唐松岳から五竜岳縦走 初ツエルト泊
富山県
長野県
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体力度について
- GPS
- 13:47
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,773m
- 下り
- 2,078m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:20
| 天候 | 25日：晴れ時々曇り 26日：快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
五竜スキー場に降りてきたので八方尾根スキー場の第3無料駐車場までタクシーで戻りました。 タクシー料金は2000円でした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・八方尾根スキー場から唐松岳 半分程度が夏道でした。 雪が出てきても緩んでいたのでつぼ足で登頂でしました。 ・唐松岳から五竜山荘 こちらもほとんどが夏道でした。 心配していた鎖場も1箇所だけ雪が付いていただけでした。 あとコル付近で雪庇や雪原を歩く事がありましたがつぼ足で歩きました。 雪があるところはノートレースだったのでGPSを見ながら歩きました。 ・五竜山荘から五竜岳 岩場付近に2箇所くらい雪がありましたが登りはつぼ足でした。 最後の雪の急登はアイゼンを付けました。 下りは岩場の2箇所の雪の部分までアイゼンを付けて降りました。 ・五竜山荘から五竜スキー場 遠見尾根はほとんどが雪道でした。 ゴンドラ乗り場までアイゼンを付けて降りました。 だいぶクラックが入っているので、これからは注意が必要です。 |
写真
拍手ここから10分ほど歩いてゴンドラ乗り場に向かいます。
登山者は3割くらいいたと思います。
荷物が15kg以上の場合は別料金がかかります。
スキー板を履かないでリフトに乗ったのは初めてでした。
足が軽くて変な感じ。。
ほとんどのスキーヤーはこっちに来ないで滑り降りていったのでガラガラでした。
最初の50m程は雪がありますが、すぐに夏道と合流して雪がなくなります。
初ツエルト泊です。
風が比較的弱かった白岳に張りました。
強風の中、ツエルトも一晩頑張ってくれました。
この二人の方とはずっと同じルートを歩きました。
五竜スキー場から登って、ここが目当ての人もいるようです。
感想
土日とも天気が良さそうなので、針ノ木大雪渓と白馬大雪渓に滑りに行こうかと思いましたが、久しぶりにガッツリ歩いてきました。
途中でツエルトを張って1泊の予定です。
このツエルト、実践投入は初めて。
しかも森林限界を超えた雪の稜線上で大丈夫なのでしょうか。。
登りは八方尾根からです。
荷物15kg以上は別料金でしたが、持ってきたのは11kgなので大丈夫でした。
ゴンドラと2本のクワッドリフトを乗り継ぎ八方池山荘から登り始めます。
さすがに4月下旬なのでほとんど雪が無い夏道を歩きます。
トイレ小屋手前あたりからは雪道になりますが、雪が適度に柔らかくアイゼン無しで登れます。
唐松岳頂上山荘手前のトラバースも道が出来ていて楽に通れました。
稜線に出ると強風です。
山荘に荷物をデポしてアウターを着て唐松岳を目指します。
こちらもほとんどが夏道で雪が無かったです。
難なく山頂に到着できました。
これから向かう五竜方面を見ても雪は少ないようです。
山荘に戻り五竜岳に向かいます。
鎖場があり心配してましたが、雪がほとんど無く問題なく通れました。
コルあたりまで来ると雪が多くなりトレースが無いので雪庇に近づかないように歩きました。
白岳をトラバースして五竜山荘に到着。
山荘の人が外に出てたので建物の東側の風が弱いところにツエルトを張っていいか聞いたらテン場以外だめとのこと。
テン場は西風をもろに受けてるので、とてもじゃないけど無理です。
仕方が無いので、風が弱いところを探して白岳に登ってみました。
頂上南側の雪の上は比較的風が弱かったので整地してツエルトを張りました。
庭で1回練習しただけだったけど、意外とうまく張れました（笑）
夜は10時ごろはいったん風が弱くなったけど、その後は相変わらず強風が吹き荒れていました。
ツエルトが飛ばされないか心配であまり眠れなかったような気がします。。
翌朝、楽しみにしてたモルゲンロートがとてもよく見えました。
寒い中、風が強い中、頑張った甲斐がありました。
ツエルトの撤収を始めましたが、アンカーにしてた石が雪の中で凍りつき掘り起こすのが大変でした。
スコップが傷だらけになってしまった。ピッケルを使えばよかったと後悔。。
風が強く畳めないのでグルグル巻きにしてザックに仕舞って五竜岳を目指します。
すでに登っている人が何人かいるようでした。
基本的に夏道を通りますが、所々雪が残っています。
特に岩場あたりは、本当ならアイゼンを付けたほうがいいくらいでした。
登りは無理やり登りましたが、下りはアイゼンを付けたまま下ってきました。
最後の雪の急登はなかなかスリルがありました。
山頂に着くと風が強いですが、雲ひとつ無い快晴で周りの山々がよく見えます。
頑張って登ってきてよかったです。
下りも慎重に降りて無事山荘まで戻ってきました。
再びアイゼンをつけて下山します。
稜線の東側に入ると風がほとんどなくなりました。かなり暑かったです。
フリースも脱いで、もう脱ぐ物が無くなってしまいました（笑）
大汗をかきながら中遠見山、小遠見山を登りきり、五竜スキー場のアルプスだいらまで戻ってきました。
テレキャビンは10kg以上の荷物は別料金（200円）が必要でした。
エスカルプラザでタクシーを呼んで八方尾根スキー場の駐車場まで戻りました。
初めてのツエルト泊は無事終わりました。
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私は１日遅れで遠見尾根を登っており、たぶん小遠見辺りですれ違ったかと思います
白岳ピークの雪渓の上で、しかも初ツェルトとは素晴らしいですね
夕陽やモルゲン、富士山や槍ヶ岳もクッキリで、うらやましい限りです
唐松からの周回、タクシー使えば車でも行けるんですね。またいつか行ってみたいと思いました。
pewa-lakeさん
コメントありがとうございます！
テン場の中で少しでも風が弱いところを探したんですが、無理でした。
西風、直撃ですもんね。
どう考えてもダメそうなので違う場所を探したんです。
白岳も最初は良かったけど、夜中はかなりの強風でした。
やっぱりツエルト泊なら遠見尾根に下った方が良かったんでしょうね。
車が2台あれば最高なんですが、タクシーでも2000円程度ならありだと思います。
または自転車なんてのもありでしょうね。
いい天気の中お疲れさまでした！
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