大峯奥駈道逆峯

2024年05月02日(木) 〜 2024年05月04日(土)

• GPS: 39:51
• 距離: 92.2km
• 登り: 7,261m
• 下り: 7,555m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:26
• 休憩: 1:14
• 合計: 11:40

3:12 金峯山寺
3:27 3:30 吉野山中千本バス操車場
4:00 4:00 花矢倉展望台
4:13 4:13 高城山
4:22 4:22 奥千本口バス停
4:30 4:32 金峯神社
4:45 4:45 青根ヶ峰
5:03 5:03 試み茶屋跡
5:47 5:47 薊岳
5:53 5:54 四寸岩山
6:02 6:21 足摺の宿跡
6:39 6:39 九十丁石
6:50 6:50 二蔵宿小屋
7:39 7:42 大天井ヶ岳
8:07 8:13 五番関
8:32 8:32 鍋冠行者堂
8:49 8:49 今宿跡
9:21 9:31 洞辻茶屋
9:41 9:42 陀羅尼助茶屋
9:46 9:46 松清店
9:58 9:58 鐘掛岩
10:07 10:14 西の覗岩
10:20 10:20 山上宿坊
10:25 10:33 山上ヶ岳
10:45 10:46 地蔵岳
10:51 10:51 投地蔵辻
11:11 11:16 小笹ノ宿
11:48 11:49 脇ノ宿跡
11:54 11:54 明王ヶ岳
12:12 12:13 経函石分岐
12:40 12:41 大普賢岳
12:54 12:54 水太覗
12:59 12:59 弥勒岳
13:15 13:15 サツマコロビ(薩摩転び)
13:18 13:19 国見岳
13:23 13:24 内侍落し(屏風横駈)
13:29 13:30 稚児泊
13:40 13:40 七つ池
13:53 13:53 七曜岳
13:55 13:56 無双洞・和佐又山分岐
14:21 14:21 みなきケルン碑
14:28 14:28 行者還岳分岐
14:45 14:46 行者の水場
14:52 行者還小屋

2日目

• 山行: 13:43
• 休憩: 1:31
• 合計: 15:14

0:04 行者還小屋
0:06 0:06 天川辻
0:38 0:38 R309 90番分岐
0:54 0:54 しなの木出合
1:02 1:02 一ノ垰
1:06 1:06 一の垰プレート
1:24 1:24 奥駈道出合
1:43 1:43 弁天ノ森
2:04 2:10 聖宝ノ宿跡
2:55 3:06 弥山小屋
3:31 3:32 大峰山
3:47 3:48 明星ヶ岳
4:04 4:04 禅師ノ森
4:32 4:32 五鈷峰
5:09 5:09 舟ノ垰
5:45 5:48 楊子ノ宿
6:48 6:49 孔雀岳
6:54 6:54 孔雀ノ覗
7:14 7:14 両部分け
7:17 7:18 橡の鼻
7:23 7:24 空鉢岳
7:40 7:40 馬の背
7:58 8:05 釈迦ヶ岳
8:31 8:32 深仙ノ宿
8:55 8:55 太古の辻
9:05 9:07 蘇莫岳
9:09 9:10 仙人舞台石
9:16 9:16 石楠花岳
9:40 9:40 天狗山
9:55 9:56 奥守岳
10:08 10:09 嫁越峠
10:21 10:21 天狗の稽古場
10:26 10:28 地蔵岳
10:43 10:44 般若岳
10:57 10:58 滝川辻
11:10 11:10 乾光門
11:32 11:48 涅槃岳
12:04 12:05 証誠無漏岳
12:11 12:11 鎖場
12:22 12:22 阿須迦利岳
12:32 13:00 持経の宿
13:07 13:07 持経千年檜
13:28 13:28 両又分岐
13:37 13:38 平治ノ宿
13:56 13:56 転法輪岳
14:15 14:16 倶利伽羅岳
14:53 14:53 水場まで10分
14:56 14:57 怒田宿跡
15:04 15:05 行仙岳
15:12 15:12 継の窟分岐
15:18 行仙宿山小屋

3日目

• 山行: 11:19
• 休憩: 1:29
• 合計: 12:48

0:01 宿泊地
1:07 1:07 笠捨山
1:25 1:26 葛川辻
1:57 2:03 地蔵岳
2:14 2:21 水場
2:30 2:35 四阿之宿
2:34 2:35 東屋岳
2:40 2:40 拝み返し
2:44 2:45 檜之宿跡
2:50 2:50 巻道分岐
2:58 2:59 香精山
3:18 3:18 貝吹之野
3:22 3:30 塔ノ谷峠
3:54 3:54 古屋の辻
3:58 3:58 古屋宿
4:05 4:05 如意宝珠岳
4:12 4:12 蜘蛛ノ口
4:18 4:19 稚児ノ森
4:40 4:41 水呑金剛
5:09 5:22 花折塚
5:40 5:40 玉置山展望台
6:01 6:17 玉置山駐車場
6:45 6:47 玉置神社
7:01 7:01 犬吠檜
7:24 7:24 水呑宿分岐
7:47 7:47 大平多山分岐
8:13 8:13 大森山
8:22 8:22 大水ノ森
8:43 8:44 岸の宿
9:07 9:07 五大尊岳（北峰）
9:15 9:15 五大尊岳
9:50 9:51 金剛多和
10:05 10:14 大黒天神岳
10:29 10:29 鉄塔
10:33 10:34 No13-c鉄塔
10:45 10:50 山在峠
11:00 11:01 吹越山
11:05 11:06 吹越宿跡
11:27 11:27 吹越峠
11:35 11:37 展望台
11:41 11:41 七越峰広場
11:46 11:49 七越峰
12:10 12:11 備崎経塚群
12:38 12:39 大斎原
12:48 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 飛行機

吉野駅集合、熊野本宮解散

写真

5/2 2:55

shin)吉野の民宿「太鼓判」で前泊。

5/2 3:12

金峯山寺スタート

5/2 4:41

5/2 6:02

足摺宿

5/2 6:06

前泊した宿の朝食弁当

5/2 6:06

shin)冷え込んできたので僕はタイツを履いた。

5/2 6:40

5/2 6:40

shin)前日雨だったので朝は霧がかかっていた

5/2 6:51

二蔵宿小屋
shin)小さな小屋。前回は満員で泊まるのを断念した記憶がある

5/2 6:55

ギンリョウソウ

5/2 6:55

shin)今回は登りはポールを使った

5/2 7:13

shin)光が差しはじめた。良い雰囲気

5/2 7:15

5/2 7:15

akira)光がきれいだった！

5/2 7:27

shin)日が登るにつれ霧雲がとれてきた

5/2 7:30

akira)急登だけど気持ちいい尾根

5/2 7:41

大天井ヶ岳
shin)弘法トレイルはここで分かれて高野山に向かう

5/2 8:07

五番関の女人結界門

5/2 8:39

5/2 8:40

shin)複数で進むのは楽しい(^ ^)

5/2 8:50

shin)今回はゴールまで天気は良い予報

5/2 8:53

shin)立派なブナ

5/2 8:55

shin)たまに鎖場

akira)この辺り？

5/2 9:17

同辻茶屋

5/2 9:20

shin)ビールを補給。このメンバーだと途中のアルコール補給は必須(^^)

5/2 9:33

akira)ビール購入したら、空き缶も朝のお弁当のゴミも置いて行っていいよ！とお優しいお言葉。

5/2 9:44

shin)山上ヶ岳に近づくにつれ階段が出てきた

5/2 9:50

歩いてきた尾根

5/2 9:52

最後は急登

5/2 9:56

5/2 10:01

大峯山寺等覚門

5/2 10:04

奥に宿坊が見える

5/2 10:07

西の覗

5/2 10:08

shin)断崖絶壁。奥の麓は洞川温泉の集落

5/2 10:08

5/2 10:16

akira)ネコノメソウ

5/2 10:18

5/2 10:20

5/2 10:23

大峯山寺

5/2 10:27

山上ヶ岳

5/2 10:29

shin)明日歩く八経ヶ岳や釈迦ヶ岳方面

5/2 11:03

5/2 11:15

shin)今回のザック。左は僕(^ ^)ペットボトルのワインは必携品

5/2 11:40

akira)コミヤマカタバミ

5/2 11:40

阿弥陀ヶ森側の女人結界門

5/2 11:46

5/2 12:19

shin)普賢岳手前までは快適

5/2 12:28

普賢岳山頂
shin)手前は急登だった

5/2 12:43

振り返って山上ヶ岳（大峯山寺）

5/2 12:46

行者還小屋までは細尾根のアップダウンが続く
shin)初日の疲れが出る頃

5/2 12:47

日本岳

5/2 12:49

普賢岳を振り返って

5/2 12:51

アップダウンが続く

5/2 13:20

shin)最奥の山のシルエットを超えてようやく行程の半分(^◇^;)

5/2 13:30

shin)岩にへばりついた木

5/2 13:35

国見岳、普賢岳、日本岳

5/2 13:49

5/2 13:52

七曜岳
shin)恐ろしいところは無いけど、油断すると滑落や転倒するので注意

5/2 14:46

行者雫水
shin)ホースから水は出ていなかったが、少し上に上がって採水

5/2 14:51

行者還小屋
shin)立派な避難小屋

5/2 15:29

shin)ダウン上下は余分だった。ほろ酔いで快適に休めた。

5/3 2:05

理源大師像
shin)ここから弥山まで急登

5/3 3:31

八経ヶ岳　百名山　関西最高峰

5/3 3:33

大阪方面の夜景

5/3 4:35

奥は普賢岳
shin)マジックアワー。今日の天気は期待できる‼️

5/3 5:06

夜明け

5/3 5:19

雲海

5/3 5:34

shin)釈迦ヶ岳手前までは気持ち良い稜線

5/3 5:41

楊子ヶ宿小屋

5/3 6:02

5/3 6:07

釈迦ヶ岳

5/3 6:39

5/3 6:43

鳥の水

5/3 6:55

5/3 6:55

shin)この辺りの稜線の東側は険しい

5/3 7:01

shin)ほぼ夜露に悩まされることはなかった

5/3 7:07

5/3 7:11

近づく釈迦ヶ岳

5/3 7:17

akira)オオミネコザクラだそうです！
サクラソウは可愛いね

5/3 7:25

釈迦ヶ岳山頂
shin)コーラと苺を振る舞ってくれたトレイルエンジェルさんと記念撮影(^ ^)ありがとうございました‼️

5/3 8:08

5/3 8:16

釈迦ヶ岳を振り返って

5/3 8:26

穴が見える。ここは、

5/3 8:26

極楽ノ都津門

5/3 8:29

深仙小屋
shin)5年前はここで仮眠して、一気に熊野本宮まで歩いた

5/3 8:56

太古ノ辻
shin)ここから南奥駈道。やっと半分(^◇^;)

5/3 9:11

shin)前回は真夜中通過したところ。新鮮だ。

5/3 9:44

5/3 9:54

5/3 9:54

5/3 10:20

天狗の稽古場

5/3 10:29

shin)まだまだ続く稜線

5/3 11:51

akira)アケボノツツジだそうです！

5/3 11:51

5/3 12:04

証誠無漏岳
shin)奥駈道の山々は拝み進む道。修験者が通るに相応しい名が付いている。

5/3 12:22

shin)この辺りで僕の脚が売り切れてペースダウン。

5/3 12:23

5/3 12:48

持経ノ宿
shin)補給(^ ^)この時期、持経ノ宿と行仙宿には小屋番さんが入る。

5/3 13:36

平治ノ宿

5/3 14:14

akira)急なルンゼのような登り

5/3 15:03

行仙岳

5/3 15:04

akira)立派な木に宿ってるのでしょうか！

5/3 16:20

行仙宿小屋にて
shin)水汲みボランティアを行った後に乾杯

5/3 16:38

豚汁

5/3 16:45

うどん

5/3 23:51

shin)最終日も深夜スタート

5/4 1:45

akira)険しい岩場だと思ったら

5/4 2:01

shin)地蔵岳付近が全コースで最も険しいところ。だが、鎖などあり足場もあるので慎重進めば問題ないと思う

5/4 2:02

5/4 4:18

5/4 5:41

5/4 5:46

最終日の朝

5/4 5:48

玉置神社の手前にて

5/4 6:02

5/4 6:12

雲海

5/4 6:13

雲海

5/4 6:16

玉置神社

5/4 6:30

5/4 6:33

shin)ここで水を補給

5/4 6:42

5/4 6:50

akira)この辺に群生していた子持ち万年草

5/4 7:57

5/4 9:33

shin)中央の集落がゴールだが、ここからもアップダウン多い😅

5/4 10:41

蛇行する熊野川

5/4 10:44

5/4 10:45

akira)お地蔵さんにありがとう！

5/4 10:45

akira)お地蔵さんにありがとう！

5/4 10:47

shin)ゴールは近い

5/4 11:34

shin)大斎原の鳥居が見えた。そこがゴール

5/4 11:45

七越峰

5/4 11:45

akira)この木だけ紅葉しているよう！

5/4 11:59

5/4 12:15

渡河ポイント

5/4 12:17

shin)気持ち良い(^ ^)

5/4 12:18

5/4 12:45

5/4 12:49

熊野本宮大社にゴール！

5/4 12:50

3人揃って記念写真♬

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

iPhone 14 Pro 128GB SoftBank Apple

OM SYSTEM OM-5 ボディ OMデジタルソリューションズ

感想

アキラ

奥駈道はいつか行きたいと思っていました。
今年は4/20から熊野に入り、速玉大社、奥熊野いだ天ウルトラマラソン、中辺路(那智大社〜田辺)を歩いていました。
BMさんが中辺路の予定を見て、奥駈道に行くよと連絡もらい、ご一緒させていただくことになりました。
中辺路の1週間後ですが、BMさんの実績のある計画なので安心です。
初めて吉野に入るのでワクワク！
新幹線で京都で降りて、柿の葉寿司を購入し吉野駅でビールでいただく、美味しい！
予定通り、BMさん、シンさんと再会し、BMさんが予約されていた吉野の宿に到着
さっそく3人で風呂に入りくつろぐ
予想以上に夕食が美味しく、みんなビール2本！

第一日目、3時に宿を出て、金峯山寺で参拝し、いよいよ奥駈の出発
激坂の舗装路を登っていくが次々と神社仏閣が現れるのでワクワクの連続
桜の木も多く、桜の時期にまた来たい！
ソフトシェル着ても肌寒い
足摺宿の小屋で白飯たっぷりのお弁当の朝ごはん、美味しい！

大天井ヶ岳の登りからガスが晴れ気持ちが良い
洞辻茶屋ではビール500円、ゆで卵も2個200円で販売していた。（9:20)
もちろんビールで休憩、途中でビール飲めるの最高です。
映像でもよく見る西の覗き、なるほどという感じで岩壁の上、見晴らし良い！
山上宿坊の前を通るルートで登りましたが宿坊立派な建物です。
山上ヶ岳頂上にも立派な建物
小笹の宿には小さい沢が流れていて休むと和みます。

大普賢岳は巻道もあるのですが私が初めてということで山頂に。
見晴らし抜群で行ってよかった！
降りていくと次は八峰みたいに日本岳のかっこいい稜線が眺められます。
七曜岳を越えると行者の水場、少しがれ場を登るとボトルの口を付けるとなんとか汲めた。
今日のお宿の行者還小屋、立派なログハウスで15時時点では1階に4人いたので、2階（8人泊まれる広さ）の奥に泊まることに！
お風呂マット、毛布が置いてあり使わせてもらう。
今日の食事は無印カレーとアルファ米と持ってきたビール
薄〜いシュラフでもぐっすり眠れました！

第2日目、0時出発、一番長い1日のはじまり
朝から天気よく、黙々と登る。
弥山では起き始めてるテントの明かり
五鈷峰では朝やけで日本岳の稜線が美しい
明るくなると草原の稜線をずっと歩きとても気持ち良い

釈迦ヶ岳を目指してアップダウンを越えて
スフィンクスのような岩を回り込んで行く
釈迦ヶ岳の頂上では何とトレイルエンジェルがいて
生の苺と冷えたコーラを手渡される！
こんなの生まれて初めて、美味しい、生き返る！
頂上には学生2人組とULの男性1人

先を急ぐと、アケボノツツジの咲く草原を黙々と歩くと、石楠花も咲いている！

涅槃岳で5人Pに追いつき休憩
持経の宿では管理人さんがUFO焼きそばを食べていたので、焼きそばとビールをいただく、元気出た！

やっと行仙宿山小屋に到着
BMさんのおすすめの水汲みボランティア（背負子に7Lボリタン）で12分下るときれいな沢の水場に到着。美味しい水！
次の朝0時出発だと言うと振る舞い豚汁うどんを早めに作ってくれた！
ストーブがあって暖かいし、焼いたそら豆も美味しい
ビール2缶いただき満足！
今日も寒いことなく眠れて幸せ

第3日目、0時出発、今日でもう最後！
まずは傘捨山の登りから始まる
コースタイムの0.7で行けるようにペースを落とさず頑張る
槍ヶ岳と地蔵岳は確かに急な岩場が連続するけど鎖はしっかりしている

さすがに要所々々にお地蔵さんも多く建立されていてお礼を言いながら進む
明るくなってくるとミソサザイが囀り、石楠花も咲いている
玉置山が近づいてきて奥駈道と道路を交互に歩くようになったあたりで、聞いたことのある鳥の声、アカショウビンの声が響く！（あとで調べて思い出した）

玉置神社の入り口の駐車場に到着し、久々の自販機に群がっていると、なんと一面雲海で滝雲まで流れていて美しい！
玉置神社の手水をペットボトルに詰め、神社に参拝！
玉置神社に初めて来たが吉野から歩いてきたのでご利益ありそう

少しずつ高度を下げていくと急に熊野川が見渡せる
さらにアップダウンを続けると大斎原の大鳥居が現れる！

熊野川の河原に出て、憧れの渡渉、やった！
靴はみんなトレランシューズなので、私もSUGUAROで正解でした。

BMさん、しんさん、年末ひとり箱根駅伝以来でしたが、ご一緒できて幸せでした、ありがとう！

ぶたもだん(BM)

GW後半は、墓参り(奈良) & お袋の見舞い(京都)での関西への帰省としましたが、それだけでは面白みに欠けるので、7年振りに大峯奥駈道を踏破する事としました。
毎年年末に大手町～箱根を一気通貫する<ひとり箱根駅伝>のメンバーにGWの予定を遣り取りしていると、kurosukeさんとshin0609さんが奥駈に参加する事となり、3人での計画実行となりました。

修験道の修行の道として歴史ある奥駈ですが、八経ヶ岳まで沢山の人が入って歩きやすいトレイルとなっていますが、以降はアップダウンも多く、人ひとりがやっと通れる様な荒れた道が連続するので、体力的・精神的にも辛いルートですね。
また一般的に5泊6日とも言える行程を2泊3日で行くには標準CTより早く歩くだけでは限界があるので、睡眠を削って行動時間を増やす事が必要で、小屋泊まりの2日間は18:00頃には就寝し、23:30起床、24:00スタート！
結果として行動時間は、1日目 11h31m、2日目 15h18m、3日目 12h48mの長丁場となりました。
仲間と3人で行動した事で、お互いに引っ張り合える事が出来たと思います。単独ならば本当に辛くてネガティブモードで歩いていたに違いありません。
また3日間共に天候に恵まれた事が非常に大きいですね。若し、1日でも始終雨だったら3日での踏破できなかった事でしょう。

辛い分、達成感が高いのが修行的要素の高い奥駈ですが、今はお腹一杯で次回は考えたくもないですが、また数年後に行きたくなるのかな？　

shin0609

大峯奥駆道。世界遺産の熊野古道の一つで最も険しい長距離参詣道を歩く。
逆峯は吉野から順峯は熊野から。今回は５年前と同じ逆峯で2回目。一人箱根駅伝の仲間kurosukeさんとＢＭさんと進む。二人ともサブスリー経験者だから今回は引きずられるかな(;^ω^)
奥崖道は、途中に10か所ほど避難小屋等があり、テント適地もある。長丁場になるので天候、水場、食料、気温等に留意しながら進む。天候が崩れると行程が遅れるので、様々な想定をして臨むといいと思う。この道は、標高数十メートルから2千メートル弱なので、日が長くなった今頃がベストシーズン。全国からロングハイカーが集まり、それぞれのペースで縦走している。
今回は行者還避難小屋と行仙宿山小屋の2泊。それぞれ数時間の寝て深夜0:00にスタート。久しぶりの複数人でのナイトハイクは心強く楽しかった。前回夜だったところを昼間に通過でき、新鮮でもあった。また数年したら行きたくなるかも(^^♪

以下備忘として。
〇ダウンの上下は今回は余分だった。その代わりツェルトを持っていけば良かった（ツェルトは使わなかったが、小屋がシーズンなので満員の恐れはある。予約可能な小屋は予約しておいた方が良い）
〇最後は渡渉。その時の水位にもよる。今回は膝下くらい。
〇ワイン720ml持込、ビール3缶購入（同辻茶屋、持径ノ宿、行仙宿）
〇行仙宿の水場は急坂を百数十メートル下るが、余裕がある人は宿のポリタンクを担いで協力したほうがいいと思う。
〇最近は負荷の強い長距離が無かったせいか、行動時間が12時間を越えたあたりで登りの足が売り切れた。鍛え直しだな(;^ω^)

（その他）
名古屋から近鉄で吉野まで。吉野の民宿「太鼓判」で前泊。
ゴール後は、名湯・湯の峰温泉「伊せや」で宿泊。