涸沢テント泊と今年2回目のジャン(10/2-4)
- GPS
- 16:51
- 距離
- 39.3km
- 登り
- 2,575m
- 下り
- 2,488m
コースタイム
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 4:42
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 8:13
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 3:53
[1日目]
河童橋 7:19
横尾(軽食) 9:16〜9:28(12)
本谷橋(昼) 10:20〜10:43(13)
涸沢(テン泊) 12:05
登山時間 4:46(25)
[2日目]
涸沢テン場 5:53
穂高岳山荘 7:12
奥穂高岳 7:46〜7:49(3)
ジャンダルム 8:27〜8:38(11)
奥穂高岳 9:19
穂高岳山荘(軽食) 9:53〜10:13(20)
北穂高小屋(昼) 11:57〜12:50(53)
涸沢テン場 14:05
登山時間 8:12(87)
[3日目]
涸沢 7:28
出発時GPS電源入れ忘れ200m程ログなし
本谷橋 8:49
横尾 9:40
河童橋 11:32
登山時間 4:04(0)
天候 | ほぼ毎日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
10/2(金)〜4(日)は、久しぶりにテント泊で涸沢へ紅葉を見に行ってきました。
紅葉は涸沢ヒュッテ近くのナナカマドがちょうど紅葉していました。
【1日目】
上高地を出発して本谷橋でお昼を取って、涸沢へは12時頃に到着しました。
すでに前日からのテントが50張りくらいあって、いい場所が取れなかったし、
早い者順のコンパネもなかった・・・がっくり、残念でした!
テント受付時間は2〜5時となっており、テントを設営して2時に受付を済ませました。
コロナ禍の受付とあって時間を要するため、6時近くまで受付が長蛇の列でした。
私は受付を済ませたあとヒュッテの売店に30分ほど並んで、名物の手作りおでんは
売り切れ,代わりのデトルトのおでんと生ビールを調達して、人が多くテラスの空いた席は少なく、名古屋からのご夫婦のテーブルにご一緒させていただきました。
勿論、コロナ対策には気を遣いました。
色々お話しをさせていただき2時間くらいかな、楽しかった。
5時前に陽が稜線に沈み、急に寒くなってきます。早々にテントへ退散しました。
テントでは深夜になると凄く寒くなってきて、ダウンも着て寝ました。
【2日目】
10/3(土)は、天気予報どおり朝は曇っていたのでモルゲンロートは見れないかと
思っていましたが、その時だけ奇跡的に常念側の雲がとれて、穂高の稜線に光が
あたって・・・モルゲン見れましたぁ(^^♪ ラッキー! その後は曇り空でした。
これを見てから出発できました。ザイテングラートへ向かって涸沢パノラマコースを
上っていきます。ザイテン取付きに到着しそのまま登り続けました。脚の調子もよく、思ったより早く穂高岳山荘に到着しました。やはり荷物が軽いと足取りも軽いわ〜
寒いので体を冷やさないよう休憩なしで、奥穂高へ向かいます。
朝のうちは稜線の風もあり寒かった! もう冬だな。気温は0℃近かった。
奥穂山頂では10人くらいの人がいました。
靴紐を確認してヘルメットをかぶり、西穂縦走路(ジャンをピストン)へいざGo〜
馬の背に着くと先行者の方2名がいましたが、馬の背の途中でお先にどうぞでした。
馬の背下りで抜くのもたいへんだわ!
久しぶりの馬の背の下りでしたが、改めて上りの数倍難しいと思った!
終盤のところで、下り左側のバンドみたいなところを通れば楽々だったのですが、
岩場トップコースを行ったので後(帰り)で後悔した。特に差はないのだが・・・
ロバの耳のトラバース先の折り返しで、またお先にどうぞということで、進んだ先が
昔に間違えた場所で、上に行くところを踏み跡もあるため下へ進んでしまい、
気づいて直ぐに引き返した。待っていた人の裏側にマークがあり、見落としました。
忘れかけていましたが、学習能力が働きました(^^)
そのあとロバの耳もスムーズに進む。終盤に差し掛かり大きなジャンが顔を出したぁ〜
最近ジャンの裏側のコースから来ることが多かったが、やはりジャンは表側から来た方が凛々しい顔つきをしており、テンションが上がります。
今までジャンの裏側から回り込むように登ってたが、一度は直登コースを登っておかなくてはと思って、今回はジャン直登コースから登ります。昔あったお助けロープは取り払われていた。
上り2/3辺りの岩場が少し厄介でしたが、特に難しくはなく山頂に到着しました。
若者二人のカップルに迎えられました。また天狗沢から来た男性も加わり、しばらく
写真撮影やコースなどの話しをしてから、名残惜しいですがジャンを降りました。
今年2回目で、前回は上高地から天狗沢〜ジャン〜前穂を周回して上高地のバスの時刻の制限時間があったため、ゆっくりできなかった。今日は余裕のあるジャンでした〜(^^♪
帰りもロバの耳、馬の背を通って奥穂へ戻ってきました。ここから、いつものことながら穂高岳山荘へ降りる岩場が、大渋滞のため時間がかかりました。
このあと涸沢岳へ登り返し、縦走路にて北穂まで行きました。この涸沢岳〜北穂高間はけっこうな岩場で、逆方向周回の若者が、「岩場が怖くて泣けてくるわ」と言ってました。
涸沢槍の裏側を通り過ぎたあとの激下りで、長い鎖場の梯子・ピンのある辺りは、なかなかの高度感もあり、馬の背やロバの耳と比べても負けないくらいの岩場だ。尖った涸沢槍の側面のだから! 鎖で作られたコースだがスリル満点の危険地帯だ。長い鎖が物語っている。
コースの最後にきて、北穂高岳南峰は登ってはいけない山と思っていたが、涸沢岳からの縦走路ですぐ横(30m位)を通っていました。案内板には「北穂高岳南峰の通過は禁止。南峰へ行ったらここへ戻ってくること」(北穂小屋)と書いてあったので、初めて南峰へ寄りました。うれしい収穫だ!
そして北穂では、久しぶりに槍ヶ岳がくっきり見えました(^^♪ また黒部の山々や白馬までも見えていました。しばらく北穂小屋のテラスで山々をつまみに、のんびりさせていただきました。
だいぶ忘れ掛けていたこのテラスからの眺望とのんびり空間の感覚・・・至福の時間だ。
フル充電開始! しばらくしてから、名残惜しいですが涸沢へ下山しました。
今日はデトルトのおでんも売り切れていましたが、テラスで生ビール等にてのんびりしました。
【3日目】
夜中は2日目ほどは寒くなかった。翌日は曇り時々雨の予報も出ていて、早々と涸沢から上高地へ帰ってきました。上高地に到着したころに、少し雨がパラつきました。
【感想】
今年は百高山も進めたし、心に引っかかっていた北鎌の独標も登れたし、2回目のジャンとジャンの直登コースも登れたし、北穂の南峰にも行けたし、久しぶりの北穂小屋のテラスから槍ヶ岳も良く見えたし、タイミングも味方してコロナ禍の中、上出来だぁ!
今年こそは行きたいです。
kazue514さんへ
こんにちは、初めまして!
コメントありがとうございます。
憧れのジャンというところでしょうか。
ジャンはモチベーションが上がるので、毎年行っています。昨年は2回行けました。
天狗沢から日帰りも行きますが、飛騨側の白出沢が落石で通行止めが続いているので、吊り尾根回りとなり上高地の混雑に入ってしまいます。今年も、それでも行こうか思案中です。
ありがとうございました。
これは2年前のレコです。
紅葉トップシーズンの涸沢ヒュッテは予約取れません。
テントだと早く着くといいところのテン場がキープできます。
このときは、紅葉時期がジャストでした。
ありがとうございました。
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