木工用ボンドは水濡れする箇所に不向きです（セメダイン スーパーXのすすめ）

木工用ボンドでザックの穴塞ぎや靴の修理の情報発信を見ます。
真似してはいけません。

前に木工用ボンドを織ゴムのホツレ防止で使用したら、水濡れで元の白い状態になりました。
また、厚塗りで最初は柔らかくても乾燥してカチコチに硬くなります（これも水濡れ状態が続くと元の白い状態になります）。

木工用ボンドの使用上の注意に「硬くなる」、「耐水性がないので、水のかかる場所にはご使用頂けません」との記載があります。

ちゅうことで、自分のおすすめはセメダインのスーパーXです。
詳しくは下記にて。
saitama-nの日記：貼付地下足袋の補修にセメダイン スーパーXを使う
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-317185
saitama-nの日記：ホツレと穴に接着剤
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-315323

セメダイン　スーパーXは本体のチューブから押し出すとネトーと糸を引きます。
使い捨てのゴム手袋やニトリルグローブ、キッチンペーパー（または適当な大きさにした布）、ステンレスのスパチュラ、木ベラ（アイスの棒でも）、マスキングテープがあると良いです。
※年始早々にセメダイン　スーパーXを手袋無しで使用して左右の手の人差し指の爪の裏にスーパーXが入りこみました（拭いても爪の裏の奥が薄黒いです・・・）。

スーパーXはクリアホルダーやテープの接着面には接着しにくいです。
クリアホルダーを切断して土手を作ったり、ザックの穴補修で裏にテープを貼り、スーパーX乾燥後に剥がすと仕上がりが綺麗になります（靴底の肉盛り補修材も同じ）。
スーパーXの肉盛りは2mm程度の厚さにしないと固まるのが遅いです（重ねて肉盛り可能）。

スーパーＸの問題点はゆるくて水平にして乾燥させないと垂れるところかな（肉盛りの場合）。
かといって固いと扱いにくいです。
垂れるのをうまく使えば工具のゴムグリップ補修とゴムグリップ加工に使えます。

あ、自分はスーパーX信者と言っても良いくらいスーパーXを信頼しており、盲目的に服従している可能性があります。
初めて使う方は目立たない箇所で試してね。

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