剱岳、立山 〜剱沢雪渓〜（黒部ダムから）

2021年08月06日(金) 〜 2021年08月08日(日)

• GPS: 64:54
• 距離: 29.7km
• 登り: 3,425m
• 下り: 3,435m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:04
• 休憩: 0:03
• 合計: 9:07

7:50 黒部ダム
11:16 11:16 内蔵助平
13:30 13:33 ハシゴ立乗越
16:57 真砂沢ロッジ

2日目

• 山行: 11:12
• 休憩: 0:06
• 合計: 11:18

4:50 真砂沢ロッジ
9:22 9:22 前剱
10:39 10:39 平蔵の頭
11:31 11:37 剱岳
13:59 13:59 一服剱
14:33 14:33 剣山荘
16:08 剱沢キャンプ場

3日目

• 山行: 9:07
• 休憩: 0:21
• 合計: 9:28

4:50 剱沢キャンプ場
6:04 6:04 別山南峰
6:52 6:52 真砂岳
7:49 7:49 富士ノ折立
8:11 8:11 立山
8:39 9:00 雄山
13:30 13:30 ロッジくろよん
14:18 黒部ダム駅

一部のコースタイム（内蔵助平など）は大体です。

天候

晴れ時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関電電気バスの発着する扇沢に駐車場があります。

コース状況／危険箇所等

剱沢雪渓、剱岳直下（カニのたてばい、カニのよこばい）

写真

8/6 6:04

扇沢駅から関電バスで黒部ダムへ。

8/6 7:50

ヨツバヒヨドリと立山連峰（ヨツバヒヨドリのピントが合っていなかった）

8/6 7:50

ヤマルリトラノオ？とヨツバヒヨドリです。

8/6 8:42

ソバナが咲いていました。

8/6 8:12

黒部ダムから少し行ったところにはノリウツギが咲いていました。

8/6 9:25

シナノナデシコが咲いていました。

8/6 11:16

ゴゼンタチバナが咲いていました。

8/6 13:30

ハシゴ立乗越付近で自衛隊のF2戦闘機発見。（写真は二機目）すごい音がした。

8/6 16:57

真砂沢テント場から少し行ったところにはミヤマキンバイが咲いていました。

8/6 17:01

真砂沢テント場ではタテヤマイ（ミヤマイ）が咲いていました。

8/6 17:02

同じく真砂沢テント場ではミヤマツボスミレも咲いていました。

8/6 17:41

オンタデも咲いていました。

8/7 6:06

剱沢雪渓にはイワヒバリがいました。

8/7 13:59

一服剱山頂です。登山者「自動位置確認システム」というのがありました。

8/7 9:22

前剱山頂です。山頂への登りは浮き石が沢山あって緊張しました。

8/7 10:39

平蔵のコルではダイモンジソウが咲いていました。

8/7 11:32

剱岳山頂です。カニのたてばいが怖かったです。

8/7 11:31

剱岳山頂の三等三角点です。

8/7 11:33

剱岳山頂では目の前をアマツバメが飛んでいて迫力がありました。（おそらく剱岳の岩場で繁殖している模様）

8/7 12:53

コイワカガミがまだ咲いていました

8/7 13:39

前剱の登りにはトリカブトが咲いていました。

8/7 14:33

ハクサンフウロとミヤマアキノキリンソウ、

8/7 14:33

ウサギギクが咲いていました。

8/7 14:44

アオノツガザクラが剣山荘〜剱沢小屋の至るところで群落を作っていました。

8/7 14:44

剱沢テント場にはツガザクラが咲いていました。

8/7 18:48

剱澤テント場からの一服剱と前剱シルエットです。

8/7 18:50

剱澤テント場からの別山アーベントロートです。

8/8 6:04

別山山頂です。

8/8 6:52

真砂岳山頂です。

8/8 7:04

真砂岳から少し行ったピークからブロッケン現象が見られました。

8/8 7:49

富士ノ折立山頂です（実際の山頂はこの少し奥）

8/8 8:11

立山最高峰、大汝山頂です。

8/8 8:39

雄山にはチシマギキョウが咲いていました。

8/8 8:47

日本三霊山、雄山山頂です

8/8 9:00

雄山の一等三角点です。

8/8 10:09

タテヤマリンドウが咲いていました。

8/8 10:13

下山中にはカヤクグリの若鳥がいました。

撮影機器：

COOLPIX B500 ニコン

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 カメラ 双眼鏡

備考

鎖場が沢山あったので、ヘルメットを持っていけばよかったです。

感想

ozirobitaki

去年行こうと計画していましたが行くことができず、今年こそはと初の北アルプスに行ってきました。当初予定していた後立山連峰がテント場がいっぱいで行けなかったので計画を練り直し、立山、剱に行くことになりました。
黒部ダム〜真砂沢ロッジのテント場までは暑く、登りがとても大変でなかなか進みませんでした。小屋で飲んだコーラがとても美味しく感じました。
真砂沢ロッジのテント場〜剣山荘は、日本三大雪渓だけあって、剱沢雪渓が思った以上に長く、少し急な場所があって大変でした。（また、登路ではありませんが剣山荘へ行く道を短縮しようとして登った雪渓が個人的には一番急でした。）が、イワヒバリが二羽鳴いていたりして疲れを吹き飛ばしてくれました
剣山荘〜剱岳は、前剱への登りなどでの浮石、前剱〜剱岳の鎖場が怖かったです。
特に前剱の門や平蔵の頭、カニのたてばい（特に怖かった…）が足の踏み場などが少なく大変でした。剱岳山頂にはアマツバメがすぐ近くを沢山飛んでいて驚きました。
剱岳〜剱沢キャンプ場は、カニのよこばい、上りと同じく同じく平蔵の頭が怖かったです。カニのよこばいから少し行ったハシゴで同行者が下っていた所から自分も下りようとしたところ浮き石があり落石をしてしまいました。同行者は無事でしたが、改めて落石の怖さを実感し、今後は落石をしないように気をつけなければと気が引き締まりました。一方でチョウゲンボウが二羽いたり、コイワカガミやアオノツガザクラ、ハクサンイチゲが群生していて楽しませてくれたりもしました。
剱沢キャンプ場〜立山雄山は、ガスがかかり強風でしたが、ブロッケン現象やこの日もチョウゲンボウが見られ、段々と室堂方面も見えてよかったです。雄山の神社へは登拝料を納めて祈祷もしてもらいました。雄山の一等三角点はとても綺麗でなんと説明書きもついていてとても立派でした。
立山雄山〜黒部ダムは、一の越まで人がとても多かったのですが、黒部ダムまでは人に数人しか会いませんでした。しかし、下の方はとても暑かったです。ここではカヤクグリが沢山見られたりやタカ（種は不明）が見られたりしてよかったです。ただ、ライチョウが見られなかったのが心残りでした。（自然だからしょうがないですが）
自然の恐ろしさと美しさを改めて実感した山行でした。