笠ヶ岳/槍ヶ岳縦走

2016年07月27日(水) 〜 2016年07月30日(土)

• GPS: 76:17
• 距離: 48.2km
• 登り: 3,863m
• 下り: 3,443m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:43
• 休憩: 0:27
• 合計: 9:10

7:00 市営第三駐車場
7:20 7:20 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
8:20 8:27 笠新道登山口
12:40 13:00 杓子平
14:45 14:45 笠新道分岐
15:15 15:15 抜戸岩
16:10 笠ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 7:25
• 休憩: 2:55
• 合計: 10:20

4:30 笠ヶ岳山荘
4:45 5:05 笠ヶ岳
5:17 5:17 笠ヶ岳山荘
5:30 5:50 笠ヶ岳
6:00 6:36 笠ヶ岳山荘
7:00 7:00 抜戸岩
7:36 7:45 笠新道分岐
8:30 8:30 秩父平
10:05 10:05 弓折岳(分岐)
10:30 10:30 弓折岳
10:45 10:55 弓折乗越
11:50 11:50 双六池
12:00 13:00 双六小屋
14:00 14:20 双六岳
14:50 双六小屋

3日目

• 山行: 5:32
• 休憩: 0:58
• 合計: 6:30

4:00 双六小屋
5:00 5:05 樅沢岳
5:30 5:30 硫黄乗越
7:40 7:50 千丈乗越
8:57 9:10 槍ヶ岳山荘
9:40 10:10 槍ヶ岳
10:30 槍ヶ岳山荘

4日目

• 山行: 5:54
• 休憩: 1:01
• 合計: 6:55

4:40 槍ヶ岳山荘
6:00 6:03 坊主岩屋下
8:25 8:30 槍沢ロッヂ
9:00 9:03 一ノ俣
9:20 9:45 横尾 (横尾山荘)
10:25 10:45 徳澤園
11:30 11:35 明神館
11:35 河童橋

天候

7/27 曇一時雨 7/28 曇一時雨 7/30 晴れのち曇・雨 7/31 雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

新穂高温泉(東京からの参加者は毎日あるぺん号利用、富山からの参加者は車)
毎日あるぺん号 6:20到着 (7/26 22:30竹橋発)
第三駐車場は無料で停められる。平日だったためか6:30の時点でまだ空き多数有り

コース状況／危険箇所等

新穂高温泉の案内所に登山届け・下山届けポストあり

その他周辺情報

上高地からはバスで平湯温泉に移動
バスターミナル5番乗り場より約30分おきにバスが出ている \1160

写真

1/1 0:00

新穂高温泉から笠ヶ岳を目指して登山開始

1/1 0:00

曇ってます

7/27 8:23

笠新道
ここから急な登りになります

7/27 9:12

とても大きな根

7/27 9:43

ガスっていて展望はありません。湿度も高くなかなか大変な登りです。

7/27 10:05

7/27 11:06

シラタマノキ

7/27 11:07

ハクサンシャクナゲ

7/27 11:15

コケモモ

7/27 12:44

ガスが所々晴れて抜戸岳が見えてきました。

7/27 12:44

7/27 13:10

ミヤマリンドウ

7/27 13:23

7/27 13:39

コバイケイソウ　今年はあまり咲いていません

7/27 14:44

笠新道が終わり、稜線を笠ヶ岳山荘を目指します。

7/27 15:24

雷鳥発見

7/27 15:25

7/27 15:25

親子連れでした

7/27 15:25

7/27 15:29

抜戸岩

7/28 4:27

日の出前ですがガスっていて山頂は見えず

7/28 4:45

山頂到着するも全く見えません

7/28 5:28

あきらめて山荘まで下ってきたらいきなりガスが晴れてきました。悔しいのでもう一度登り返しました。

7/28 5:29

束の間ガスが晴れました。

7/28 5:32

穂高がかすかに見えます。

7/28 5:33

太陽の光を浴びて槍ヶ岳もうっすら顔を出しました。

7/28 5:55

7/28 6:39

これから双六岳に向かいます。

7/28 9:04

ミヤマコゴメグサ

7/28 9:06

アカモノ

7/28 11:10

ハクサンフウロ

7/28 12:30

双六池に到着。双六山荘に荷物を置いて双六岳を登ります。

7/28 13:29

ジムカデ

7/28 13:31

イワヒゲ

7/28 13:35

ツマトリソウ

7/28 13:58

山頂に着きましたが、ここでも展望はなし。残念。

7/29 4:44

朝4時に双六山荘を出発。槍ヶ岳を臨む。

7/29 4:48

テガタチドリ

7/29 4:49

ウメバチソウ

7/29 4:59

朝焼けの笠ヶ岳

7/29 5:08

7/29 5:09

ミネウスユキソウの群生がありました。

7/29 5:25

だんだんと槍ヶ岳が近づいてきます。

7/29 5:36

ハクサンチドリ

7/29 5:50

タカネシオガマ

7/29 5:50

クモマスミレ？

7/29 6:09

シコタンソウ

7/29 6:09

タカネシオガマ

7/29 6:13

7/29 6:15

ナデシコ

7/29 6:33

オオヒョウタンボク

7/29 6:58

段々と槍ヶ岳に雲がかかってきました。

7/29 9:08

槍ヶ岳山荘に到着。残念ながら雲に覆われてしまいました。

7/29 9:41

山頂到着。時々雲が晴れて周りの山が見えます。歩いてきた西鎌尾根。

7/29 9:41

7/29 9:46

槍ヶ岳山荘が見えました。

7/29 9:53

山頂の祠

7/29 16:01

槍ヶ岳山荘に戻ってきました。時たま青空がのぞきます。

撮影機器：

PENTAX K-r ペンタックス

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ

共同装備

調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 調理器具 ポール テント テントマット シェラフ

感想

hosiko

新田次郎の『槍ヶ岳開山』を読んで以来、ずっと登ってみたかった笠ヶ岳と槍ヶ岳に家族で登ってきました。
天気予報は一週間前からチェックしていましたが、雨マークばかりでちょっと不安。
北陸地方の梅雨は明けていたので天候が回復することを祈りながら新穂高温泉に集合しました。
曇ってはいましたが、雨は降っておらず、笠新道から笠ヶ岳を目指しました。
残念ながら展望は全くなかったです。晴れていれば穂高が見えたのに…。
湿度が高くて汗だくになりながら登りました。
笠新道から稜線に出ると雷鳥の親子に遭遇。母親の一鳴きで姿を隠してしまいましたが会えて嬉しかったです。
笠ヶ岳山荘について、さあ荷物を置いて山頂を目指そうとしたら雨が降ってきてしまい、断念。明日の朝登ることにして山荘で休みました。
家族4人での登山ですが、弟が2人用テントを担いできてくれたので、弟は3泊ともテント、残りの三人が交代で山荘とテントに泊まることにしました。
私は1日目は笠ヶ岳山荘に宿泊。この日は10人ほどしか泊まり客がおらず、2人で1部屋を使わせてもらいました。

2日目は日の出前に山頂に向けて出発。山頂は曇っていてまったく展望なし。がっかりしつつ山荘まで戻ったところ急に雲が晴れて青空がのぞきました。
悔しいのでもう一度登り直しました。山頂から見えた槍ヶ岳が幻想的ですばらしかったです。播隆上人のようにブロッケン現象は見られませんでしたが。
昨日歩いた道を引き返して双六山荘を目指しました。
時々雲の切れ間から周囲の山が見えました。
高山植物も多く楽しめました。
ただ、思ったより弓折岳までのアップダウンが多く疲れました。
双六山荘に着き、荷物を置いて、お昼を食べた後、双六岳を登りました。花見平のお花畑が綺麗でした。しかし、展望は全くなし。
下っている途中でぽつぽつと雨も降ってきました。
この日は双六山荘に宿泊。

3日目は4時に双六山荘を出発樅沢岳で日の出を迎えました。天気がよく槍ヶ岳が綺麗に見えました。
しばらく進むと稜線から笠ヶ岳・穂高・槍ヶ岳が一望でき、テンションも上がります。高山植物が咲き誇っておりミネウスユキソウ、イブキジャコウソウ、イワオウギなどの群生がありました。
こんなにミネウスユキソウをみたのは初めてです。
風もなく、西鎌尾根の道行きは最高でした。
槍ヶ岳山荘につく頃には残念ながら雲が出てきてしまい、槍ヶ岳は隠れてしまいました。それでも山頂を目指します。風がなく、登山者もまだ少なかったので思っていたより楽に登れました。
山頂は雲の中でしたが、時折、周りの山が見えてすばらしかったです。
この日は山荘前でビールを飲みながらのんびりしました。
テント泊をしたのですが、夜になって雨が降り出してしまい、テントの撤収がたいへんでした。

4日目は雨。ひたすら下って上高地を目指しました。途中で雨もやみましたが、22kは疲れました。
天気が回復してくれたおかげでなかなか楽しい山行きになってよかったです。