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Yamareco

記録ID: 344643
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南アルプス縦走(池山吊尾根 - 北岳山荘 - 間ノ岳 - 塩見岳 - 荒川岳 - 赤岳 - 聖岳 - 上河内岳 - 茶臼岳 - 畑薙大吊橋)

2013年08月14日(水) 〜 2013年08月18日(日)
 - 拍手
GPS
65:49
距離
66.8km
登り
6,048m
下り
6,558m

コースタイム

8/14鷲ノ住山登山口5:40 - 池山御池9:00 - 八本歯ノコル13:07 - 北岳山荘14:10
8/15北岳山荘5:40 - 間ノ岳6:56 - 塩見岳11:59 - 三伏峠小屋14:40
8/16三伏峠小屋5:39 - 小河内岳7:56 - 荒川中岳12:57 - 荒川小屋13:46
8/17荒川小屋4:59 - 赤石岳6:52 - 兎岳11:06 - 聖岳13:02 - 聖平小屋14:53
8/18聖平小屋4:34 - 上河内岳6:05 - 茶臼岳7:19 - 茶臼岳登山口(畑薙大吊橋)10:49
天候 8/14晴のち曇り 8/15晴のち雷雨 8/16晴 8/17晴 8/18晴
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き 毎日の夜行登山バスで芦安まで。白鳳会館下で仮眠して乗りあいタクシー乗車。鷲ノ住山登山道入り口で下車。
帰り 畑薙より静鉄バスで静岡駅まで。毎日の新宿行きバスが、あいにく下山日にはありませんでした。
コース状況/
危険箇所等
池山吊尾根は踏み跡が薄いが、目印がしっかりしている。倒木等あってさえぎられている場合も、目印を見つけ確実にたどること。
南部では、急登から尾根筋に出ると、そこが崩落地なんて場所が多数。あまり勢いをつけているとヒヤッとします。
取り立てて危険というほどのことは感じませんでした。登山道を歩くときの心がけをしっかり守ることが大事と思います。
踏み後が薄いので、気を緩めるとこんなところに。下からでは橋を渡れません。
2013年08月21日 23:14撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/21 23:14
踏み後が薄いので、気を緩めるとこんなところに。下からでは橋を渡れません。
気持ちいいところに出ました。池山御池。
2013年08月14日 09:00撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/14 9:00
気持ちいいところに出ました。池山御池。
北岳の威容
2013年08月14日 11:54撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/14 11:54
北岳の威容
お花
2013年08月21日 23:18撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/21 23:18
お花
八本歯のコル。慎重に。
2013年08月21日 23:12撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
8/21 23:12
八本歯のコル。慎重に。
お花
2013年08月14日 13:10撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/14 13:10
お花
早朝の北岳
2013年08月15日 05:42撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/15 5:42
早朝の北岳
積雪のように見えますが、雷雨に伴って結構な量の雹が降りました。
2013年08月15日 14:59撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/15 14:59
積雪のように見えますが、雷雨に伴って結構な量の雹が降りました。
小河内岳。稜線の避難小屋が素敵でとまってみたくなります。
2013年08月16日 07:25撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 7:25
小河内岳。稜線の避難小屋が素敵でとまってみたくなります。
お花
2013年08月21日 23:25撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/21 23:25
お花
お花
2013年08月16日 09:27撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 9:27
お花
カールの真ん中に登山道があります。気持ちいい道なのですが、結構急です。写真ではいまひとつ伝わりませんが。
2013年08月16日 11:40撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 11:40
カールの真ん中に登山道があります。気持ちいい道なのですが、結構急です。写真ではいまひとつ伝わりませんが。
旧式のコンパクトデジカメと
2013年08月17日 04:59撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 4:59
旧式のコンパクトデジカメと
アマチュアの撮影者でも
2013年08月17日 05:03撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 5:03
アマチュアの撮影者でも
素材がよければ、
2013年08月17日 05:06撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 5:06
素材がよければ、
ここまで撮れます
2013年08月17日 05:13撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 5:13
ここまで撮れます
早朝の赤岳稜線から
2013年08月17日 06:15撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 6:15
早朝の赤岳稜線から
撮影しました。
2013年08月17日 06:24撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
8/17 6:24
撮影しました。
兎岳から望む聖岳。この山行最後の3000M峰。
赤岳側から登るのは、つらい分だけ感動的でもありました。
2013年08月21日 23:12撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/21 23:12
兎岳から望む聖岳。この山行最後の3000M峰。
赤岳側から登るのは、つらい分だけ感動的でもありました。
何んとか蝶と何んとか花のコラボ
2013年08月17日 11:41撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 11:41
何んとか蝶と何んとか花のコラボ
聖に向かう鞍部を越えたあたり。
偽ピークは当たり前に存在しますが、偽鞍部が世の中にあるとは初めて知りました。
2013年08月21日 23:12撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/21 23:12
聖に向かう鞍部を越えたあたり。
偽ピークは当たり前に存在しますが、偽鞍部が世の中にあるとは初めて知りました。
到達!!
2013年08月17日 13:02撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 13:02
到達!!
お花
2013年08月18日 05:21撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/18 5:21
お花
撮影モードでだいぶ印象が変わります。
2013年08月18日 05:21撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/18 5:21
撮影モードでだいぶ印象が変わります。
上河内岳のブロッケン
2013年08月18日 06:05撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/18 6:05
上河内岳のブロッケン
今回の山行最後の富士。茶臼より。
2013年08月18日 06:12撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/18 6:12
今回の山行最後の富士。茶臼より。
ここを渡れば、登山口です。
2013年08月18日 10:44撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/18 10:44
ここを渡れば、登山口です。
大活躍&今回で引退の旅のお供です。なんとか持ちこたえてくれました。
アッパーはだいぶ穴が開いてます。
ソールはかなり磨耗していますが足裏をきちんと守ってくれました。
2013年08月19日 05:38撮影 by  EX-S600, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/19 5:38
大活躍&今回で引退の旅のお供です。なんとか持ちこたえてくれました。
アッパーはだいぶ穴が開いてます。
ソールはかなり磨耗していますが足裏をきちんと守ってくれました。
撮影機器:

感想

毎日の深夜登山バスにぎりぎり間に合って山旅が始まりました。
8/14 通常の夏道は、広河原から。鷲ノ住山から入る人は私だけ・・・。八本歯のコルまでどなたともお会いしませんでした。池山吊尾根のルートは踏み跡が薄いのですが、目印はしっかりしています。倒木でさえぎられているところもあるのですが、確実に目印を見つけましょう。
静かでいい道なのですが、残念なのは、ごみが放置されていること。夏道としてはその役割を広河原に譲っているので、整美することもあまりないのでしょうけれど。かといって私も回収しながら登る余裕はありません。
毎回ですが、アルプスの初日は高度が上がると呼吸が苦しく感じます。同じ頃に見晴らしや高山植物といった被写体が現れるのでパチリ。

8/15 去年登ったので北岳は見るだけで後にします。まだ高度順応の途中のようで、あえぎながら間ノ岳。その後塩見岳へ。塩見岳の山頂に向かう斜面で、ガレ場に迷い込み、ちょっと怖い思いをしました。気をつけましょう。晴れていますが、午後から崩れる予報を気にしながら先を急ぎます。
案の定、2時ごろから雨、そして雷雨と変わりました。一時は登山道で休憩してやり過ごしていたのですが、私を軽快にパスする方がいて、私も先を急ぎます。結果的には、雷が近づく一方だったので、早めに宿に着いたのはいい判断でした。山の雷雨は怖い。
三伏小屋では大粒の雹。雪のように積もってました。結局天気が崩れたのは5日間でこの午後だけ。むしろ天候に恵まれたと思っていいでしょう。

8/16 出発直後、忘れ物の確認で宿に戻り(忘れてなかった)、さらに水場に降りて水を汲んで(水量豊富)、小河内岳に向かう。山頂そばに見えるに赤い屋根がメルヘンチック。泊まりたくなる風景でした。
荒川岳直前のカールは見事。そこの真ん中を歩かせてくれるのもうれしいのですが、当然厳しい九十九折です。あえぎながら稜線に出て荒川中岳まで。悪沢岳はまたの機会にして、この日のお宿の荒川小屋まで高度を下げます。

8/17 赤石岳に向かう早朝、風景の変化が印象的でした。小学校で飛騨、木曽、赤石という山脈名を習ったなぁ。その赤石か、なんてことを思いながら山頂に。
歩きにくいトラバースの登山道を通って、尾根に下ります。今回の山行で、百間洞山の家の小屋番が一番かわいい女の子でした。兎岳にのぼりますが、かわいい名前とは裏腹に、この高度差は痺れます。
そして、聖への登り返し。鞍部にたどり着くまでの長いこと。偽ピークにはしょっちゅう山道で出会いますが、偽鞍部にお会いしたのはあまり記憶にありません。降りた分以上に登るってわけで、何度も心やられました。おかげでただの3000M峰と思っていた聖が、山頂に着いたときはこの山行で最も思い出深い山になってました。高いテンションで予定になかった奥聖にまで足を伸ばします。
下山路に入るところで、これから世界を旅するというT氏とご一緒しまして軽快なペースで聖平小屋へ。旅のご無事を祈念致します。

8/18 ライトをつけながら薄暗い中を出発。上河内岳頂上では冷たい風がきつく、ジャケットを羽織ります。山頂でブロッケン現象。
茶臼で今回最後の富士山を写真に収め、あとは降りるだけ。ただ長いこと長いこと。登る人は大変でしょうに、と気の毒なくらい。
畑薙大吊橋を渡って5日間の山行終了。東海フォレストの送迎バスを東屋で待ちます。お風呂が都合のいいところにないので、タオルと水で身支度。5日分の匂いと汚れを落とした(つもり・・・です)。

思いのほか予定通りに足を進めることができました。いい山行でした。

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