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Yamareco

記録ID: 328223
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

広河原から北岳、間ノ岳 夏山満喫3000mの稜線歩き

2013年08月02日(金) 〜 2013年08月03日(土)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
31:27
距離
28.1km
登り
3,200m
下り
3,191m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目:徒歩行程6時間12分(含休憩23分)
06:32広河原 - 07:00白根御池小屋分岐 - 08:32大樺沢二俣08:40 - 11:05八本歯のコル11:20 -
11:54北岳山荘トラバース道分岐 - 12:44北岳山荘

2日目:徒歩行程9時間52分(含休憩1時間29分)
04:08北岳山荘 - 04:48中白根山 - 05:50間ノ岳06:23 - 07:14中白根山 - 07:45北岳山荘 -
08:29吊尾根分岐 - 08:45北岳09:18 - 10:01北岳肩ノ小屋 - 10:27小太郎尾根分岐 - 11:50白根御池小屋
- 13:40白根御池小屋分岐12:07 - 14:00広河原
天候 8月2日 晴れのち曇り
8月3日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
・コンビニ
  南アルプス街道の芦安入り口交差点にあるローソンが最終のコンビニ
・芦安駐車場アクセス
  以下の南アルプス市のHPにpdfファイルが掲載されています。
  ・アクセス
    http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/files/shiei-chiku-parking02.pdf
  ・駐車場見取り図
    http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/files/shiei-parking01.pdf
  ・トイレ
    第三駐車場横にあり
・芦安〜広河原
  ・バス時刻表
    http://www.minamialps-net.jp/ACCESS/bustime_3.htm
  ・料金(バス、乗り合いタクシー同料金です)
    1100円(大人)、600円(子供)

・乗り合いタクシーが最初に出発します。乗り合いタクシーが定員になると、バスの列に並びます。
 バスは数台でますが、座席数を超える場合は広河原まで1時間立ちっぱなしで移動することになります。
 この日は、4時半には乗り合いタクシーはすでに満員。5時半のバス出発時にはバスに乗りきれないほどでした。
 混雑する時期には早めの到着が望ましいでしょう。
コース状況/
危険箇所等
・広河原〜大樺沢二俣
  特に危険個所はありません。沢沿いの道なので、雨の増水時は注意が必要。
・大樺沢二俣〜八本歯のコル
  ほとんどが夏道ですが、上部に雪渓を歩く場所が残っていました。アイゼンなしで歩いている方もいますが、
  つけた方が安全。特に下りは要注意。
  上部に行くほど急斜面なので、登り・下りとも要注意。
・八本歯のコル〜北岳山荘へのトラバース道〜北岳山荘
  岩稜の登りやトラバース個所は足元注意。
・北岳山荘〜間ノ岳
  一部に岩稜場所あり。足元に注意。その他稜線は歩きやすいです。
・北岳山荘〜北岳
  全般的に急斜面。特に吊尾根分岐近辺は岩稜の急斜面。要注意。
・北岳〜北岳肩ノ小屋
  急斜面。一歩一歩確実に。
・北岳肩ノ小屋〜小太郎尾根分岐
  なだらかな稜線歩きができます。
・小太郎尾根分岐〜白根御池小屋分岐
  急斜面が続きます。登り・下りとも足に来るので、急がず、ゆっくりと進んだ方がよいでしょう。
快晴です!
本日のルート、雪渓の残る左俣コースから八本歯のコル、北岳がくっきりと見えます
快晴です!
本日のルート、雪渓の残る左俣コースから八本歯のコル、北岳がくっきりと見えます
この橋を渡ってスタート
この橋を渡ってスタート
しばらくなだらかな登りが続きます。
ところどころぬかるんでいる。
しばらくなだらかな登りが続きます。
ところどころぬかるんでいる。
シモツケソウ
サラシナショウマ
ヤマホタルブクロ
ツリガネニンジン
タカネイブキボウフウ
沢沿いの登山道を進みます。
多くの人が歩くだけあって、しっかり整備されている
沢沿いの登山道を進みます。
多くの人が歩くだけあって、しっかり整備されている
クガイソウ?
いくつかの小さな沢を渡ります
いくつかの小さな沢を渡ります
大樺沢を渡る1つ目の鉄パイプ橋
大樺沢を渡る1つ目の鉄パイプ橋
センジュガンピ
青空に雲が出てきた
苔むした沢。こういう雰囲気、結構好きです
1
苔むした沢。こういう雰囲気、結構好きです
沢の流れに癒される
再び鉄パイプ橋で大樺沢を渡ります
再び鉄パイプ橋で大樺沢を渡ります
緑のトンネル
タカネグンナイフウロ
抜けるような青空。
北岳は遥か頭上
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抜けるような青空。
北岳は遥か頭上
雪渓が出てきました
マルバダケブキ
シナノオトギリ
大樺沢二俣まであと少し、頑張ります
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大樺沢二俣まであと少し、頑張ります
大樺沢二俣に到着。たくさんの人がここで休憩しています。
目の前に雪渓下に続く穴。こんな穴には落ちたくない
大樺沢二俣に到着。たくさんの人がここで休憩しています。
目の前に雪渓下に続く穴。こんな穴には落ちたくない
この雪渓を渡って左俣コースに進みます。
ほとんどの人が右俣コースに行ってしまうので、ここから先は急に人がいなくなった
この雪渓を渡って左俣コースに進みます。
ほとんどの人が右俣コースに行ってしまうので、ここから先は急に人がいなくなった
雪が多く残っている右俣方向の沢
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雪が多く残っている右俣方向の沢
左俣コースに入ると花畑が広がってました
ミヤマハナシノブの群生
左俣コースに入ると花畑が広がってました
ミヤマハナシノブの群生
真ん中のピークは高嶺。観音岳も見えてきました
真ん中のピークは高嶺。観音岳も見えてきました
青と緑、そして雪渓の白がいい感じ。
だんだんと傾斜がきつくなってきます。
青と緑、そして雪渓の白がいい感じ。
だんだんと傾斜がきつくなってきます。
ミヤマハナシノブ
花畑越しのバットレス
ミヤママンネングサ
雪渓横の夏道を進みます。
雪渓横の夏道を進みます。
ミヤマキンバイ
ミヤマキンポウゲ?
雪渓上に岩の列。
これって、ぜんぶ落石?
雪渓上に岩の列。
これって、ぜんぶ落石?
ここで夏道が途切れます。
短い距離ですが、踏み跡不明瞭でアイゼンなしで滑って転んでいる人もいたんで、、、
ここで夏道が途切れます。
短い距離ですが、踏み跡不明瞭でアイゼンなしで滑って転んでいる人もいたんで、、、
初の軽アイゼン装着
一歩一歩踏みしめて登っていきます
一歩一歩踏みしめて登っていきます
5分ほどで夏道復帰。
短い距離でしたが、安心感は段違いでした
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5分ほどで夏道復帰。
短い距離でしたが、安心感は段違いでした
かなり斜度が出てきました。
ここは雪渓横目に夏道を進みます
かなり斜度が出てきました。
ここは雪渓横目に夏道を進みます
ふと見上げると、雲に覆われつつある
ふと見上げると、雲に覆われつつある
雪渓上部を横断。
ここは踏み跡がしっかりついていて横切るだけなんでアイゼンなしで行きました
雪渓上部を横断。
ここは踏み跡がしっかりついていて横切るだけなんでアイゼンなしで行きました
ここで滑ると下まで行っちゃいそう
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ここで滑ると下まで行っちゃいそう
マークに沿って、急斜面を登っていきます
マークに沿って、急斜面を登っていきます
ミヤマガラシ
かなり登りましたが、、、
かなり登りましたが、、、
先はまだ長い。
カラマツソウ
ここで、沢筋に沿って登ってしまい、道間違い。
マークを見落とさないよう注意
ここで、沢筋に沿って登ってしまい、道間違い。
マークを見落とさないよう注意
正規ルートに戻ると、梯子が次々に現れます
正規ルートに戻ると、梯子が次々に現れます
さっき、間違って進んでしまった沢の上部
さっき、間違って進んでしまった沢の上部
コバケイソウ
ゴゼンタチバナ
ガスに包まれるバットレス
ガスに包まれるバットレス
稜線まであと一息。だけど膝が痛くて、牛歩ペースに。
稜線まであと一息。だけど膝が痛くて、牛歩ペースに。
ようやく八本歯のコルに到着。キツかった!
ようやく八本歯のコルに到着。キツかった!
シロバナタカネビランジ
シロバナタカネビランジ
八本歯の頭方面。ガスで青空見えず。
八本歯の頭方面。ガスで青空見えず。
北岳方面も雲多し。
梯子を超えて、、、
時折、顔をのぞかせる北岳を見ながら上を目指します
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時折、顔をのぞかせる北岳を見ながら上を目指します
ミヤマダイコンソウ
石ゴロゴロの道を登ります
石ゴロゴロの道を登ります
北岳上部は雲に覆われてるし、膝も痛いので、この日の北岳登頂は断念し、トラバース道で北岳山荘を目指します
北岳上部は雲に覆われてるし、膝も痛いので、この日の北岳登頂は断念し、トラバース道で北岳山荘を目指します
シコタンソウ
遠くのコルに目るのが北岳山荘。結構遠い
遠くのコルに目るのが北岳山荘。結構遠い
イワベンケイとミネウスユキソウ
イワベンケイとミネウスユキソウ
イブキジャコウソウ
ハクサンイチゲ
岩場に沿って進みます。ここにも花がいっぱい
岩場に沿って進みます。ここにも花がいっぱい
ミネウスユキソウの間に咲く小さい紫の花。
ミヤマムラサキ
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ミネウスユキソウの間に咲く小さい紫の花。
ミヤマムラサキ
ミヤマオダマキ
ヤツガタケタンポポ
いろんな花が咲き乱れてます
いろんな花が咲き乱れてます
タカネグンナイフウロ
キタダケトリカブト
クモマニガナ
タカネナデシコ
稜線上は雲がかからず視界はよく、助かった
稜線上は雲がかからず視界はよく、助かった
北岳山荘到着!
正面が入り口。左の建物は24時間対応の山の診療所。なるべくお世話になりたくないものです。
北岳山荘到着!
正面が入り口。左の建物は24時間対応の山の診療所。なるべくお世話になりたくないものです。
混雑のため、「1つの布団に2名」だそうです、、、が、最終的に、定員ぎりぎりで1つの布団に1名となりました。良かった!
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混雑のため、「1つの布団に2名」だそうです、、、が、最終的に、定員ぎりぎりで1つの布団に1名となりました。良かった!
2F大広間の「間ノ岳」で雑魚寝。
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2F大広間の「間ノ岳」で雑魚寝。
階段下りて右が受付と売店。左に行くと食堂
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階段下りて右が受付と売店。左に行くと食堂
カーテンで仕切られた更衣室もありました
カーテンで仕切られた更衣室もありました
日の入り直前に雲が切れて、北岳登場。
日の入り直前に雲が切れて、北岳登場。
仙丈ケ岳に差し込む光。
女王に後光が差した!?
仙丈ケ岳に差し込む光。
女王に後光が差した!?
夕日を浴びて輝く北岳
仙丈ケ岳上に沸き立つ夕焼雲
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仙丈ケ岳上に沸き立つ夕焼雲
夕暮れに幻想的な光景に出合うことができました
夕暮れに幻想的な光景に出合うことができました
雲海の夜明け
富士山も雲海に隠れてしまいそう
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富士山も雲海に隠れてしまいそう
北岳のシルエットが美しい
北岳のシルエットが美しい
夜明けの北岳、甲斐駒、仙丈ケ岳
夜明けの北岳、甲斐駒、仙丈ケ岳
中白根山山頂で日の出を迎えます
中白根山山頂で日の出を迎えます
ピンク色に染まる女王
雲海から太陽が出てきました
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雲海から太陽が出てきました
北岳、鳳凰三山越しの日の出
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北岳、鳳凰三山越しの日の出
朝日に染まる間ノ岳。
富士山はくもに隠れてしまいそう
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朝日に染まる間ノ岳。
富士山はくもに隠れてしまいそう
仙丈岳の先には北アルプス、乗鞍岳から白馬岳まで見えました
仙丈岳の先には北アルプス、乗鞍岳から白馬岳まで見えました
間ノ岳に向かう稜線
西側はカール上になっています
西側はカール上になっています
楽しい稜線歩き。
少しずつ日が差し込んで来ます
楽しい稜線歩き。
少しずつ日が差し込んで来ます
間ノ岳到着!
西側は中央アルプスとその奥に御嶽山
西側は中央アルプスとその奥に御嶽山
北西に仙丈ケ岳の北アルプス
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北西に仙丈ケ岳の北アルプス
北側に北岳、甲斐駒ケ岳、奥に八ヶ岳も見えます
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北側に北岳、甲斐駒ケ岳、奥に八ヶ岳も見えます
来ただけに続く稜線
農鳥岳、塩見岳、赤石岳。南アルプス南部まではっきりと見えます
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農鳥岳、塩見岳、赤石岳。南アルプス南部まではっきりと見えます
間ノ岳山頂で朝食。北岳小屋で頼んだ弁当です。
ボリューム満点で美味かった
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間ノ岳山頂で朝食。北岳小屋で頼んだ弁当です。
ボリューム満点で美味かった
頭を雲の上に出している富士山
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頭を雲の上に出している富士山
イワギキョウ
ミヤマシオガマ?
北岳に続く稜線を再び戻ります
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北岳に続く稜線を再び戻ります
ずっとこんな道が続けばいいのに
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ずっとこんな道が続けばいいのに
ずっとこんな道が続けばいいのに2
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ずっとこんな道が続けばいいのに2
タカネツメクサ
イワツメクサ
チシマギキョウ
北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳がいい感じ
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北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳がいい感じ
雲が上がってきています。
北岳登頂まで持つかなぁ
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雲が上がってきています。
北岳登頂まで持つかなぁ
上空もだんだんと薄雲に覆われて来ています
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上空もだんだんと薄雲に覆われて来ています
シラネヒゴタイ
コバノコゴメグサ?
イワベンケイ
中白根山まで戻ってきました
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中白根山まで戻ってきました
北岳山荘まで下って、北岳へ登り返しです。
このまま平行移動したい!
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北岳山荘まで下って、北岳へ登り返しです。
このまま平行移動したい!
ここから見る北岳は円錐形でカッコいい。
この雄姿を正面に見ながら下っていきます
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ここから見る北岳は円錐形でカッコいい。
この雄姿を正面に見ながら下っていきます
雲海よ、もうちょっと下にとどまっていておくれ
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雲海よ、もうちょっと下にとどまっていておくれ
穏やかな山容の仙丈ケ岳。さすが女王
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穏やかな山容の仙丈ケ岳。さすが女王
あっという間に中白根山を下ってきてしまった
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あっという間に中白根山を下ってきてしまった
昨日、雲で隠れて見えなかった間ノ岳方面の眺めも素晴らしい
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昨日、雲で隠れて見えなかった間ノ岳方面の眺めも素晴らしい
この斜面を登って行くのです
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この斜面を登って行くのです
梯子を上り、
キツイ登りが続きます
頂上と思ったら、
まだ先がある
ようやく北岳山頂到着!
写真を見て気が付きましたが、山頂碑の左下にQRコードが付いている。
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ようやく北岳山頂到着!
写真を見て気が付きましたが、山頂碑の左下にQRコードが付いている。
仙丈ケ岳にも雲がかかり始めている
山肌に不思議な模様。
仙丈ケ岳にも雲がかかり始めている
山肌に不思議な模様。
甲斐駒ケ岳、鋸岳を見下ろす。
いつも見上げてる山なのに、なんか不思議。
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甲斐駒ケ岳、鋸岳を見下ろす。
いつも見上げてる山なのに、なんか不思議。
鳳凰三山には雲がかかってしまいました
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鳳凰三山には雲がかかってしまいました
富士山も、山頂がわずかに見えるのみ
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富士山も、山頂がわずかに見えるのみ
南側はまだ展望あり。
間ノ岳、塩見岳の展望が素晴らしい
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南側はまだ展望あり。
間ノ岳、塩見岳の展望が素晴らしい
青空といい感じの雲
山頂にアゲハ蝶が。
北岳山頂を後に、下山します。
北岳、間ノ岳さようなら。
北岳山頂を後に、下山します。
北岳、間ノ岳さようなら。
タカネマンテマ
見慣れない花だと思ったら、絶滅危惧種でキタダケソウ以上に希少な植物だそうです。周辺に数株だけ咲いていました。教えていただいた方に感謝。
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タカネマンテマ
見慣れない花だと思ったら、絶滅危惧種でキタダケソウ以上に希少な植物だそうです。周辺に数株だけ咲いていました。教えていただいた方に感謝。
はるか眼下に北岳肩ノ小屋の青い屋根。
はるか眼下に北岳肩ノ小屋の青い屋根。
ミヤマオダマキ
ここは北岳の肩というんですね
ここは北岳の肩というんですね
小太郎尾根分岐までは気持ちのいい稜線の道が続きます。
小太郎尾根分岐までは気持ちのいい稜線の道が続きます。
小太郎山も行ってみたかったが、雲に覆われてきたので、また今度のお楽しみ。
小太郎山も行ってみたかったが、雲に覆われてきたので、また今度のお楽しみ。
シナノキンバイとミヤマキンポウゲ?の群生。
シナノキンバイとミヤマキンポウゲ?の群生。
ハクサンイチゲ
ハクサンチドリ
シナノキンバイ
タカネグンナイフウロ
カラマツソウ
ムカゴトラノオ
シナノオトギリ
遥か眼下に白根お池。
あそこまで一気に下りるの!とちょっと驚き。
遥か眼下に白根お池。
あそこまで一気に下りるの!とちょっと驚き。
草すべり、なかなか強烈な直登コースでした
草すべり、なかなか強烈な直登コースでした
白根御池小屋
なだらかな下りと思いきや、、、
なだらかな下りと思いきや、、、
白根御池小屋分岐まで延々と急斜面が続きます
白根御池小屋分岐まで延々と急斜面が続きます
途中、2か所にベンチがあるので、休みながら下山。
途中、2か所にベンチがあるので、休みながら下山。
ようやく広河原まで下りてきました。
滑り込みセーフで14時10分のバスに乗車できました
ようやく広河原まで下りてきました。
滑り込みセーフで14時10分のバスに乗車できました
撮影機器:

感想

前日まで白馬岳に行くつもりで準備をしていましたが、長野県北部は雨の予報。南部の方が天気が持ちそうなので、去年行けなかった北岳を目指すことにしました。

初日は快晴スタート。久しぶりの小屋泊なんで、ゆっくりペースで登っていきます。大樺沢二俣までは平日にもかかわらず、かなり混んでいましたが、左俣コースに入ると人が激減。静かな山歩きとなります。

左俣コースは花いっぱい、斜度もきつくなりますが、花と絶景に元気づけられ、初の雪渓歩きも無事こなし、、、と順調に見えましたが、雪渓最上部から15〜20分ほど登った所で道間違いを犯してしまいました。

沢筋を外れるマークを見落とし、沢筋をそのまま数十m登ってしまいます。しばらくしてマークが無いこと、足場が緩いことにおかしいと思い、引き換えして、登山道に戻れました。踏み跡があったので、同じように迷い込んだ人がいるものと思われます。この時、ちょうど雲に覆われ始めたこともあって、精神的、筋力、体力的にもこの道間違いでかなり消耗し、膝の痛みも出てきてしまいました。

この後、雲が取れないので、北岳山頂には向かわず、北岳山荘に直行。その途中で通ったトラバース道周辺の花の多さには驚かされました。花好きの方、ここは絶対にお勧めです。

小屋到着後、午後に雨が降り出してきたこともあって、夕方まで部屋でおとなしく過ごしました。日の入り直前に雲が切れ、幻想的な光景に出合え、初日のご褒美となりました。

二日目は、夜明け前に出発。中白根山で日の出を迎えます。雲海が広がり、山々の眺めは最高。3000mの稜線歩き、なんて贅沢なんでしょう。ずっと歩いていたい。膝の痛みさえなければ、、、そう、間ノ岳から北岳山荘への下りが膝の痛みのピークでした。

北岳山荘からの北岳への登り返し、体力的にはキツかったんですが、不思議なことに膝の痛みが少なくなってきました。ほんと不思議です。なんとかたどり着いた北岳山頂。ここからは仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳を見下ろします。最高の気分。

北岳からの長い下りで膝の痛みを心配しましたが、それほどひどくならず、助かりました。

それにしても、白根御池小屋経由の連続急降下には、正直驚きでした。展望もあまりないこのコースを登るのは正直キツイ。左俣コースから登って正解だったかな。





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