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水場補修で確認した事を改訂版として日記にします。
saitama-nの日記:お腹の丈夫な方だけ補修した酉谷山避難小屋の水場を使用して下さい
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-371936
水場に枡に差し込まれている塩ビ管(VP13)は枡の積み石側に下向きの切り欠きがあります(塩ビ管そのものは枡からの出寸法分を含めて長さ30cmほど)。
老少年様によると、塩ビ管の切り欠きは渇水期の塩ビ管で誘導できない枡の縁に貯まった水をチューブで吸い取りが目的だそうです。
チューブで直に吸うか、サイフォンの原理を使うですな。
老少年様のヤマレコ日記:「もう酉谷山避難小屋の水場は使えなくていい?(2025)」
https://www.yamareco.com/modules/diary/25396-detail-370975
切り欠きの先の石積みの下にある塩ビ管の長さに機能的な効果は薄いです(水を誘導するのに多少は効果がありそうではあります)。
塩ビ管が動かないように石で押さえるのが目的と思いましたが、そうでないそうです。
自分が水場の補修をした時は外された塩ビ管が前後上下逆に差し込まれていました(パテ付き)。
外された塩ビ管の切り欠きを見て、切り欠きを逆に向けて塩ビ管の先を水が湧き出ている斜面に少しでも近づけたい気持ちが働いたのだと思います(その気持ちは理解できます)。
外された塩ビ管を元に戻してパテ部分を上から石で枡の縁に押さえた方が桝に堰き止められた水を効率的に塩ビ管に集められるのですけどね。
酉谷山避難小屋の水場の水は斜面から湧き出ています。
周囲に染み込む水もあって最終的には枡の縁に堰き止められた水を枡の内側に水場の水として誘導する必要があります。
渇水期で水場に水が出ない時は枡の縁に堰き止められている水の高さが塩ビ管よりも低いので何をしても水場の水は出ません。
パテ固定された塩ビ管を破壊して前後上下逆にしても、水場の斜面側の石積みを崩しても桝に堰き止められる水の量は増えないので水は出ません。
酉谷山避難小屋の水場の水は山が保水して貯えられた天水(雨)が水場の斜面から染み出しています(水場の水となるサイクルが短い)。
直近の降雨が少なければ山が保水できず貯える水が無いので水場の水は出ません。
渇水期になれば水が他に染み込んで水場の水は出ません。
厳冬期は凍結して水場の水は出ません。
そういう時は素直に小屋直下の沢に水を汲みに行きましょう。
往復で1時間ほどかかるようなので予備の水を担ぐのも手です。
saitama-nの日記:酉谷山避難小屋直下の沢で水を汲んだ話を聞いてチャレンジするも諦める
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-176181
酉谷山避難小屋の水場の構造を理解したのは下記の経緯があってです。
最初から理解していた訳ではありません。
saitama-nの日記:「後は野となれ」で水場を破壊する嫌がらせ(渇水期の酉谷山避難小屋の水場)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-360680
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