立山縦走〜親子で挑む！〜剣岳山頂

2016年08月22日(月) 〜 2016年08月24日(水)

• GPS: 48:15
• 距離: 21.9km
• 登り: 2,226m
• 下り: 2,234m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:32
• 休憩: 1:39
• 合計: 6:11

8:36 スタート地点
9:26 9:28 一の越山荘
10:21 10:58 雄山
11:15 11:27 立山
11:29 11:38 大汝休憩所
11:46 12:12 富士ノ折立
12:55 12:56 真砂岳
13:43 13:51 別山南峰
13:58 13:59 別山北峰
14:06 14:09 別山南峰
14:47 剱沢キャンプ場

2日目

• 山行: 4:14
• 休憩: 2:46
• 合計: 7:00

7:38 剱沢キャンプ場
7:41 7:41 剱澤小屋
8:00 8:06 剣山荘
8:26 8:30 一服剱
9:21 9:26 前剱
9:37 9:57 前劔の門
10:11 10:26 平蔵の頭
10:29 10:47 カニの縦バイ
10:54 11:01 カニのハサミ
11:04 11:19 剱岳
11:24 11:25 カニのハサミ
11:33 11:50 カニの縦バイ
11:57 12:12 平蔵の頭
12:23 12:34 前劔の門
12:44 12:44 前剱
13:26 13:33 一服剱
13:49 14:01 剣山荘
14:19 14:32 剱澤小屋
14:38 剱沢キャンプ場

3日目

• 山行: 2:23
• 休憩: 0:21
• 合計: 2:44

6:08 剱沢キャンプ場
6:46 6:53 剱御前小舎
7:51 7:57 浄土橋
8:08 8:10 雷鳥沢ヒュッテ
8:18 8:19 雷鳥荘
8:34 8:39 みくりが池温泉
8:45 8:45 みくりが池
8:52 ゴール地点

天候

8月22日　晴時々曇りのち雨
8月23日　曇り後晴れ
8月24日　晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山ケーブルカー　立山駅無料駐車場に駐車
立山駅〜立山ケーブルカー〜美女平駅
美女平駅〜立山観光バス〜室堂バスターミナル
（往復：大人4,310円　小人2,160円）

コース状況／危険箇所等

室堂〜一の越：整備された道です。
一の越〜雄山：岩場もある急登です。雄山までは本格登山者、ハイカー、地元の学校登山の子供達など多数で混み合います。
雄山〜大汝山〜富士ノ折立〜真砂岳〜別山〜剣沢キャンプ場：全体的にアップダウンを繰り返す縦走路ですが、富士ノ折立の登り下りは慎重に。別山から剣沢へ下降する場所の道標は読めません。地図で要確認。
剣沢〜剱山荘〜剣岳：剣沢野営管理所横の階段から剣沢小屋へ向かい、その後黄色のマークに従って剱山荘まで降ります。沢沿いはスリップ注意。剱山荘横から剱岳へのルートが始まります。その後、剣岳への往復は言うまでもなく危険個所だらけです。
剣沢〜剣御前小屋：いくつかの踏み跡がありますが、コースマークに沿って歩くのが無難です。ガスっているとわかりにくいかもしれません。
剣御前小屋〜雷鳥坂〜雷鳥沢キャンプ場：ガレ場歩きで思ったよりも歩きにくいです。
雷鳥沢キャンプ場〜室堂バスターミナル：整備された道ですが、階段だらけです。風向きにより地獄谷から有毒ガスが流れてくるので、念のため口に当てるハンドタオルを持ち歩いていた方がいいと思います。直接吸い込むと本当に危険です。

その他周辺情報

下山後、称名滝を見に行きました。
入浴はグリーンパーク吉峰ゆ〜ランド
https://www.yoshimine.or.jp/relax/01.html

写真

8/22 6:50

立山ケーブルカー駅を始発で出発

8/22 8:26

室堂到着

8/22 8:27

玉殿の湧水

8/22 8:37

青空なれど目指す雄山はガスの中

8/22 8:54

いきなり雷鳥がお出迎えしてくれました

8/22 9:06

振り向けば雄大な景色

8/22 9:14

祓堂

8/22 9:26

一の越山荘

8/22 9:26

雄山への登り

8/22 9:39

しんどい。。。

8/22 9:39

なかなかの急登

8/22 10:14

学校登山の列に追いついてしまった

8/22 10:19

岩陰に咲くりんどう

8/22 10:20

雄山三角点

8/22 10:21

山頂神社も子供達の賑やかな声が響きます

8/22 10:21

同学年らしい我が娘もピース

8/22 10:28

参拝料を祓い頂上のお社へ

8/22 10:30

安全登山祈願

8/22 10:31

雄山頂上

8/22 10:31

黒部湖も見えた

8/22 10:31

雪渓

8/22 10:32

参拝記念のお札
このあと鈴がザックの中で音を鳴らし続けますw

8/22 10:54

いよいよ縦走路へ

8/22 10:54

みくりが池が見えます

8/22 10:55

雲の中から八峰の姿も
カッコイイ！

8/22 11:03

こちらは大日ケ岳方面

8/22 11:06

縦走路を進みます

8/22 11:08

雲の切れ間に槍ヶ岳の穂先が

8/22 11:19

あっという間に大汝山に到着

8/22 11:22

大汝山山頂

8/22 11:23

大汝山登頂

8/22 11:24

鹿島槍に五竜

8/22 11:29

大汝休憩所
小屋の方はなかなかユニーク

8/22 11:46

富士ノ折立が見えてきた

8/22 11:47

取り付きにザックをデポ

8/22 11:54

富士ノ折立　頂上

8/22 11:55

後立山連邦がはっきり

8/22 11:55

真砂岳、別山越しの八ツ峰剣

8/22 11:55

富士ノ折立2999m
剱岳と同じ標高

8/22 11:56

まだまだ余裕

8/22 12:21

真砂岳へ向けて下降中

8/22 12:21

美しい稜線

8/22 12:31

高山植物も可憐に咲いています

8/22 12:33

縦走路でポーズを決める

8/22 12:33

8/22 12:41

道標は朽ちかけた感じ

8/22 12:42

富士ノ折立から来た道を振り返って

8/22 12:50

稜線の広い所にはケルンが積まれています

8/22 12:56

真砂岳到着

8/22 13:32

別山への登りで天候が怪しくなってきた

8/22 13:51

別山到着

8/22 13:51

別山北峰
硯ケ池は無かったような？

8/22 13:58

欲を出して別山北峰に足を延ばすも、この往復10分が仇となり別山に戻ったとたんに大雨。
慌てて雨具を着るも剣沢キャンプ場に着いたころには靴までずぶ濡れ。。。

8/22 16:24

テントを張ってとりあえず食う・笑。
この日の夜は大雨暴風＆雷。

8/23 7:38

色々あって遅めの剣岳アタック開始。
野営管理所より剣沢小屋へ下ります。

8/23 7:42

剣沢小屋を過ぎたあたりの雪渓

8/23 7:42

雪渓からの沢を渡渉

8/23 7:54

チングルマがあちこちに。晴れて朝日が当たれば幻想的な風景なんだろうなぁ。

8/23 8:05

剱山荘横より剱岳へ

8/23 8:08

ガスが晴れてきた！

8/23 8:14

1の鎖場

8/23 8:18

念のためここでセルフビレイの練習を

8/23 8:18

あっさりクリア

8/23 8:21

雲海の上に素晴らしいブルー

8/23 8:22

遠くの展望は無理だけど、これはこれで今しか見れない風景

8/23 8:23

2の鎖

8/23 8:29

剣と娘

8/23 8:37

8/23 8:38

8/23 8:41

一服剣を振り返る

8/23 9:06

鎖場も身軽に乗り越えていく

8/23 9:07

こちらは苦戦

8/23 9:15

岩場からひょっこり

8/23 9:19

4の鎖

8/23 9:28

あ！おこじょ！！

8/23 9:28

8/23 9:29

8/23 9:29

8/23 9:29

8/23 9:32

登りルート名物の鉄梯子

8/23 9:33

渡ると本格的な鎖場の5の鎖

8/23 9:33

押すなよ！押すなよ！！

8/23 9:34

そろーり、そろーり。

8/23 9:39

しっかりとセルフビレイを取りながら登ってきます

8/23 9:39

慎重かつ素早くカラビナの掛け替え

8/23 9:44

6の鎖は下降

8/23 10:00

今日はずっとこんな天気

8/23 10:11

7の鎖　平蔵の頭

8/23 10:11

棒が打ち込まれているので足掛かりは安心

8/23 10:13

ガンバ！

8/23 10:13

ガンバ！！

8/23 10:13

当たり前ですが、真剣です

8/23 10:15

はい、がんば！

8/23 10:16

下降はより慎重に

8/23 10:22

8の鎖　平蔵のコル

8/23 10:23

平蔵のコルを登る娘

8/23 10:24

バックは平蔵谷
上部雪渓はほとんどありません

8/23 10:26

そしていよいよカニのたてばいが見えてきた

8/23 10:28

9の鎖　カニのたてばい

8/23 10:28

先行者を見上げる

8/23 10:34

たてばい上部より
おいおい。。汗
ちゃんと鎖をつかみましょう。

8/23 10:34

8/23 10:34

右手レスト・笑。

8/23 10:35

カニのたてばいクリア！

8/23 10:35

カミさんも奮闘

8/23 10:55

早月尾根分岐

8/23 10:56

早月尾根側はガスの中

8/23 11:04

ようやく山頂到着！

8/23 11:05

記念写真
立派なプレートは残念ながら割れてました

8/23 11:05

別角度からもう一枚

8/23 11:08

娘と一緒に源次郎尾根のピークでポーズ

8/23 11:09

三頭三角点

8/23 11:09

源次郎尾根

8/23 11:09

北尾根は真っ白

8/23 11:10

娘に撮ってもらいました

8/23 11:12

母娘

8/23 11:12

小6女子　剣岳に立つ

8/23 11:12

親ばかアップ・笑。

8/23 11:39

さて下ります

8/23 11:39

カニのよこばい上部

8/23 11:43

カニのよこばい

8/23 11:49

よこばい通過してはしご
ここで急なミストシャワー

8/23 11:50

濡れたハシゴで滑らないように

8/23 11:53

無事ハシゴ通過

8/23 11:55

平蔵のコル

8/23 12:04

平蔵の頭　下りルート

8/23 12:04

下りなれど登ります

8/23 12:06

楽しそう

8/23 12:25

源次郎尾根1峰と2峰

8/23 12:25

今にも落ちそうな雪渓

8/23 12:30

前剣の門

8/23 12:31

13の鎖　前剣の門

8/23 12:47

剣沢キャンプ場
自分たちのテントも見えます

8/23 14:01

無事、剱山荘に戻ってきました

8/23 13:56

剱山荘でとりあえずコーラ

8/23 13:56

至極のジュース

8/23 14:27

剣沢小屋

8/23 14:21

剣沢小屋で撮っていただきました

8/23 14:34

逆さ剣は無理そうです

8/23 15:56

剣沢キャンプ場に戻ってきました

8/23 16:08

剱岳登ったぜ！

8/23 16:50

夕食はラーメン

8/23 16:50

美味し！

8/24 6:45

3日目、ガスの中剣御前小屋へ

8/24 6:45

上部は大きな雪渓

8/24 6:47

剣御前小屋

8/24 7:19

雷鳥坂を下ります

8/24 7:50

雷鳥沢の浄土橋

8/24 7:50

ナチュラルショット

8/24 7:51

賽の河原

8/24 7:51

水はキレイ

8/24 7:54

作りナチュラルショットw

8/24 7:57

雷鳥沢キャンプ場

8/24 8:06

室堂バスターミナルまでの階段地獄

8/24 8:11

地獄谷

8/24 8:27

血の池

8/24 8:32

地獄谷から毒ガスが風に乗って直撃食らいました。
マジで死にそうな位にせき込んで呼吸できません。。。

8/24 8:35

みくりが池温泉まで結構必死で歩いてきた

8/24 8:37

みくりが池はキレイでした

8/24 8:37

残念ながら逆さ立山は見れず

8/24 8:37

これはこれで雰囲気あります

8/24 8:48

ようやく無事、室堂バスターミナルへ到着
なんやかんやで貴重な経験ができた山旅でした

8/24 10:20

ケーブルカーで下ります

8/24 10:20

8/24 10:21

8/24 10:22

8/24 10:22

8/24 11:27

下山後、称名滝へ。

8/24 11:31

駐車場から滝見台まで結構歩きます

8/24 11:31

滝の落ち口
この上はあの有名な称名廊下

撮影機器：

α7 II ILCE-7M2 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ウインドシェル 靴 サンダル ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 笛 ヘッドランプ 予備電池 保険証 サングラス タオル ストック シェラフ ヘルメット 携帯 カメラ 時計

共同装備

サブザック 調理用食材 調味料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー ナイフ ポール テント テントマット

感想

msj

今年の夏休み家族旅行は立山、剣岳に行ってきました。
出発前、3つの台風の影響で天気予報は芳しくなく、、、
ギリギリまで悩んだ挙句、テント場停滞もアリだということで予定通りに出発しました。
嬉しいことに室堂に向かうバスの中からは青空が広がり、途中ガスりながらも縦走路ではなかなかに快適な稜線歩きを満喫できました。
しかし、天気予報ってのは大したもので午後になると急激に天候は悪化への一途をたどり、別山でいきなりの土砂降り。。。
大慌てで雨具を取り出すものの剣沢キャンプ場に着くころには靴の中までビッチャビチャ。
野営管理所で手続きを済ませ、雨が止んだ一瞬のタイミングを逃さずになんとかテントは濡らさずに設営成功。
あとはひたすら濡れた物を乾かす作業に専念するも、日が落ちてからは大粒の雷雨と爆風がテンバを襲います。
明日の天候回復を期待して剱岳へのアタック準備をしつつも、外は相変わらずの大荒れ。
翌3：00、寝たような寝てないような、、、
テントから顔を出してみるとすっかり雨風は止み、雲の合間からはわずかながらも星も見えている。
神様ありがとう！
急いで準備して出発しようとすると、、、ぽつ、ぽつ、、、、
、、ゴーーーー！！！
またしも大雨。。。。
神様のいけず！！
停滞覚悟の開き直りで爆睡モードに・笑。
ぐっすり寝入っていたものの、ふと気づくと何やら明るい。
時計を見ると7：00前。
剱岳はいまだガスに包まれているものの天候は回復するような気配。
あわてて天気予報をチェックすると午前中は晴との予報。
周りでも何組か出発していく。
急いで装備を整え、いざ剣岳へ向けて出発！
登るにつれてどんどんと山頂のガスは薄くなっていき気分もUP！
心配した鎖場の通過も娘はなかなかに楽しんでいる様子。
有名な難所ではテンション上がってました・笑。
山頂で周囲の山々の展望が望めなかったのは残念ですが、雲海の上に浮かぶ剣岳山頂も素晴らしい経験だったと思います。
下山の道すがら、明日から学校が始まる娘はテンションが下がっていきました・笑。
今回もなかなか体験できない貴重な山行ができましたが、唯一の心残りは2日間とも満点の星空を見ることができないことでした。
剱岳に広がる星空、撮りたかったなぁ。
さて、来年はどこに行きましょうかねぇ。