鷲羽岳、水晶岳、雲ノ平 北ア最深部へ（新穂高から2泊3日）

2016年08月19日(金) 〜 2016年08月21日(日)

• GPS: 57:30
• 距離: 54.2km
• 登り: 3,775m
• 下り: 3,717m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:54
• 休憩: 1:16
• 合計: 9:10

4:35 スタート地点
4:43 4:46 新穂高温泉バス停
4:54 4:57 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:13 5:13 お助け風穴
5:25 5:25 中崎橋
5:34 5:36 笠新道登山口
5:47 5:48 わさび平小屋
6:08 6:09 小池新道入口
6:47 6:48 秩父沢出合
7:00 7:00 チボ岩
7:15 7:23 イタドリが原
7:47 7:48 シシウドヶ原
8:24 8:25 鏡池
8:36 8:37 鏡平山荘
9:19 9:29 弓折乗越
9:43 9:43 花見平
9:54 9:55 くろゆりベンチ
10:24 10:25 双六池
10:29 10:54 双六小屋
11:20 11:21 双六岳巻道分岐
12:41 12:51 三俣峠
13:34 13:40 三俣山荘
13:45 三俣テント場

2日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:42
• 合計: 6:37

5:30 三俣テント場
6:40 6:50 鷲羽岳
7:30 7:30 ワリモ北分岐
8:10 8:10 水晶小屋
8:40 8:40 水晶岳
8:50 8:50 水晶小屋
9:33 9:40 ワリモ北分岐
9:47 9:47 岩苔乗越
10:23 10:24 祖父岳
10:51 10:52 祖父岳分岐
11:14 11:14 スイス庭園
11:27 11:50 雲ノ平山荘
12:07 雲ノ平テント場

3日目

• 山行: 8:44
• 休憩: 1:04
• 合計: 9:48

4:18 雲ノ平テント場
4:47 4:48 祖父岳分岐
5:40 5:43 黒部川水源地標
6:13 6:13 三俣山荘
7:01 7:01 三俣峠
7:12 7:14 三俣蓮華岳
7:35 7:37 丸山
7:56 7:56 中道分岐
8:17 8:19 双六岳
8:41 8:43 双六岳中道分岐
8:46 8:47 双六岳巻道分岐
9:02 9:32 双六小屋
9:35 9:35 双六池
10:00 10:00 くろゆりベンチ
10:11 10:11 花見平
10:22 10:25 弓折乗越
10:53 11:02 鏡平山荘
11:04 11:05 鏡池
11:31 11:32 シシウドヶ原
11:47 11:48 イタドリが原
11:59 11:59 チボ岩
12:17 12:18 秩父沢出合
12:50 12:51 小池新道入口
13:08 13:09 わさび平小屋
13:19 13:19 笠新道登山口
13:29 13:29 中崎橋
13:40 13:40 お助け風穴
13:54 13:56 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
14:02 14:03 新穂高温泉駅
14:06 ゴール地点

天候

1日目：曇り　2日目：朝晴れ→ガス時々小雨　3日目：朝晴れ→ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高第3駐車場（登山者用無料駐車場）
前日21時到着。約7割ぐらい埋まっていました。
4段の一番上が登山口へ向かう道に一番近いのですが、トイレ＆水場が一番下なので2段目に駐車。

コース状況／危険箇所等

全体を通じてよく整備されています。
祖父岳から雲ノ平への下りがザレていて歩きづらかったです。

写真

8/19 4:45

登山指導センターに登山届けを提出していよいよ出発です。

8/19 5:35

笠新道登山口。
水場がありますが、ちょろちょろしか水が出ていません。

8/19 5:46

わさび平小屋。

8/19 6:40

雲が沸き立っているけど、まずまずの天気です。

8/19 6:59

チボ岩。名前の由来は・・・？

8/19 7:45

シシウドが原でちょっと休憩。

8/19 8:17

8時を過ぎたあたりからガスが。

8/19 8:25

鏡池の逆さ槍は見えず。

8/19 8:26

鏡平山荘。

8/19 9:22

弓折乗越。
鏡平からここまで結構キツかった。

8/19 9:32

穂高方面は相変わらずガスガス。
たまにこれくらい姿を見せる。

8/19 9:41

8/19 9:59

双六小屋が見えた！！けど見たかった鷲羽岳は見えず。

8/19 10:25

池の水も少ない。どこの山小屋も全体的に水不足みたいです。

8/19 10:28

双六小屋。平日なので人も少なめ？

8/19 10:31

双六小屋。
奥には樅沢岳（もみさわだけ）、越えると西鎌尾根から槍ヶ岳へ。

8/19 11:21

ガスで展望が望めないので、双六岳山頂には向わずに巻道コースを行きます。

8/19 11:29

巻道コースその2

8/19 12:16

巻道コースその3

8/19 12:52

三俣峠分岐。三俣蓮華岳はパスして三俣テン場へ向かいます。

8/19 13:07

鷲羽岳。足元しか見えません・・・

8/19 13:12

もう少しでガスが取れそうなんだけど、次から次と右側からガスが沸いてくる。

8/19 13:25

もうちょい。

8/19 13:31

三俣山荘。水場はテン場にあります。

8/19 15:30

テント設営完了してしばらくすると、だいぶ晴れてきました。

8/19 16:18

山頂が見えてきました！！

8/19 16:31

これを見たくてここまで来ました！素晴らしい！！

8/19 16:33

テントの中から覗くと目の前に鷲羽岳。
贅沢なシチュエーション。

8/20 4:50

2日目の朝。
目覚め前の鷲羽岳。

8/20 4:50

右を向くと槍ヶ岳が。右のトンガリがそうです。真ん中よりちょい左が大天井岳。

8/20 5:48

さあこれから鷲羽岳に登ります。

8/20 6:07

振り返ると黒部五郎岳。左上には月も見えます。

8/20 6:07

見下ろすと三俣山荘＆テン場。奥には三俣蓮華岳。

8/20 6:29

左奥に笠ヶ岳。真ん中に三俣蓮華岳。右に黒部五郎岳。

8/20 6:33

あともう少しで山頂です。
そこそこの急登ですが、天気が良いので元気に登ります。

8/20 6:41

山頂到着！！
みんな360度の絶景に感動していました。

8/20 6:42

黒部五郎岳。

8/20 6:46

左奥に笠ヶ岳。真ん中に三俣蓮華岳。右に黒部五郎岳。

8/20 6:46

槍ヶ岳。

8/20 6:46

槍ヶ岳。真ん中に常念岳。ちょい左に大天井岳。

8/20 6:46

燕岳方面。

8/20 6:47

真ん中にこれから向かう水晶岳。左に薬師岳。右奥は鹿島槍ヶ岳方面？

8/20 6:47

薬師岳。

8/20 6:48

撮ってもらいました。風が強い！

8/20 6:50

山頂の様子です。
鷲羽池を見るのを忘れてしまいました。

8/20 7:00

さあ水晶岳に向かいます。

8/20 7:12

振り返って鷲羽岳。

8/20 7:22

鷲羽岳の奥に槍ヶ岳。

8/20 7:23

ワリモ岳は左に巻きます。

8/20 7:25

山頂標識。

8/20 7:27

振り返ってワリモ岳。

8/20 7:40

ワリモ北分岐。
ここで重いザックをデポして水晶岳に向かいます。

8/20 7:46

デポしたザック。手前が自分のです。

8/20 7:58

8時。やっぱりこの時間になると雲がかかってくる。
槍ヶ岳。上には笠雲。

8/20 8:02

あのピークが赤岳。水晶小屋があります。

8/20 8:08

振り返って正面に鷲羽岳。ちょい右奥にとんがりの笠ヶ岳。左奥にもとんがりの槍ヶ岳（雲に隠れているけど）

8/20 8:08

黒部五郎岳と笠雲。

8/20 8:16

もうすぐ水晶岳。
左奥には薬師岳。

8/20 8:16

立山と剱岳。だんだんと雲がかかってきました。

8/20 8:23

途中ハシゴもありますが、さほど難易度は高くないと思います。

8/20 8:28

山頂が見えた！あと少しです。

8/20 8:30

振り向くと、水晶小屋に荷揚げのヘリが来ていました。

8/20 8:34

水晶岳登頂！撮ってもらいました。

8/20 8:38

狭い山頂の様子です。

8/20 8:37

正面に黒部湖が見えます。立山は雲の中。
ここから反時計回りに・・・

8/20 8:37

薬師岳。

8/20 8:37

今日の目的地、雲ノ平。
左奥に黒部五郎岳。

8/20 8:37

右に黒部五郎岳、左のトンガリが笠ヶ岳。

8/20 8:37

右奥に笠ヶ岳、正面に鷲羽岳、左奥に雲に隠れた槍ヶ岳・穂高連峰。

8/20 8:37

雲に隠れた穂高連峰。左の常念岳や大天井岳も雲の中。

8/20 8:38

燕岳方面。

8/20 8:39

？？？

8/20 8:39

これで一周。

8/20 8:53

途中ですれ違った方、水晶岳で百名山の百座目！
固い握手をして別れました。

8/20 8:59

振り返って水晶岳。

8/20 9:11

水晶小屋。
登山者の安全を祈願して鐘を鳴らしました。

8/20 9:47

デポしたザックを回収して祖父岳から雲ノ平へ向かいます。

8/20 10:04

静かな登山道。正面には祖父岳。

8/20 10:24

広い祖父岳山頂。

8/20 10:27

眼下には雲ノ平が！
この下りがザレていて歩きづらかったです。

8/20 11:30

キレイな雲ノ平山荘。
中の食堂にあるテレビで明日の天気情報を見たら、なんと3つの台風が！！明日の行程が心配になりました。

8/20 11:53

憧れの雲ノ平。

8/20 11:56

その2

8/20 11:56

その3

8/20 12:04

山荘〜テン場は20分ぐらい。

8/20 14:47

テン場の様子。以外に設営箇所が少ないかも。
左奥に水場があり、とっても冷たくておいしい水が出ていました。

8/20 14:40

黒部五郎岳。
手前の建物はテン場のトイレ。
ペーパーないので持参必須。お世辞にもキレイとは・・・

8/21 4:49

3日目。
目覚める前の薬師岳。

8/21 4:54

こちらも目覚め前の黒部五郎岳。

8/21 5:01

左奥に槍ヶ岳。正面に三俣蓮華岳。右奥に笠ヶ岳。

8/21 5:08

心配していた天気もなんとかもちそうかな？

8/21 5:21

黒部源流へ下ります。

8/21 5:33

途中でオコジョに会いました！
カワイイ♪

8/21 5:42

黒部源流、鞍部で渡渉します。
渡って正面ちょい右側を登っていくと。

8/21 5:43

8/21 5:49

黒部水源地標

8/21 5:50

黒部水源地標

8/21 6:16

三俣山荘に帰ってきましたが、一面ガスで真っ白。

8/21 6:29

と思ったら晴れてきました。

8/21 6:37

まるで待っていたかのように鷲羽岳の全容が。
この後、すぐに隠れてしまいました。

8/21 6:47

槍ヶ岳もなんとか姿を見せてくれました。

8/21 6:57

三俣蓮華岳もなんとか姿を見せてくれました。

8/21 7:15

三俣蓮華岳山頂の様子。

8/21 7:15

すぐにガスガス。向こうには雲海。

8/21 7:25

双六岳に向かいます。

8/21 7:37

途中には雷鳥が！

8/21 8:16

双六岳山頂

8/21 8:14

山頂の様子。

8/21 8:29

晴れていれば向こうに槍ヶ岳が見えるのに。

8/21 8:31

と思ったら突然晴れて姿を見せてくれた！と思ったらすぐにまた隠れました。

8/21 8:45

双六小屋〜双六岳もなかなかの急登。

8/21 8:47

三俣蓮華岳〜双六岳の稜線。

8/21 8:56

双六小屋に到着！

8/21 9:33

小屋からの鷲羽岳。てっぺんは見えませんでした。

8/21 9:34

テン場＆双六池。

8/21 9:42

双六小屋の向こうに鷲羽岳（足元だけ）。

8/21 11:05

鏡池は相変わらずガスで。

8/21 11:06

デッキ工事中です。

8/21 13:11

わさび平小屋

8/21 13:05

トマト（200円）がめっちゃ美味しかったです。

8/21 13:57

登山口に到着！
3日間で50km以上の距離を歩きました。お疲れ様でした。

8/21 14:02

ロープウェイ

8/21 14:06

登山指導センターに下山届けを提出して完了！

8/21 14:20

これから神奈川まで300kmを帰ります。

撮影機器：

α5000 ILCE-5000 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ テント シェラフ

感想

さむち🌊

念願だった北アルプス最深部へ2泊3日のテント泊で行ってきました。
前日夜に駐車場に駐車。木曜の夜でしたが7割ぐらい停まっていました。

3日間通じて、朝は晴れているものの、8時過ぎには山頂に雲がかかり、昼前にはガスガス状態。その後は小雨や一瞬晴れたりという天気でした。

1．双六山荘と奥に見える鷲羽岳
2．羽を広げた鷲羽岳、手前に三俣山荘
3．鷲羽岳・水晶岳それぞれ山頂からの展望
4．最後の秘境、雲ノ平
5．黒部源流

が今回の目標でしたが、「双六山荘と奥に見える鷲羽岳」だけが山頂のガスが取れずに見えませんでした。
全体的にガスが多かったものの、要所要所で晴れてくれて、また雷鳥やオコジョにも会えて、そういう点では運が良かったのかもしれません。

たっぷり堪能した今回の山行。今度はまだ未踏の黒部五郎岳、薬師岳にも足を伸ばしたいと思います。