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熊倉山-酉谷山避難小屋の山歩きで両足の母指球の皮がベロンとむけました。
左足は爪先側だけ皮がくっついており、右足は母指球の内側の皮が一部切れていました。
酉谷山避難小屋でベロンとむけた母指球の皮を元に戻してから薄型ハイドロコロイドパッドを貼り付けました。
9月14日(日)
酉谷山避難小屋-熊倉山。
9月13日(土)は薄手の靴下で地下足袋を履いており、14日(日)はハイドロコロイドパッドに予備の薄い靴下の二枚履きで下山しました。
斜度のある登りで足を外に開いて踏ん張ると母指球部分に横方向の負荷がかかり足に鈍痛。
家でお風呂に入った後に厚型ハイドロコロイドパッドに貼り直しました(皮を残したまま)。
9月15日(月)
山に登った道具の掃除・洗濯と後片づけ。
両足のハイドロコロイドパッドは効果抜群で体重を乗せてもさほど痛くないです。
ですが、油断すると鈍痛。
お風呂に入った後に厚型ハイドロコロイドパッドを貼り直しました(皮を残したまま)。
9月16日(火)
足の鈍痛はだいぶひきました。
お風呂に入った後に両足の母指球のベロンとむけた皮の下にある皮膚の状態を確認。
さほど浸出液を出しておらず、ベロンとむけた皮を残す必要はないと判断。
ベロンとむけた皮をニッパー(アルコールで消毒した電気工事用)で切り取って厚型ハイドロコロイドパッドを貼り直しました。
9月17日(水)
両足の母指球にまだ赤みはあるものの、浸出液が出なくなりました。
昼にハイドロコロイドパッドをはがしました。
皮がむけた母指球は全体的に柔らかい薄い皮です(接着剤やコーキング剤の表面だけ固まったような状態)。
という事で、受傷日を含めた5日間でハイドロコロイドパッドによる両足の母指球の治療というか保護は終了。
山に行くのは足の皮が厚くなると思われる来月以降かな。
ハイドロコロイドパッドは傷からの浸出液でかさぶたの代わりとなるゲル状のものを作ります。
足の裏の場合、体重をかけた時に傷を守って痛みには耐えられてもズレに弱いです(厚型のものは特に)。
山ではハイドロコロイドパッドの上から防水フィルムでハイドロコロイドパッド貼り付け部を大きく保護するのが良い気がします。
Amazon | ニチバン 防水フィルムロールタイプ 5cm幅 2m巻き | NICHIBAN ニチバン | 絆創膏
https://www.amazon.co.jp/dp/B000FQ4YJM/
防水フィルム含めてハイドロコロイドパッドの保護を試した方はいらっしゃいますか?
キネシオロジーテープを持っていましたが、ズレやヨレに耐えるか分からず貼りませんでした。
前に非伸縮のテーピングテープを足の指の根本部分のマメから足の甲にグルグル巻いて登山を続行したら、マメ以外の皮膚が引っ張られてテープを巻いた部分の足裏が悲惨な事になりました。
saitama-nの日記:山で両足にマメを作るとこうなる(舗装路恐るべし)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-272522
saitama-nの日記:足の爪が剥がれるとどうなるか
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-150874
ハイドロコロイド絆創膏は、瑞光メディカルの「プラスモイスト ハイドロコロイド包帯 アドバンス」(10cm×40cm ロール)。OEM品もあります。ハサミを携行する必要がありますが、患部の大きさに合わせて切って使えます。(大きめに切って救急キットに入れています)。
フィルムの方は、3Mの「テガダーム」(大きさ長さ色々)。同名で何種類かあるみたいですが、私が使っているのは緑の箱。貼り方が特殊なので使うのには慣れが必要です。山行に携行するのは全く向いていないので、適当な大きさに切って救急キットに入れています(現場で更に切ることも)。
このフィルムは極薄なので、貼っても厚みが気になりません。また目的が床擦れ対策なので、蒸れる感じもなく、伸縮します(端からのめくれはある程度あります)。
ハイドロコロイド絆創膏は角を丸く切ることである程度めくれにくくなります(が、長くはもたない)。これにテガダームを大きめにかぶせると長持ちします。(難しいけど)うまく剥がせば、ハイドロコロイド絆創膏を残したままフィルムだけ貼り替えられます。
マメができる所は予測できるので、予めフィルム(或いは絆創膏、或いは両方)を貼って歩くようにしています。靴下や靴と擦れる所に人工皮膚みたいなものにして、抵抗を小さくしてやろうということで、結構効果があります。足裏に大きく貼っても違和感は感じません。
ドクトル・マモー様。
情報ありがとうございます。
実際に応急処置で使われているとの事で大いに参考になり助かります。
両足の母指球がベロンとむけた経緯は後日、日記にします。
下調べで同じ事が起きた時の応急処置を調べても、「山でそのような状況を作ってしまった事が問題」、「そのような事が起きないようにするべし」のご意見ばかりで(ごもっともではある)、知りたい情報にたどり着けませんでした。
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