南八ヶ岳（観音平〜赤岳〜硫黄岳〜夏沢峠〜中山〜唐沢鉱泉）
ktakahashi
その他1人 - GPS
- 56:00
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,216m
- 下り
- 1,913m
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- 山行
- 8:10
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 10:30
| 天候 | 1日目（8/5金）：雨のち晴れ 2日目（8/6土）：晴れ 3日目（8/7日）：晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス タクシー
|
| その他周辺情報 | 唐沢鉱泉 |
| 予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
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広いテン場に1張りありました。今日は、ここにテントを設営する予定でしたが、土砂降りに会いモチベーションが上がらないのと雨が降りそうなので急きょ素泊まりに変更です。
歩いて約5分のところに水場があります。とても美味しい水でした。小屋には水が引いてないので、小屋で水を使う人はここまでアクセスする必要があります。
コタツもあります。中は温かく入ったら気持ちがいいです。下界は37度だとか・・・。夕食までとりあえずお疲れさまビールをいただきました。
硫黄岳山荘。今日は、オーレン小屋まで行く予定だったが、ばててしまい、急きょ、ここで素泊まりさせてもらった。八ヶ岳は山小屋が多くてありがたい。
感想
昨年、北八ヶ岳（蓼科山→天狗岳）を縦走したので、今年は南八ヶ岳の縦走を計画した。コースは、観音平→中山峠まで縦走。そして唐沢鉱泉に下山。2泊3日テン泊。3泊目は嫁さんにご褒美の唐沢鉱泉に宿泊した。
天気は、初日のみ雨。小淵沢では晴れていたのに、下界から見る八ヶ岳には黒い雲が掛かってた。不安が的中し、入山口の観音平では土砂降りになってしまった。タクシーの運転手の好意で15分程車中に待機させていただいた。先行き心配だったが、時々シャワーのような雨に当たる程度で夕方には晴れた。2日目、3日目は見事に晴れ、素晴らしい展望を見ることができた。
テント装備で行ったのだが、結局1回もテントを広げることはなかった。今回の山行はトレーニングか？ 初日は、夜に雨にあたりそうだったので青年小屋に素泊まり。2日目はバテテしまい予定のオーレン小屋までたどり着けず硫黄岳山荘で、これまた素泊まり。どの小屋もやさしい対応で有り難かった。硫黄岳山荘では、想定していなかったシャワーを浴びることができ、バテた体には嬉しかった。また、炊事組の我々の隣テーブルでは、家族御一行（10人くらい）がお祝いパーティをやっていて、実に楽しそうだった。凄い御馳走だった。我々はなんとも軟弱な山行だが、これはこれで面白い。予定通りにならない方が記憶にも残る・・・と自分に言い聞かせる。
コースは、嫁にとって岩場が厳しかったようである。特に、権現岳〜赤岳は高度感があり、言葉には出さなかったが怖かったらしい。慣れも必要だが、怖いものは怖いんだからしょうがない。
個人的に印象的だったのは硫黄岳のケルン。大きなケルンが10基くらいはあったかと思う。山の形状に起伏がないのし餅みたいになっているため頂上が定めにくい。ルートもはっきりせず、踏み跡もあちこちにあるため、霧が濃くなると自分がどこにいるか分からなくなりそうだと思った。しかし、大きなケルンと踏み跡を見定めればそのような不安は回避できるだろう。
八ヶ岳には山小屋が多いので大変便利である。対応もとても丁寧で高印象だ。特に最近感じるのは、トイレがどんどん綺麗になり嬉しい限りである。綺麗なトイレであれば気持ち良くチップが払える。
素晴らしい景色を堪能でき、今回もとてもよい山行だった。
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