明神主稜+北穂東稜 2泊3日周遊ツアー
- GPS
- 20:16
- 距離
- 34.4km
- 登り
- 3,708m
- 下り
- 3,723m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 7:21
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 4:25
- 合計
- 7:58
天候 | 1日目 ガス 夜に少し雨 2日目 快晴→夕方から少し曇り 3日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
1日700円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●明神主稜 踏み跡もありほとんど迷うことはなさそう。 浮石が多いがクライミング要素は少なめで、懸垂下降(50mロープ1本を折り返して2回懸垂)とルーファイができればよいかな。 5峰までの登りが急。5峰越えれば楽しい岩稜ハイキング。 ●北穂東稜 とりつきが少しわかりにくいが、踏み跡の雰囲気たどれはOK。 1箇所高度感があり怖い箇所があったがそれ以外は、浮石も少ないく快適バリエーションという感じ。ロープは持っていったが使わなかった。 |
その他周辺情報 | 第2駐車場の目の前にあるライダーハウスともしびの温泉300円。 必要十分。清潔感とか快適性を求めるなら別の場所へ。 |
写真
装備
個人装備 |
下降器
ハーネス
スリング適量
|
---|---|
共同装備 |
50mダブルロープ
ロープ
ガス類
|
感想
最近岩熱高めのtmk氏がどこか行きたい〜とのことだったので、3年前に行こうとして行けなかった剱周辺も考えていましたが、私が最近ちゃんとアルパインやクライミングに行けていないし、連れて行ける自信がなかったので(+アルペンルート高いしなぁ)、ゆるふわ系でどっかないかなー、と言うところで選んだ明神主稜と北穂東稜周遊コース。
海の日三連休に合わせて土日月で行く予定でしたが、土曜日の天気が悪かったので、1日送らせて入山し、日月火で行ってきました。
南ア3泊4日で下山したのが金曜日だったので、土曜日をレスト日にできて良かった。
7/16(日)
朝諏訪で拾ってもらって5:30くらいにさわんどへ。第3駐車場は満車だったので第2に駐車。バス待ちの列も長かったので、大型9人乗りタクシーがきたので、その辺にいた人をナンパして9人集めてタクシーで6:30ごろ上高地へ。明神は水場がないので、お互い4~5Lほど担ぐ。
mkちゃんは今回はゆるふわなので河童橋前で分かれて、蝶ヶ岳経由で入山するmnrちゃんと待ち合わせ予定の横尾へ向かう。我々は岳沢方面へ。
岳沢までの道を辿り、風穴クーラー?から明神岳へ取りつく。かなりの急斜面で、ここを下りでは使いたくないなと思いながら標高を上げる。3連休だしたくさん人が入っていると思っていたが、出会ったのは2人だけ。
2400m付近までは急な登りが続くがその後樹林帯を抜けると、斜度も緩やかになり、ガレ場歩きという感じ。
5峰から先はほぼ尾根を辿るような感じ。
心配していた2峰の懸垂下降点は捨て縄がたくさんあり、それを利用して。
中間にも支点があり、50mロープ1本で事足ります。
この日のうちにどこまで行くかは時間次第で適当に〜と思っていたのですが、明神岳についたのが14時くらいだったので、明神岳でビバーク。
この日は結局穂高連峰にかかった雲は取れることなく、明日に期待。
7/17(月・祝)
途中夜起きたら星がきれいだった。
この日も涸沢まで行けばいいだけなので行程としてはかなり短め。
ゆっくり起きて、ゆっくり朝ごはん食べて出発。1時間ちょっとで前穂高に到着。私は5年ぶりくらい。さすが3連休の最終日。人がひっきりなしに訪れる。前穂北尾根を登ってきている友人たちに会いたかったので、最初にトップアウトしたガイドPTさんに「3人PTのぼってきてましたかー?」と聞くと「ああ!後ろにいたよー」と言っていたので、ちょっと待ってみることに。
tmk氏はちょっとジャン方面に散歩にいこうかな〜ということだったので、前穂山頂にて分かれて私は前穂で待機。
待っている間に別の友人たちにも会えてほくほくな私。
「わーーーーやったー!!!初めての前穂だーーー!」
「よかったねー!めっちゃ天気最高やん!」
「やー、今日は最高やな」
いろんな人が山頂に来て、それは単独だったり、仲間と一緒だったり、夫婦だったりさまざまなのですが。
ああ、きっとこの中には初めてのアルプスの人もいて、この人たちにとって山というものが大切なものに変わっていく瞬間に立ち会えたような気がして、なんだかじーーーんとしてしまって一人で涙ぐんだりしてました。(ほんと、誰目線???わたし、何様??って感じなんですけど、、、、笑)
すごくいい時間だったな、と。
結果的に北尾根友人PTが来たのは3時間後だったのですが、
3時間前穂の山頂でぼーっとくる人たちを眺めてました。
そして3人にも無事会えて、持ってきたもつ煮とフルーツを一緒に食べて3人とは分かれて奥穂方面へ。流石に時間も時間なので、下山する人も少なくて快適に奥穂まで。
穂高岳山荘で少し休憩して、涸沢へ。
涸沢にて3人に合流して、わいわい宴会。あっという間に8時くらいになり、就寝。
7/18(火)
3時頃に起床し、4時出発で北穂東稜へ。
先行者が1人。 通常の登山道である南稜を登って、途中からトラバースして東稜方面へ。雪渓をこえ、ルンゼの右側から尾根に乗る。踏み跡があるのでなんとなく辿れば大丈夫。7時前に北穂高小屋へ到着。
少し休憩していると、小屋前ではるか昔に某リノベスクールでお世話になった某不動産会社代表とばったり、、、!笑
その後涸沢まで下山して、テント撤収して、下山。(ロープはtmk氏に託して、mkちゃんの荷物はほぼ水筒と行動食くらいにしてもらって、私が担いだ。)
4時間ほどで上高地まで下山できました。mkちゃんお疲れ様!
tmk氏も程よく楽しめたらしいのでよかった。
●反省&所感など
・今回も南アに引き続きシュラフなしでシュラカバ+インナーシーツ。
寒くなかった。もう夏はシュラフいらないんじゃないか、、、、。
5,6年前の北アは夜は寒くて、ダウンがないと耐えられなかったんだけど、私の体が順応したんじゃなくて単純に気温が上がってます、、、?
夏のあの夜の寒い寒いって言いながら過ごす時間が愛おしい。
・オリンパスはソールがもうお亡くなりになった感じ。ホカオネに戻ろうかな。
・水は5Lで存分に足りた。
・荷物軽量化すれば明神は日帰りでも行けないことなさそうだけど、前日小梨まで入って、翌朝早く出るのがバスの時間にも間に合って良さそう。もしくは上高地自転車アクセスが現実的?
・前穂北尾根もいつかいきたい。(クライミング頑張ろう)
・膝は相変わらずくだりで多少痛みますね、、、。
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