南八ヶ岳から北八ヶ岳南部縦走
- GPS
- 48:33
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 2,795m
- 下り
- 2,526m
コースタイム
2日目)6:30行者小屋→(文三郎尾根)→7:30文三郎分岐→8:25赤岳→9:00地蔵の頭→10:30横岳→11:30硫黄岳→12:20夏沢峠→13:05箕冠山→13:20根石岳→14:07東天狗岳→14:40中山峠→15:22中山→16:00丸山と中山のコル
3日目)7:00丸山と中山のコル→7:15丸山→8:00夏麦峠→9:20茶臼山→10:10縞枯山→11:00ピラタス蓼科ロープウェイ山頂駅
天候 | 1日目 4日(火):晴れ 2日目 5日(水):晴れのち曇り(強風) 3日目 6日(木):曇り時々雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路:ピタラス蓼科ロープウェイで下山しバスで茅野駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。 しいて言えば、強風。 鎖は出ている。 5日夜の積雪で、丸山から先のトレースはほとんど消えた。 |
写真
感想
1日目(美濃戸口→行者小屋)
今回の八ヶ岳を終えたら、すぐに鳳凰三山に向かう予定なので、余分な食料などもかつぎあげており、地味に体力を消耗する。
冬季の横岳は初めてなので、行者小屋でテントを設営した後、サブザック一つで地蔵尾根を登り、縦走路を偵察。トレースがついているのを確認。
本日の行者小屋のテントは5張。
2日目(南八ヶ岳縦走し北八ヶ岳へ)
初の冬季南八ヶ岳縦走なので、やや弱気。
おまけに、水がほぼ完ぺきに凍結。水を凍らせないで夜を越す方法はないものかねぇ。
テントを張ったままサブザックだけで南八ヶ岳だけ縦走するか、当初の予定通りすべての荷物を持って北八ヶ岳に抜けるか悩む。が、最終的にダメだったら地蔵尾根から下りればいいやと、テントを撤収して出発。
強風で吹き飛んでくる氷が顔に当たって痛い。
おまけに、目だし帽の隙間から出てくる自分の吐く息で、メガネがくもる。くもるどころか、凍結して目の前が白くかすむ。あぶないね〜。
赤岳は強風だが晴れた状態で登頂できました。
横岳も緊張はしたが、無理なく通過できました。
硫黄岳のコルの部分の強風はものすごかった。身体があおられるし、真っすぐ歩けない。歩くために片足上げると、身体が風下に流される。まっすぐ歩くためには、身体を風上側に傾けないとすすめない。
硫黄岳についた時点で、11時30分。当初の今日の予定では、今回の縦走は蓼科まで行ってしまおうと思っていましたが、予定変更です。
根石山と東天狗岳の間のコルも強風地帯ですが、この日はガスにも巻かれ視界が利かなくなる。東天狗岳直下でひとまず岩陰に身を隠し、いったんは撤退を考えましたが、視界が15メートルほどきくようになると、そこに山頂が見えたので、一気に山頂をぬけました。
3日目(丸山からピラタス蓼科ロープウェイへ)
夜に降雪があり、新たに30センチ前後積りました。
テントの下の部分が、雪に埋もれてしまった。
本当は北横岳まで行く予定でしたが、疲労と明日からの山行も考えて、雨池峠から下山することにする。
モチベーションが落ち始めると、一気に落ちる。茶臼山と縞枯山をトラバースする道でロープウェイに行こうかとも考えましたが、この積雪では迷わずに進む自信がないので、稜線伝いに行くことに。
11時にロープウェイ山頂駅に着いてからは、バスなどの連絡が素晴らしくよく、15時には甲府のホテルに到着。
明日に備えて、濡れた装備を乾かします。
ヒーターの上に、衣類。ベッドの上にシュラフ。風呂場にはテント。みるまにホテルがあり得ない空間に早変わり。
大浴場で疲れを癒し、ほうとうを食べて明日からの登山に備えます。
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