気持ち良く走るためにはいろんな要素があるが、やはり景色の良い所で走りたい。黒部の地は海あり山ありで一般的にも綺麗な所と言えるが、僕にとってはその山が格別だ。
僧ヶ岳が大きく中央に聳え、右肩に毛勝山が急峻な阿部木谷を正面に見せている。さらに右には剱岳、立山も少し遠いが見えている。左に目を転じると白馬岳、そして雪倉岳、朝日岳と並んでいる。剱・立山、毛勝と朝日は普段住んでる富山の中心地からも見えるが、角度が全然違うので、皆馴染みがあるが新鮮な形で、長く飽きずに眺めていられるパターンなのだ。走りながら、登った山、滑った斜面を思い出し、次の山行計画を考えているようなランナーが僕の他にもいただろうか。コースの進行方向によって違う山が正面に見えてくるとその山に応援されているような気がして走ってもいた。
コース途中に給水、給食のできるエイドステーションが設置されるが、名水マラソンと謳うだけあって、22ヶ所の給水所で冷たく美味しい黒部の湧水が提供される。普通はどの位給水所があるのかと言うと、それを調べたサイトがあって平均5kmおき位、全部で8, 9ヶ所が標準的、15ヶ所あるのがかなり多い例として紹介されていたので、22という数は群を抜いている。暑くないコンディションなら1ヶ所置き位に寄ればいいかと思うのだが、今回は最高気温29℃と暑かったので、僕は殆ど全ての給水所に立ち寄り、特に後半はかなりがぶ飲みしていた。
給水での時間ロスも少しはあっただろうが、それよりも30km過ぎから膝の痛みや足が攣る兆候が表れ、破たんしないペースとした結果、サブ4はどうにか達成したが記録更新とはならなかった。それはそれで、この状況では納得できる結果だし、フルを走るに堪える体は出来て来たと感じるので、また頑張ろうと思う。
僕のスポーツアクティビティとしては山と自転車を長らく二つの中心としてやって来た。しかし一昨年位から自転車を減らしてランニングを入れて、レースにも参戦している。これは僕の浮気であって、フルマラソンをいつか完走したいが60歳過ぎては遅いので50代の内にやっておきたい言う前からの気持ちと、今年11月に第1回富山マラソンがあるというタイミングとが合って始めたのだ。来年までやって60歳の還暦で一つ記録を作ったらランニングは打ち切って自転車野郎に戻ろうと今のところは考えている。
ニュースで見ました。
にしでんさんいるかな〜と目を皿にしてテレビの映像み見ましたが、やはりというか当然のように見つけられず(^_^;)
しかし、にしでんさんの体力、脱帽です。
私、数百メートル走れるかどうか・・・。
スキーシーズンも終盤でしょうか。
やがて夏山シーズン、へたれな自分ですがまた機会があればどこかご一緒させてください♪
山登りとランニング、自転車とでは心肺機能が必要なことは共通で、筋力は皆足中心ではあるが使う部位と機能は少しずつ違いがあると思います。
白山登れる人なら一定以上の心肺機能はあって、でも慣れてないといきなり走れば辛いかも知れませんが、やればすぐに慣れると思いますよ。
僕は30歳前後の一時期は走っていて、川崎市民マラソンの20kmを1時間20分切ったのが当時の記録です。そのまま続けてフルまでやればサブ3も出来たんじゃないかと思ってます。その頃は普段の練習でも5〜10kmを4分/1kmで走っていましたが、今はそのペースでは1kmが限界、ほとんど全力疾走です。今の練習ペースは5分/1km、それだけ間違いなく衰えています。
でもこの程度でも体力を維持しているのは日常意識して運動しているからだと確信しています。金沢のY先生の様に日曜と水曜に必ずハードな山登りとサイクリングをしていればそれだけでいいかも知れませんが、山登りの頻度が週に1回未満ならその間に何かトレーニングしないと、歳が増えると共に差が出てくると思いますよ。
富山マラソンが契機ということはフルは最近始められたんですか。それでサブ4とはすごい。
自分はサブ6目指して頑張りま〜す(^v^)
すごいです。
自分が還暦になる時、ニシデンさんのように山に登って、スキーができるかと聞かれると、自信がもてません。
でも、ニシデンさんという良いお手本が身近にいますので色々と参考にさせていただきたいと思います。
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