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しかし今回の特殊性として、まだ道路の復旧に時間がかかること。水道管があちこちで破損して、断水状態からの回復のめどがたっていない地区が多く、ボランティアが大勢滞在できないことが有ります。
その為にメインは金沢からの日帰りで、最近やっと一泊２日もできる様になった位です。能登半島の北部は金沢から往復で8時間以上かかり、現地での作業時間より、往復の移動時間の方が多い位です。
まずもっとも遠く、被害も大きかった珠洲市で、一泊２日のボランティアを二回連続でやってきたので、その状況を書き留めておきます。
泊まる場所は写真の一番で、体育館の中のテントです。暖房はほぼ効かず、初日は写真二番の様な雪の日でとっても寒いです。募集のメールには寝袋が必要と書かれているだけでしたが、ボランティアに出発直前に来たメールでは、とても寒いので冬用の寝袋が必須と有りました。普通の寝袋しか持っていなかった人達は、とっても寒かったと言ってました。
災害ボランティアで長くやる人は、経費削減の為に車で行って現地で車中泊する人がかなりいますが、今回は断水状態なので金沢からバスでの往復になります。ネット上では、バスの出発地の近くに無料の駐車場が有り、そこで車中泊したと書かれていましたが、電話で出発前に確認したところ、最近それは止めたそうです。よって車で来た人達は、バスの出発地の金沢駅近くの有料駐車場に止めていました。
よってほとんどが短期の災害ボランティアで帰っています。
この為、従来の現地に長く滞在している人達が一定数いるケースに比べ、現地の状況が少しわかってきたらもう帰る感じで、効率が悪いです。長くいるなら、写真３の西部緑地公園の無料駐車場に車を止めて車中泊するかですが、ここから金沢駅まで五キロで、信号待ち込みで1時間かかります。３月２日からここで車中泊して、金沢駅出発のバスでボランティアに向かってますが、２つ問題点が有ります。
車中泊が寒いことと天気が悪いことです。こちらの天気はちょっと晴れたと思ったら、すぐに雪が降ったり、雨になったりで非常に変わり易いです。その為に安全靴より長靴の方が安心ですが、長靴で最低でも金沢駅まで往復10キロ歩くと、長靴の底が減って困ります。
後はスマホ等の充電です。モバイルバッテリーを持っていますが、２日を過ぎると駄目です。いままでは現地のボランティアセンターがコンセントを貸してくれていたのですが、ここは日帰りか一泊２日なので、長期滞在のボランティアを想定していません。今は西部緑地公園から金沢駅に行くルート上の近くに有る、イオンタウンのイートインコーナーのコンセントで、スマホを充電しながらこの日記を書いています。
金沢駅からの帰りに寄ると、弁当が３割や５割引きになっているのが有るので、それを買って晩御飯も食べています。欠点は他のスーパーに有る電子レンジが無いので冷えた弁当を毎日食べる事です。まあサイゼリアも有るので、たまにそこで暖かい御飯も食べれますが。
長くなったので現地の状況や、災害ボランティアに来ている変わった人達の話は明日書きます。
被災状況に心が痛みます。
５月になれば、なんとか時間確保ができると思っています。
貴重な情報発信ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
現状はまだまだ時間がかかりそうです。方のボランティアの人達からの情報も加えて書き留めるつもりですので、参考になれば幸いです。
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