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山頂直下の濡れたルンゼのドンズまりにトラロープが見えたんです。あれを超せば山頂も近いなと思いながらトラロープの所まで這い上がり、なにげにロープ末端を見た。動いたんですよ!トラロープが!
あ!!マムシだ!
柄といい、他の蛇より太くて短いところといいマムシと判断。
以前、飯豊で登山道の真ん中でとぐろを巻いていたマムシがいた、その時はストックで追いやった。所が今回ストックはなし、しかも両側に空間のある登山道では無い(画像を見ると分ります)。ルンゼの岩でマムシも逃げられず上に行こうともがいていた。
ピッケルのシャフトで引っかけて自分の又下を通して下に落とすしか無いと思った。しかし残雪期用簡易ピッケルは50センチと短くて、ヘタすると手を噛まれる恐れがあった。(以前、マムシに噛まれ、ふくらはぎがパンパンに腫れた画像を思いだした)
登山道ならこちらから迂回することもできるが、ここはムリ。意を決してトラロープをつかみ、マムシの50センチ上の岩に足を乗せ一気に登った!
マムシ被害、年間10例くらいしか無いようですね(今年は7月までに国内の病院から約10件の問い合わせがあった、の間違いでした)。気がつかずに踏んづけたら間違いなく膝から下を噛まれてました。幸いハイカット並の高さのあるミドルカット登山靴(タイオガブーツ)+秋冬物のズボンで皮膚とズボンに空間があるので、噛まれてもどこまで牙が届くか疑問です。
一番怖いのは、ローカット、ハーフパンツ、素足。次がよく見かける、タイツ、ハーフパンツですね。タイツは皮膚に密着してるので、噛まれたら、確実に牙が届き毒が回ります。
画像1:ルンゼのトラロープ。
画像2:トラロープ下のマムシは逃げようとするが、岩が急で登れない。横にも逃げられなく、上に行こうともがいていた。50センチの簡易ピッケルで下に落とそうかとしたが、手を噛まれる恐れががあったのでできなかった。
画像3:マムシの50センチ位の上の岩に足を掛け、一気にルンゼを登り、下を見る(黄色矢印先がルンゼ)。フー、噛まれずに済んだ。
ニホンマムシ、『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%A0%E3%82%B7
山急山レコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3627264.html
まさにマムシ!
咬まれなくて良かったです!
マムシはジャンプ力は弱いので、膝下がズボンに登山靴なら、まず大丈夫でしょう。
ズボンの上にスパッツがあれば最強です。
ワタシは、藪漕ぎ必至な時は大袈裟に雪用のゴッついスパッツ履いて登った時もあります(笑)
しかし、アオダイショウと違って急な所が得意でもないのに...こんな急な場所でこのマムシは何してたんでしよう....
( ̄(エ) ̄)ノ_彡☆バンバン!
実は山急山の前日、マムシがよく出る未丈ヶ岳に行きました。その時はマムシ対策でスパッツを付けました。登山口に車が10台以上あって、登山道にマムシは出ないとと判断、そして暑かったのですぐに外しました。
まさか、あそこでマムシが出るとは予想してなかったのでビックリしました!
その後気を付けたのは、足元では無く手です。四つん這いの箇所があったので、マムシがいないか確認してから、岩や木の根を掴みました。
コメントありがとうございました。
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