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刺繍が出来るミシン(使っていない)で新品ではそれなりに高価な製品だったようです(中古で買ったそうです)。
このミシンなのですけど、ここしばらくは糸調子を自動にしても手動調整しても縫うと下糸がぐちゃぐちゃになります。
ミシンを掃除しても、注油しても、釜の交換をしても、針板のミシン針による傷を紙やすりで磨いてもダメ。
3〜5万円程度のミシンを買ってあげようかなあとも思ったのですが、母に断られました。
安物のミシンは悪いミシンな頭があるようです(かといって、高いミシンは使いきれず無駄な買い物らしい)。
「手に職を」、「嫁入り道具に」で、高価なミシンを月賦(懐かしい響き!)で購入したお嬢様がたは多いのでないかしら。
母もその口で家に足踏みミシンがありました(既に廃棄)。
諦めきれず、YouTubeでミシン分解動画を調べると糸調子(つまみ式で表から外せるタイプ)を分解調整している動画に遭遇。
JANOMEのC-520は糸調子が本体に埋め込まれているので分解が難しいです。
むー。
更にウェブを掘り下げると、JANOMEのC-520同様にダイヤルのみが見えるミシンの糸調子に金属のさしがねを突っ込んでいる情報を発見。
切れた糸が糸調子に絡んで不具合が起きたというものでした。
藁にもすがる思いでPPバンド(梱包の樹脂バンド)を糸調子にコシコシ押し当てて掃除(仕組みは不明なので適当に)。
糸くずは出ないものの、他に手立てはありません。
母に試し縫いをお願いすると下糸が絡まず調子が良くなりました。
こんなに簡単に直るとは!
今回の不具合を調べて思ったのだけど、ミシン会社(販売店)は買い替えや調整でお客さんを手放したくないのか、ユーザーによるメンテナンスを全く考えていません。
JANOMEのC-520のマニュアルには釜の掃除だけ。
使えばミシン内部にゴミは溜まるだろうし、可動部は注油とグリスアップが必要です。
ミシン販売店は不具合のミシンを持ち込むと技術料だけとって、本当は調整でどうにかなるのに(自分の思い込み?)「これが限界です。買い替えをおすすめします」としれっと言うとか。
母は今回のミシンを地元の販売店に持ち込んだら、買い替えを勧められたそうです。
一般的に男性は仕組みを学んで不具合の修理をする方が多いだろうけど、女性の場合は「とにかく直して」な方が多いと思います。
ミシン販売店はメインが女性相手(機器の調整にうとい)の商売なのか、ユーザーをなめてかかっているよ。
ミシン販売店は商売なので新しいミシンを買ってもらいたい気持ちは分からなくもないけどね。
そうなんですよ!ミシン!使いこなせばこれほど便利なものはありません。
私の母もお高いミシンを持っておりましたが、お釜の調子が悪く、私は使いこなせずミシン嫌いに。
子供の保育園のシーツを縫うのにどうしても必要で、20年前に購入した時は、もうお釜は存在しておらず、とっても操作が楽になりました。私が購入したミシンは2万円未満。
昔はミシンを買うとなるとミシン屋さんでしたが、今は電気屋さんや通販などコストコでも売ってますね。
因みに20年前に購入したマイミシン、いまでも現役です。
マメモチ7様。
AC100Vで動く家庭用ミシンが長年販売されているのに、自分で原因究明して修理した方の情報は少ないです。
いいとこ、「針とポビンと糸は100均のを使わないように」くらいです。
女性で機械いじり好きな方は少ないだろうから、ご自分で不具合の原因究明はしないだろうし、修理はミシン販売店にお任せなのでしょう。
修理の技術料で5,000円〜が吹っ飛んで、なおかつ「買い替えをお勧めします」では、自分の母のように諦めモードになります。
低下価格帯のミシンでも厚縫いでモーターに負担をかけなければ、そこそこ頑張ってくれるようですね。
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