも一歩一歩の足の運びを疎かにせずに。

8/21 9:08

遠くニッコウキスゲが一輪、残っていました。見つけると癒されます。

8/21 13:55

以下の途中は省略。かなりの疲労困憊で何とか徳沢園へたどり着きました。登山者の腰にアサギマダラ！　これから彼（彼女？）も南の沖縄諸島への長い旅、無事に辿り着けるように・・・。

8/21 13:56

徳沢園の前は黄色い花々がいっぱい。

8/21 13:56

オタカラコウの花です。

8/21 14:05

これは何の花？
・・・以上、上高地バスセンターまで無事辿り着きました。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

matsutakesan

コロナ禍の中、直行バスは検温、マスク着用、間を隔てて着席。小屋ではアルコール消毒、3密を避けた部屋割りと食事。蒲団もインナーかシュラフ持参・・・等々それなりの対応の山行ツアーでした。
　その甲斐あって？　天候は絶好、眺望もこれ以上無いと言っていいほど。山野草も沢山！！（歩行に注意しながらの撮影なので良く撮れてません。また花の名も私なりの判断、あくまで参考に・・・悪しからず）
　ただ、暑さには参りました。夏の北アルプスでこんなに暑いのは初めてです。皆さん、天気予報次第では服装、コースタイム配分、水補給等々、十分お気をつけて。