|
|
|
酉谷山避難小屋|最新の山行記録と登山ルートやアクセス、気象状況など-ヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=3881
酉谷山避難小屋の水場で一番詳しいのは幾度となく水場を補修している老少年様です。
詳細をお知りになりたい方は老少年様個人のホームページを参照してください(検索すればすぐ出ます)。
以前の水場の枡にゴムシートが差し込まれていた頃は枡の縁に溜まった水を受けるゴムシートの形状と勾配で水の出が大きく異なりました。
ゴムシート以前は雨どいか竪樋を半分にしたものが差し込まれていたようです。
ゴムシートはV型でなくて、おわん型で水を受けたいです(受ける水の量を増やす)。
ゴムシート設置前にゴムシートを設置する場所の勾配とおわん型になるように下地作りが重要でした。
ゴムシートの固定と水場の保護で石を乗せていくと石の重さでゴムシートが押されて逆勾配になりやすかったです(少しの手直しでも)。
老少年様個人のホームページに酉谷山避難小屋の水場のゴムシートに割り箸を当てている写真があります、
ゴムシートの先を下げて勾配を取る為です。
今回の日記には木の棒でゴムシートの先を下げていた写真を添付しました。
一時期は湧き出る水を誘導するゴムシートと桝の縁に貯まった水を誘導するゴムシートの2枚重ねでした(老少年様の手によるもの)。
その事を理解しない方々によってゴムシートは度々引き抜かれました。
渇水期はゴムシートを引き抜く他に水を再誘導する為か水の湧き出ている斜面まで削る方がいました(無駄に終わり破壊するだけになっていた)。
桝の縁に貯まった水が水場の水になります。
貯まる水の無い渇水期に何しても無駄です。
細いながらも水が出ている時に手を加えても水量は改善しません。
渇水期に水が出ないと原因はともかく心が荒み、「後は野となれ」なのか水場の破壊衝動が出る方がいるようです。
渇水期以外は水の出る水場なのにね。
今の酉谷山避難小屋の水場は山の擁壁の水抜きパイプのように枡に塩ビ管が差し込まれました。
ゴムシート当時よりも桝の縁に貯まった水を集めやすくなっています。
というか、渇水期のゴムシート引き抜き対策でやむなしが老少年様の手による今の枡に塩ビ管が差し込まれた水場です。
試行錯誤の上に何度となくゴムシートを再設置して水場の補修をしても、一瞬でゴムシートを引き抜かれて水場を破壊されました。
桝に塩ビ管を差し込む作業はかなりの労力が必要で、この作業をやって良いのか(思惑通りに事が運ぶか)の葛藤はあったかと。
小屋内の物置に置かれたセメントを見るとそう思います(セメントは使わず、あのような場所で作業性の良いパテで塩ビ管を固定しています)。
塩ビ管施工後は「もう、破壊されないだろう」との安堵感しかなかったでしょう。
それを破壊されたら、「もうお前らには付き合っておれん、好きにせい」になります。
saitama-nの日記:悲しき決意表明(登山者の心を壊すのは登山者)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-369623
酉谷山避難小屋の水場は山に貯えられた天水(雨)が水場の上の山の土によってろ過されたものです(水場の水となるサイクルが短い)。
降雨が少なければ山が貯える水が無いし、渇水期になれば他に染み込んで水は出ませんし、厳冬期は凍結します。
気象(短期間)・気候(長期間)条件に左右されやすい脆弱な水場といえます。
酉谷山避難小屋の水場は山の中腹や麓などの水場と異なり水を貯える水場の上の山の土の量が少ないです。
脆弱な水場なのは仕方ありません。
酉谷山避難小屋の水場を利用する方は「小屋直下の沢に水を汲みに行く労力をかけずに済むラッキーな時もある」との認識が必要かもね。
今年の夏は異常な渇水だったようですが、水場は夏前から破壊されっぱなしでした。
今後同じような事があった時に水場の水の出がどうなのか不明のままです。
非常に残念に思います。
奥多摩の冬場の水場-ヤマレコ質問箱
https://www.yamareco.com/modules/plzXoo/index.php?action=detail&qid=87
saitama-nの日記:酉谷山避難小屋の水場の構造(改訂版)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-372759
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する