表銀座(燕岳〜大天井岳〜槍ヶ岳)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 39.3km
- 登り
- 3,074m
- 下り
- 3,015m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 6:56
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:15
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 6:06
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 6:44
天候 | 4日間ずっと快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中房温泉までタクシー 下山後は沢渡のドライブインで車受け取り |
コース状況/ 危険箇所等 |
中房温泉登山口にて登山届記入・提出 登山道はすべて大変よく整備されていました |
その他周辺情報 | ひらゆの森 500円/人 |
写真
感想
【1日目】
中房温泉登山口から燕岳
合戦尾根の登りにとりかかるも、相方不調につきペース上がらず。それにしてもかなりの混雑。早くも燕山荘での泊まりが心配になる。
合戦小屋ではお約束のスイカ🍉
本当に甘くて冷たくて美味しかった!
合戦小屋を後にしてほどなく、ふと遠くに槍ヶ岳が見えて、感動。
日本三大急登とは昔のハナシ…と聞いていたが、しんどくないわけではないが何となく登れてしまう感じなのは整備が行き届いているから?
やがてお花畑が広がって燕山荘に到着。
受付を済ませてゆっくり昼食をとってから燕岳へ向かう。素晴らしい景色。青い空に白い山肌とグレーの岩と緑の配色が美しい。燕山荘の展望台からは燕岳と赤茶の建物と色とりどりのテントも入れて絶妙な景色になる。
まぁ8月の週末とあって、1畳の布団に2人ではあまり眠れなかったけど、日の入りも日の出も綺麗に見えて、夜中には星も天の川🌌も見えて、言うことなし!と言って良いでしょう!
【2日目】
燕山荘から大天井岳を経てヒュッテ西岳
昨日とはうって変わって登山者とあまり会わない。燕山荘のあの大勢の人達どこ行っちゃったんだろ?
大下りを下りて、また登る。大天井ヒュッテとの分岐から大天荘までしっかり登り、山頂からの最高の眺めを漫喫。槍ヶ岳から穂高岳連峰が一望にできるなんて、なんと言う贅沢!お天気良くて本当にありがたい🎵
その後、大天井ヒュッテまでがっつり下りて、今日のゴールのヒュッテ西岳まで何度もピークを越えて行く。やっとヒュッテ西岳に到着したのは、それでもお昼少し前。展望が素晴らしく小屋の外のベンチから槍ヶ岳は勿論、反対側に常念岳・蝶ヶ岳もバッチリ。ただ、ここは燕山荘のような食堂や立派なテーブル&ベンチはない。お天気良すぎて(笑)日射しの下では暑過ぎるので、テント泊の人達は小屋の建物の日影で寝転がったりして涼んでいた。私達も日に焼かれながら槍ヶ岳を眺めたり日影のベンチで常念岳を眺めたり、寝床で休んだりゆっくり過ごした。幸い、小屋の方針なのか?布団は1人1枚確保されており安堵。おかげでゆっくりできました。
【3日目】
ヒュッテ西岳からヒュッテ大槍。荷物をデポして槍ヶ岳山頂往復
今朝も美しい日の出が見られた。槍の穂先からの眺望が期待できる。水俣乗越までハシゴも含めがっつり下りてからヘルメット装着。いくつものハシゴを下りたり登ったりしながら今夜の宿のヒュッテ大槍に到着。ここでザックを置かせてもらい、サブザックで槍ヶ岳に向かう。槍ヶ岳山荘まで思ったより神経をつかう登りだったのでサブザックでちょっと楽ができて良かった。槍の穂先はまだそれほど混んでいなかったにもかかわらず、ハシゴに取りつくずっと前で停滞。ガイドブックや雑誌では穂先のハシゴのことばかり書いてあるが、それ以前の岩登りもそこそこしっかりしてるので誰でもスイスイ行けるわけではないようだ。
山頂からの眺望は言わずもがな。でも登りきってしまうと槍が見えない(当たり前💧)のがなんだか寂しくて(笑)
今回の山行のメインイベントである槍ヶ岳山頂を好天のうちにきわめ、大満足で下山。安全策をとり殺生ヒュッテ経由でヒュッテ大槍に戻った。またしてもお昼前(笑)
ここでも布団1枚(フツウの布団1.5枚分ある)に1人でゆったりー♪
昼食の後、外のベンチで景色眺めながらコーヒー沸かしておやつ🍬 その後、食堂兼談話室に戻るとTVで天皇陛下の“お気持ち”の放送が始まるところだった。真面目に拝見しました。
夕食はウワサ通りの充実したメニュー。1人1杯ついているワインをおかわりして(300円)ご主人に笑われる… 基本的にワインはボトルで、グラスワインの販売はしていないそうで💦 すみませんでした😋
【4日目】
ヒュッテ大槍から上高地
今日は道のりは長いものの、下りるだけなので気が楽。ただし、弱点の膝が腫れてきたので早く終わらせたい気持ちでガツガツ下る。
途中、休憩した槍沢ロッジのベンチにサングラスを置き忘れたことに気づいたが、もう戻る気にもなれずあきらめる。と、後ろから追いついてきた紫のジャケットのお兄さんが、忘れもののサングラスを後から来る人が持って来てくれる、と教えてくれた。いやー、申し訳ないですー💧
しばらく梓川の河原で “その方”(どの方かわからないが)を待ってみたがだんだん不安になり、とりあえず歩いていようということにした。
その後、追いついてきてくださった鶯色のウェアのおじさまの手に私のサングラスが!
《急いで追いつこうとなさったのではなかったでしょうか… ご迷惑おかけしてすみませんでした。サングラスは安物ですが20年くらいずっと使っている愛着のあるものだったので本当に嬉しかったです。ありがとうございました!》
そんなこともありながら、徳沢で昼食休憩して歩き続け、ようやく河童橋が見えた〜!
あ〜〜疲れた〜〜
そして満足した〜〜〜
最高のお天気と出会った方々に感謝!
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