晴れ続きの北穂高岳・涸沢岳( 奥穂高岳は相変わず断念 )
- GPS
- 80:00
- 距離
- 36.3km
- 登り
- 2,478m
- 下り
- 2,477m
天候 | 四日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今回は30,1日を休みにして、8連休。
GW前にまさかに風邪(||´Д`)o
最初は若干熱っぽかったが、GWに入る頃には、咳のみ。
じゃあ遊びに行くでしょ!!
というわけで、29日は家の用事が夕方からあったため、4ヶ月ぶりに外岩に繰り出す。
そして、30に上高地入り。
6時10分のバスに間に合う時間に到着するもトイレにより、30分後の6時40分のバスに乗り込む。
バスでは爆睡し、上高地到着。
登山届はバスターミナルで提出済みなので、すぐに出発。
人が少なく気持ち良いです。
河童橋で撮影後、先を目指す。
人で溢れかえる明神までの道も静かな道。
これこそ森林浴です。
帰り際には渋谷、銀座辺りになっていましたが。。。
そして、明神に到着。
今回の重量は30あたり。
いつもならレストを入れるところだが、直前の尾瀬で懲りて、ザックを旧クーガーから最新のクーガーに変更したが、これが当たり。
昔のクーガーとは別物のような背負い心地。
それに加え、毎朝の筋トレの影響か疲労感、痛みは殆どない。
そのため、レストなしで、徳沢を目指す。
でも、筋肉増量のためか燃費が悪いこの体。
徳沢に到着する頃には腹ペコペコ。
というわけで、いつもならソフトクリームを頼むところだが、カレーライスを所望。
うまいっす。
次は横尾だね。
ここまでも横歩きなので、それほど問題はない。
あるとすれば、後半砂利道のため、歩きにくいぐらい。
横尾もいつもはレストポイントだが休まず、先を目指します。
ここから雪が出始めます。
雪の横歩きは相変わず歩きにくい。
蹴り足の推進力を持って行かれます。
それに雪の照り返しにより暑い。
途中、上着を脱ぎ、先を進む。
この道も慣れたもので、重い荷物を背負っていようが時間通りに本谷橋に到着。
ここでレスト。
ここから涸沢までが本日一番きつい道のり。
日陰なし、オール積雪路、急坂あり。
頑張りましょう。
歩いていると、汗が噴き出してきます。
そこで、手ぬぐいに氷のうを作り、首に当てると、ちょうど良い。
それで進むことにする。
汗の出もある程度抑えることができ、思った以上に効果的。
後半はコースタイムの倍の時間を掛け、登って行きます。
特にヒュッテ手前は倍の時間そのものでした。
テントはヒュッテにかなり近い箇所に張れた。
時間をかけて整地したため、思った以上に平になり、三日間の寝床としては十分な役割を果たしてくれました。
初日は飲みに行く時間もないので、酒買って、夕飯作って祝杯。
そして、爆睡。
二日目。
いつもどおり2時起床。
星を撮影しようとするも、月明かりが明るくて星があまり見えん。
というわけで、テントから軽く撮影して、二度寝。
4時すぎ起床。
朝食を食し、日の出の時間の山々を撮影し、トイレを済まし、北穂高岳に出発。
相変わらず急です。
途中、振り返るのも難しい。
いや、難しいというよりも怖い。
ピッケルから手を放し、状態を捻って、後ろの景色を撮影。
ここでバランスを崩したら((((;゜Д゜))))
と思うと、もう適当。
でも、撮りたいので頑張って撮る。
それでひたすらに登っていく。
途中のレストポイントで、確実に体力補給をして進むと、思ったよりも体力消費せず、山頂に到着。
ここで、30分ぐらい撮影。
風もなく、かなり過ごしやすかったです。
そして、下山開始。
ここの斜面は上から見ると、相変わらずやばいぐらいの斜度。
そこでまさかにミス。
トレースのない箇所をフラットフッティングで下る際、誤ってクラック気味の箇所に足を入れてしまった。
かなり埋まってしまい、バランスを崩し転倒、ヤバイと思った瞬間、はまった足を曲げてロックし、ピッケルのシャフトを突き刺し、滑落を回避。
足を抜いた瞬間滑り出さないようにシャフトを深く突き刺し、ゆっくりと立ち上がる。
怖くなったので、以降はトレースのある箇所をゆっくり下る。
でも、後半の斜度が幾分緩い(か?)ところからシリセードで一気に下山。
無事テントに到着。
そして、祝杯。
三日目。
この日も2時に起きるも、月明かりでダメ。
ここでようやく学習。
もう星を撮影するのは無理だ。
月明かりで山を撮影してみよう。
というわけで、夜間撮影は三日目の夜に託し、二度寝。
朝起き出し、飯食って、いつも通り日の出の時間帯を撮影し、奥穂高岳方面に出発。
前日よりも早く出発したのもあってか楽に上部突入。
しかし、日も出てかなり暑い。
そして、上部も緩み、かなり体力消費。
斜度は北穂高岳よりも緩いのだが、レストポイントが殆どない。
できても立ち休みぐらい。
それでもえっちらおっちら登っていくと、穂高岳山荘に到着。
奥穂高岳は狙っていたのだが、何か雪少ないし、やっぱり怖いという負け犬根性。
というわけで、涸沢岳をとりあえず目指す。
登っていると、奥穂高岳方面から落石音が結構している。
まああれだけ夏道が出ていたら、雪上の岩はかなり落ちるだろうな〜
・・・
怖いからやっぱりやめるべ。
というわけで、涸沢岳のみとなる。
山頂は人が全くおらず、風もない。
超居心地がよい。
ここでまったり&撮影。
さて、下りますか。
途中、ヘリが来るとのことで、止められるも、1便目と2便目の間で通過。
後はアイゼンを装着し直して、一気に下山。
そして、祝杯。
後は下山だけだ。
四日目。
前日22時半起床。
カメラ用品を持ち出し、0時過ぎまで撮影。
私が来る前から、帰るまで撮影している方がいた。
すごいな〜と正直思った。
二度寝後、3時半起床。
朝食を済まし、モルゲンを撮影。
そして、テントを撤収。
6時過ぎに涸沢を出発。
ついにここともお別れです。
最終日も何度も何度も振り返り、下山。
本谷橋でアイゼンを外し、後は一気に上高地を目指す。
横尾でエネルギー補給、徳沢でソフトクリームを食し、明神は素通り。
11時に上高地に到着。
人が溢れています。
まるで東京都。
一気に抜けて、タクシー乗り場に到着。
駐車場まで移動。
そして、車に到着。
四日間とも晴れに恵まれ、最高のGW山行であった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する