奥穂！前穂！大パノラマ！／↑ザイテングラード↓重太郎新道

2014年07月27日(日) 〜 2014年07月29日(火)

• GPS: 47:55
• 距離: 25.1km
• 登り: 2,103m
• 下り: 2,099m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:02
• 休憩: 0:07
• 合計: 2:09

13:06 スタート地点
13:10 13:10 河童橋
13:43 13:45 明神 (明神館)
14:21 14:26 徳澤園
15:15 横尾 (横尾山荘)

2日目

• 山行: 5:26
• 休憩: 1:37
• 合計: 7:03

5:37 横尾 (横尾山荘)
6:23 6:27 本谷橋
8:21 8:21 涸沢ヒュッテ
8:29 8:31 涸沢小屋
10:34 11:11 穂高岳山荘
11:28 12:21 涸沢岳
12:39 12:40 穂高岳山荘
12:40 宿泊地

3日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:33

5:28 宿泊地
6:17 6:36 穂高岳
8:07 8:18 紀美子平
8:48 8:58 前穂高岳
9:31 9:31 紀美子平
11:30 11:38 岳沢小屋
13:01 河童橋

※2日目涸沢岳山頂で約1時間ガスが取れるのを待っていました。（その間、同行者は北穂方面の偵察に行っていました。）

天候

1日目 曇→晴
2日目 晴→ガス
3日目 晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

コース状況／危険箇所等

【横尾→涸沢】
なだらかな登り道ですが、涸沢ヒュッテ直前で後方からゴロゴロと雷のようなものすごい音が...。
あとで後続の方に聞いたところ、登山道に落石があったとのこと。
何の問題のなさそうな道にも危険が潜んでいるんだなと再認識しました。

【涸沢→ザイテングラート取付点】
涸沢小屋からザイテン取付点までの間雪渓上を歩くところがありましたが、アイゼンは使いませんでした。
もう少しすれば、雪が融け、夏道を歩くことができると思います。

【ザイテングラート→穂高岳山荘】
傾斜がかなりありますが、その分一気に高度を稼げます。浮石が多く、登山者も多いので要注意です。

【穂高岳山荘⇔涸沢岳】
ガラガラの岩稜帯。頂上直下のルートが分かりにくかったです。

【穂高岳山荘→奥穂高岳】
いきなりハシゴのスタート。槍の穂先と似ていると感じましたが、浮石が多く、荷物を背負っている分バランスがとりにくく注意が必要でした。ハシゴゾーンを過ぎれば落ち着いた道になりますが、浮石、落石注意です。

【吊尾根（奥穂高岳→紀美子平）】
片側ガケの細い道が多数。浮石、転倒に注意しながら進んでいきます。
長い鎖も多く、紀美子平直前の一気に岩場を下るところでは、小柄な年配女性が難儀されていました。

【紀美子平⇔前穂高岳】
ハシゴ、鎖はありませんが、かなりの傾斜があり、浮石も多くあるので、注意が必要です。紀美子平に荷物をデポできるのがありがたいところ。

【重太郎新道（紀美子平→岳沢小屋）】
滑りやすい1枚岩が多く、注意が必要です。鎖、ハシゴがないところでも急傾斜が続き、かなりの体力を使いました。適度に休憩をとると良いと思います。
岳沢小屋に着くころにはかなり膝が痛くなっていました。

【岳沢小屋→上高地】
上高地からの散策の観光客もおり、特段危険はありませんが、それまでに溜まった疲労のため何度も躓いてしまいました。

※吊尾根、重太郎新道については、滑りやすい部分が多く、転倒したら命にかかわるところも多いので、悪天候時には使いたくないと思いました。
　また涸沢以降の道ではヘルメットを着用している方がたくさんいました。次回以降は自分も携行したいと思います。

写真

7/27 12:57

今日はお昼スタート。
小雨が降っていましたが、この後晴れの予報を信じて進みます。

7/27 13:10

穂高連峰は雲の中〜。

7/27 14:15

でも、どんどん晴れてきた〜♪

7/27 15:15

横尾に到着。今日はここまで。

7/27 15:27

今日のお部屋。
横尾山荘にはお風呂があり、とても快適でした。

7/27 17:04

夜ご飯。地上と遜色ない内容です。

7/27 20:23

星がきれいでした☆

7/28 4:57

朝食。

7/28 5:36

さて、出発!!

7/28 6:24

本谷橋

きれいな川です。

7/28 7:22

涸沢までもう少し。
雪渓の上を歩きますが、ノーアイゼンでOKでした。

7/28 7:45

涸沢ヒュッテに到着。

7/28 7:48

この景色!！見たかったのは。

まだまだ雪がいっぱいあります。

7/28 8:27

涸沢小屋から。
奥穂への登山道は涸沢小屋のトイレのさらに奥の方にあります。

7/28 8:48

ザイテングラードに向かいます。
雪渓上を歩いたり、写真右側の岩稜帯を行ったり来たりしました。もう1週間すれば、完全に夏道が出るのではないかと思います。

7/28 9:22

ザイテン手前で雪渓を渡ります。

7/28 9:31

結構急傾斜です。

7/28 9:41

いくぞ！ザイテン！

7/28 9:48

たくさんの登山者がいます。

7/28 10:00

ハシゴ、鎖もあります。
一歩一歩慎重に。

周辺は花が多かったです。

7/28 10:30

山荘まであと少し。

7/28 10:33

山荘直前の雪渓にはきれいな階段作られていました。

7/28 10:34

山荘にザックをデポし、涸沢岳に向かいます。

7/28 11:23

涸沢岳への道。

7/28 11:30

ガスが出てきました。

7/28 11:31

涸沢岳山頂。

7/28 12:07

雲の上のジャンダルム。

7/28 12:54

今夜のお部屋。
受付時、2人で布団1枚だと言われましたが、結局、布団6枚に5人でした♪

7/28 13:38

時間が余ったので、一杯。

7/28 16:59

こちらの夕食も美味しかったです。

7/29 4:31

翌朝。むちゃくちゃ寒い。

7/29 5:00

朝ごはん。写真に写っていませんが、棒葉味噌もあります。

7/29 5:26

3日目出発!!
寒いので、フリース着ました。

7/29 5:31

穂高岳山荘ありがとうございました。

7/29 5:34

で、いきなりのハシゴ!!

7/29 6:00

えらい急登です。下りは怖いだろうな。

落石注意です。

7/29 6:08

ジャンダルム。たぶん、一生行かないだろうなあ。

奥穂山頂。

7/29 6:13

富士山＆南アルプス

7/29 6:14

中央アルプス

7/29 6:14

八ツ岳

7/29 6:14

乗鞍、さらに奥に御嶽

7/29 6:14

薬師、黒部五郎...たくさんありすぎて、あとはよく分かりません。

7/29 6:14

槍様！隣に見えるのは立山。

7/29 6:15

大パノラマ

7/29 6:29

次は前穂を目指します。

7/29 6:43

吊尾根を通過します。

7/29 6:52

う〜ん。道が崖っぷち。

7/29 7:40

どうやってこの道作ったんだろう？

7/29 7:53

変な岩。

7/29 8:09

紀美子平。
ザックをデポして前穂山頂へ。

7/29 8:14

荷揚げヘリが何度も往復してました。

7/29 8:24

こちらも急登。

7/29 8:26

紀美子平を見下ろしてみる。

7/29 8:48

山頂到着！！

7/29 8:55

結構広いです。

7/29 8:57

奥穂方面のパノラマ。

7/29 9:41

紀美子平に戻って、重太郎新道を下ります。
で、いきなりの急降下。

まがったハシゴ。なんでこうなったんだろう。

7/29 10:20

岳沢パノラマ。
小屋までまだまだあります。

7/29 10:35

ハシゴ。
延々と下りが続く。

7/29 11:02

岳沢小屋までもう少し。

7/29 11:17

ついたー。岳沢小屋。

7/29 12:26

天然クーラー。名前のとおり本当に冷風が出てきます。

7/29 13:00

無事上高地に帰ってきました。

7/29 13:09

ジェラードで乾杯!!

撮影機器：

α7 ILCE-7 SONY

感想

512abc

　27日は雨の予報が出ていたので、前日の立山登山の休養に充てるつもりでいたところ、朝の天気予報を見ると、どうも午後から晴れ。28、29日も晴れるようなので、
1日目横尾泊、2日目穂高岳山荘泊の全2.5日で穂高に挑戦。

　早速、横尾山荘に宿泊の予約を入れ、10時30分富山県内の実家を出発!!
上高地に着いた時にはまだ小雨が降っていましたが、すぐに晴れてきて、このあとも天候には恵まれました。

　これまで登ってきた山に比べ、高度感、危険度ともに最高難度でしたが、それだけにとても充実した山行となりました。
　
　また、横尾山荘で同部屋だった方とはその後の行程も一緒で、何度も記念写真を撮影していただきました。
　これも山小屋を利用した山行ならではの楽しさ、ありがたみなのだと思いました。

　今回、北穂→奥穂については、まだ今の自分には早いと思い回避しましたが、次の機会に挑戦したいと思います。