記録ID: 440803
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積雪期ピークハント/縦走
奥秩父
念願の縦走路! 瑞牆山荘〜金峰山〜大弛峠〜甲武信岳〜雁坂峠〜道の駅みとみ
2014年05月03日(土) 〜
2014年05月05日(月)
- GPS
- --:--
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 2,619m
- 下り
- 2,982m
コースタイム
一日目
瑞牆山荘 9:30頃 → 富士見平小屋 10:15頃 → 大日小屋 11:20頃 → 大日岩 11:50頃 → 砂払いノ頭 13:15頃 → 五丈石 14:20頃 → 金峰山山頂 14:25頃(小休憩) → 朝日岳 16:30頃 → 朝日峠 17:00頃 → 大弛峠小屋 17:40頃
二日目
大弛峠小屋 5:45頃 → 夢の庭園 5:55頃 → 前国師岳山頂 6:35頃 → 国師ヶ岳山頂 6:55頃 → 天狗尾根分岐 7:15頃 → 東梓 10:05頃 → 富士見 11:20頃 → 千曲川源流分岐13:35頃 → 甲武信岳山頂 14:10頃(小休憩) → 甲武信小屋 14:45頃 → 木賊山、破風山分岐 15:50頃(トレースを間違い約40分のロス) → 賽の河原 16:10頃 → 破風山避難小屋 16:45頃
三日目
破風山避難小屋 5:45頃 → 破風山山頂 6:35頃 → 東破風山山頂 7:00頃 → 雁坂嶺 8:10頃 → 雁坂峠 8:50頃 → 沓切沢橋 10:40頃 → 雁坂峠登山道入り口 11:30頃 → 道の駅みとみ 11:35頃
瑞牆山荘 9:30頃 → 富士見平小屋 10:15頃 → 大日小屋 11:20頃 → 大日岩 11:50頃 → 砂払いノ頭 13:15頃 → 五丈石 14:20頃 → 金峰山山頂 14:25頃(小休憩) → 朝日岳 16:30頃 → 朝日峠 17:00頃 → 大弛峠小屋 17:40頃
二日目
大弛峠小屋 5:45頃 → 夢の庭園 5:55頃 → 前国師岳山頂 6:35頃 → 国師ヶ岳山頂 6:55頃 → 天狗尾根分岐 7:15頃 → 東梓 10:05頃 → 富士見 11:20頃 → 千曲川源流分岐13:35頃 → 甲武信岳山頂 14:10頃(小休憩) → 甲武信小屋 14:45頃 → 木賊山、破風山分岐 15:50頃(トレースを間違い約40分のロス) → 賽の河原 16:10頃 → 破風山避難小屋 16:45頃
三日目
破風山避難小屋 5:45頃 → 破風山山頂 6:35頃 → 東破風山山頂 7:00頃 → 雁坂嶺 8:10頃 → 雁坂峠 8:50頃 → 沓切沢橋 10:40頃 → 雁坂峠登山道入り口 11:30頃 → 道の駅みとみ 11:35頃
天候 | 一日目 快晴 二日目 快晴 三日目 曇りのちガスのち霙、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高尾発松本行き6:14 韮崎駅着8:02 ● 山梨市市営バス(臨時(9人乗りワゴン。瑞牆山荘までノンストップ! これは便利!) 瑞牆山荘行き8:40発 9:25頃着 ● 甲州市市民バス 西沢渓谷入り口発13:10 塩山駅14:10着 http://p.tl/LAy3 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※長文です ●瑞牆山荘〜富士見平小屋 特に問題ありませんが、けっこう急な登りです。 始めからペースを上げずにゆっくり登った方がいいでしょう。 瑞牆山荘前の所用時間を表示している案内板はあくまでも目安にしましょう。 さらに時間かかります。 水場は富士見平小屋の手前にあります。 ●富士見平小屋〜大日小屋 大日小屋の手前から積雪、アイスバーンの路が始まります。 アイゼンは必須です! ●大日小屋〜大日岩〜金峰山山頂 この辺りから本格的な雪道、急な登りになります。 樹林帯を抜け、砂払いノ頭に出ると金峰山山頂までの稜線が明確に見えてきます。 長くキツい登りです。 頑張りましょう! ●金峰山山頂〜朝日岳〜朝日峠〜大弛峠小屋 雪深くなります。 踏み抜くと腰まで埋まります。 脱出に体力と時間を要するので、お気を付け下さい。 迷いのトレースが目立ち始めます。 赤い印が見えなくなったら疑った方がいいと思います。 →鉄山付近にピークへ向かうトレースがありましたが、これは間違っています。 この辺り石南花などの枝がまとわりついてきて、大変歩きづらいです。 枝の跳ね返りにご注意を! けっこうアップダウンあります。 最後に朝日峠から登って下りると大弛峠小屋に到着します。 ●大弛峠小屋〜夢の庭園〜前国師岳山頂〜国師ヶ岳山頂 夢の庭園近辺、南方面に迷ったトレースが複数ありました。要注意。 その他問題なし ※早い時間だと気温が低く雪がしまっており踏み抜きの心配は少なくなります。 正午くらいから暖かくなるのでお気を付け下さい。 ●国師ヶ岳山頂〜東梓〜富士見〜甲武信岳山頂 アップダウンが激しいです。 先日テント場で一緒になった人が甲武信岳〜大弛峠小屋まで11時間かかったと言っている人がいました。 国師ヶ岳山頂や途中の樹林帯でビバークした人も3人いました。 マップ上の時間以上かかると思った方がいいでしょう! ●甲武信岳山頂〜甲武信小屋 特に問題なし ●甲武信小屋〜木賊山、破風山分岐 尾根に向かって直登する踏み跡が複数あります。 →マキ道なのに直登のトレースは完全に間違っています! これらのトレースは木の枝付近、腰まで踏み抜いた後があります。 おかしいと思ったら早めに戻り、正しいルートを探しましょう。 このマキ道には赤い印がありませんので要注意! 私も酷い目に会いました…(汗) ●木賊山、破風山分岐〜賽の河原〜破風山避難小屋 雪は少なくなりますがアイゼンは外さない方がいいでしょう。 ●破風山避難小屋〜破風山山頂〜東破風山山頂〜雁坂嶺〜雁坂峠 破風山山頂までの途中から雪が出てきます。 序盤アイゼン必要ありませんが雪が出てきたら必ずアイゼンを装着しましょう。 雁坂峠まで雪、岩の繰り返しですが履きっぱなしで歩きました。 ●雁坂峠〜沓切沢橋 長〜い九十九折りの下りが続きます。 登りは相当キツいでしょうねぇ…。 沢の合流し始めるあたりに鹿の亡骸が散乱しており死臭も漂ってきます! グロいです! ●沓切沢橋〜雁坂峠登山道入り口 落石の形跡が数カ所あります。 ご注意を! |
写真
感想
いつかは歩いてみたい縦走路でした。
一昨年辺りから計画していましたが仕事の都合で先送りにしていたルートです。
なので充分な達成感が得られました。
金峰山や甲武信岳には1〜2回ほど登っていますが、縦走も含めるとかなりの難易度に感じました。
想像以上にキツかったです。
その苦労も今回の達成感につながっていると思います。
途中で一緒になったUさん、Mさん、その後無事に奥多摩までたどり着いたでしょうか?
お二人様の健脚とパワーには感服いたしました。
私も肖りたいものです。
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コメント
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onebitiousさん、大変おつかれさまでした!
我々は本日、雲取山まで行き鴨沢で下山しました
本ルートはGW奥秩父縦走の核心部であると思います。
それを歩き通せたonebitiousさんは十分健脚です!!
まだ自分の写真やGPSデータの整理が済んでいませんが、前半戦のすばらしい展望や道の状況がありありと思い出せて目が潤みました
僕らはあの後ひたすらガスの中を歩いたので、半分作業のようになってしまいました
では、またどこかでお会いしましょう
mattsooさん
こんばんは。
丁重なコメントありがとうございます。
フォローまでしていただいて恐縮です。
小屋で教えていただいたサプリメントのことや漢方のこと、参考にさせていただきますね。
ガスの中の登山道も神秘的で途中何度も立ち止まり写真ばかり撮っていました。
そうですね。
またどこかでお会いしたいですね。
その時は再びウィスキーで乾杯ですねw
お疲れ様でした。
文中にあった甲武信小屋〜大弛峠11時間のグループは私たちですよ。
結構このサイト使ってる人いるもんですね。
4日の日は気温の上昇もそれほどでもなかったようですね。私たちが歩いた時は踏み抜きまくりでいつもの2倍雪山を楽しめました。
あいにくフットワークに自信がなくなりそのまま下山したのですが、またどこかでお目にかかるかもしれませんね。
korosukeさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
プロモンテの黄色いテントで宿泊しました。
大弛峠小屋内で、所持金が3,000円しかなく帰りのバス代を心配した内容の話をした者です。
私が通ったときの大弛〜甲武信間は雪がしまっており、さほどでもなかったのですが、甲武信小屋からのマキ道で腰まで踏み抜き、前のめりに転倒してしまい2、3分昆虫の様に手足をバタバタしていましたw
結局あの後、破風山避難小屋まで行けましたが11時間も費やしてしまいました。
また山でお会いしたら宜しくお願いしますね。
東梓で少しお話したものです。
甲武信小屋、、、やっぱりスルーしましたか(笑)
私と一緒ですね
私は4日の日は雁坂小屋まで行きましたよ
テントが張れず小屋泊まりとなって予定外の出費となりましたが良い勉強になりました!!
雁坂峠から下りてきてカーブミラーで自撮りしているところも同じで笑っちゃいました
お疲れさまでした
yama59さん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
雁坂小屋まで行かれたのですか?
さすがに早いですね。
yama59さんの健脚っぷりには驚かされています。
私なんぞはちょっと歩くとヒーヒーゼーゼーと息が上がってしまいます。
この差はなんなのでしょうね…。
まぁ、元々、私、スポーツとかしてなかったので仕方ないですね…。
地味に身体を鍛えたいと思います
こんばんはー!
まだまだ雪が残っているのですね。
ここはまた縦走したくて、うずうずします。
巻き道の直登、やりたくなっちゃうんです。
雪の道ならではですね^ ^
また、行きたくなりました。
pokoro さん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
そうです。
2月の大雪の影響で雪も深いだけではなく、かなりの量の倒木でした。
雁坂峠からの途中の鹿の遺体も雪の影響ですかね…。
pokoro さんは以前、このルートを歩いたのですかぁ?
凄いですね
私は無謀にも厳冬期に歩こうとしましたが行かないでよかったと思いました…。
冬に行くのなら一度は無雪期に歩いとかないといけませんネ
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