黒部ダムから赤牛岳水晶岳野口五郎岳烏帽子岳
- GPS
- 31:03
- 距離
- 48.0km
- 登り
- 3,593m
- 下り
- 3,974m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 6:20
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:54
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 9:15
天候 | 1日目:晴れのち夜雨 2日目:曇り 3日目:晴れ 4日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
アルプス第一交通で06:30に予約。7,340円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に分かりやすく道迷いの心配はあまりない。 黒部ダム〜平ノ小屋は標高でみると平坦だが梯子を使ったアップダウンがかなりあり体力を削られる。 平ノ渡場の渡し船は時間が決められているので注意。 平ノ渡場〜奥黒部ヒュッテも梯子を使ったアップダウンがかなりある。 読売新道は木の根のアスレチックのような場所があり、濡れていると危険。あと基本急坂。しんどい。 赤牛岳〜水晶岳は大きな岩のガレ場が多く、アップダウンも結構ある為意外としんどい。水晶岳まで遠くてビビる。 水晶岳〜水晶小屋は前半が岩場で後半はなだらかな稜線。 水晶小屋〜三ツ岳はガレ場の多い稜線。 三ツ岳〜烏帽子小屋はなだらかな稜線で歩きやすい。 烏帽子小屋〜烏帽子岳は「2500mの稜線」って感じだが、烏帽子直下のみ鎖のある岩場なので注意。瞬間的だが槍ヶ岳より危険。 ブナ立尾根は日本三大急登なだけあって急坂が多いが、危険な所はほぼ無い。 ブナ立尾根を下りきると砂地の河原で道が分かりにくいが、ピンクのリボンを追って進めば問題なし。 高瀬ダム〜七倉山荘は一般的な道と同じコンクリ道だが、砂を運ぶトラックがたくさん通るので気を付けて。 |
その他周辺情報 | 七倉山荘に日帰り温泉有。食事もあるよ。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
---|
感想
1日目:黒部ダム〜奥黒部ヒュッテ
標高差はほとんど無いので平坦な道が続くのかと思いきや、細かいアップダウンが盛りだくさんでした。いい感じで体力が削られ、平ノ小屋に到着したころ軽い熱中症になってました。なんとか沢の水で顔を洗い冷やしながら進みました。
又、登山道をボートで進むという貴重な体験もできました。
宿:奥黒部ヒュッテ テント
水が豊富で制限なしで使えます。トイレも洋式の水洗できれいです。においもしません。お風呂もあるのでサッパリできます。お風呂はボディソープ、シャンプーがありますがシャワーが無いので桶を使って洗います。携帯電話の電波は一切ありません。
2日目:奥黒部ヒュッテ〜水晶小屋
今回のキモ、読売新道を登るのですが、ほんとにキツイ。特に木の根が多く、濡れていると滑って危険。森林限界を超えた後も赤牛岳までひたすら登らされてバテバテ。とにかくしんどい道でした。んで、それを登った後もアップダウンの激しい稜線でかなり大変でしたが、赤牛岳山頂で飲んだレッドブルが意外と体力を回復してくれて助かりました。それでも小屋に着くころにはやっぱりバテバテでした。
宿:水晶小屋 小屋泊
お水は500ml300円のミネラルウォーターか、ろ過した天水500ml100円のどちらかです。ろ過した天水は若干ゴムのような臭いがしたような気もしますが、それほど気にならずそのまま飲めました。トイレは洋式の水洗。少し臭いますが大分マシ。携帯電話の電波はDOCOMOが普通につながりました。
3日目:水晶小屋〜烏帽子小屋〜烏帽子岳ピストン
なだらかかと思いきやゴツゴツのガレ場が多く結構歩きにくかったです。おまけに前日の疲れが残っていてなかなかペースの上がらない日でしたが、周りの景色がそれを忘れさせてくれました。ホントに天気が良く、今年一番の稜線歩きになったと思います。
烏帽子岳山頂直下が裏銀座で一番危険な場所だと思います。通過時間は5分も満たないと思いますが、落ちたらただでは済まないような鎖場と、山頂は周りが切れ落ちていて足を滑らせたりつまずいたりすると大変なことになるような場所でした。怖かったです。
又、テン場でのんびりしてると赤牛岳まで同じ行程だった方と合流しました。湯俣へ向かう予定だったが、烏帽子に変更したとの事でした。せっかくなので下山をご一緒させて頂きました。
宿:烏帽子小屋 テント
お水は天水を消毒したものが500ml100円のもののみ。こちらは臭いとか無く、普通に飲めました。トイレは和式のポットンで臭いはそれほどありません。テン場に羽虫が多く、その場にいると寄ってきてうざったかったです。携帯電話の電波は小屋、テン場ともにつながりませんが、小屋とテン場の間にある見晴台っぽい所はつながります。又、前烏帽子岳周辺と烏帽子岳周辺でも繋がります。
4日目:烏帽子小屋〜七倉駐車場
ブナ立尾根を下りましたが、特に問題なく進めました。コースタイムも3時間半との事でしたが、約2時間ほどで下れましたので思った以上に拍子抜けという感じですが、正直登るのは大変そうだなと思いました。高瀬ダムからはほぼほぼウイニングランのような状態ですが、砂を運ぶトラックがかなり通る為、そのあたりは注意が必要でした。トンネルも約1.2kmほどある為、閉所暗所が苦手な人は注意です。
職場に無理行って月〜木まで連休をもらい、北アルプスの秘境赤牛岳へ行ってきました。
前日の天気予報ではあまり良くない感じでしたが、いざ行ってみると2日目夕方〜4日目下山までそれはそれは素晴らしい天気でした。
こんなに天気のいい日に素晴らしい稜線を歩けたことに感謝です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する