まだ災害ボランティアに参加したことは有りませんが、遅まきながら10月8日から13日まで行ってきました。実家は大分なので横浜から飛行機とバス、電車を乗り継いで片道7〜8時間かかります。大分駅に着いて7月5日、6日の九州北部豪雨で寸断された久大線がまだ一部区間で復旧していないこと、今度の豪雨で臼杵〜佐伯間が寸断された日豊本線も、復旧の見込みがたたない事をしりました。
テレビや新聞は災害の当初は大々的に報道しますが、新規性が無くなると報道しなくなるので忘れられてしまいますが、被災地は長い間不便な生活を余儀なくされていることを知りました。実際に被災された地域の方々や、災害ボランティアに行かれた方々はその実情が分かっているので、ボラセンに行ってみると実に遠い所から支援に来てくれている人が多いのに驚かされました。
洪水災害だと、ボランティアの仕事は床下・庭の泥だしや家の拭き掃除が主な仕事ですが、その為に泥にまみれて使えなくなった家財道具の撤去、畳や床板を剥がしたり、フローリングなら床を丸鋸等で切ったりと中々の重労働です。床下に大量の瓦等が有り、泥だしの前にその撤去に時間がかかった事も有ります。それを無償でやるどころか、被災地までの交通費、三食、住む場所の確保等も自腹でやるのが基本です。お金を払って仕事をする様なものですが、それでも大勢の方々が参加して頑張っている姿には驚かされました。中には熊本地震 〜 九州北部豪雨と被災地を渡り歩いて今はここという人達も大勢いらっしゃいました。
そういう方々は車で移動し、駐車場で寝泊まりしている方が殆どなのですが、お風呂が無くシャワーだけというケースが多いし、車中やテントで寝袋で眠る生活は疲れもたまると思いますが皆さんとっても元気でした

こういう甚大化する自然災害を乗り切るには、可能な方法で皆が助け合う事がとっても重要だと思いました。いつ自分達の住む所が被災するか分からないので、災害ボランティアに参加する事は決して人の為だけではありません。自分たちの町や村が洪水に有った際に迅速な対応ができる様になりますし、他の地域から支援してもらう事もありますから。ヤマレコを利用している人は体力がある人が多いと思いますので、災害ボランティアに参加する方が増えると被災地の支援に役立つと思います。これからは災害ボランティアに参加した際には、その状況をアップしたいと思います。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する