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木玉の気密を保持する巻革が乾燥して水の吸い上げが出来ません。
また、木玉の巻革と接する部分の腐食が激しいです(巻革を釘で打ち込んでおり、釘から腐食が進む)。
使用頻度が低いので木玉が痛むのと巻革が乾燥するのは仕方ないです。
巻革は過去3回ほどズボンの革のベルトを流用して交換しました。
木玉そのものは10年ほど持ったのかな。
近所のホームセンターで購入した東邦工業のプラ玉方式ピストンに交換しました(ロッド付き32型で11,000円+税)。
プラ玉は使用頻度の低い手押しポンプに最適だとか。
東邦工業 手押しポンプ
https://toho-tobo.co.jp/pumpflame.html
プラ玉方式ピストンのゴムはそれなりに痛むだろうけど、交換用のゴムを通販で見ます。
でも、プラ玉を固定しているナットが腐食して交換できない可能性があります(外した木玉とロッドはナット部分の錆が進んで分解できませんでした)。
畑の井戸は亡き父の友人が掘りました。
軽トラを井戸掘り機に改造して、足場の単管パイプをガッコンガッコン地面に打ち付けて掘っていました。
軽トラの井戸掘り機の詳細はこうです。
足場の単管パイプでトライポッドを作って滑車を取付け。
車のホイールを二つ重ねて溶接したものからワイヤーを伸ばして滑車の先に穴掘り用の単管パイプを接続。
車の前進(後進)するギアに入れてアクセルを踏むと地面に接していない側のタイヤのホイールが回転してワイヤーを巻き上げて単管パイプを吊り上げます(左右の回転差を調整するデフが働き、空転側のホイールのみ回転する)。
アクセルを抜くと吊り上げた単管パイプが落ちて穴を掘ります。
ある程度掘り下げたら土を除去して井戸掘りの繰り返し。
井戸水の溜まる深さが確保できたら水が溜まるのを確認して機械式ポンプで土砂水を取り除きます(何回か繰り返す)。
下部分(土中の井戸水が染み出る部分)を排水溝のストレーナのように丸穴を無数に開けた塩ビ管を地面に差し込んで(井戸枠にする)、周囲に握りこぶし2つから3つ分ほどの石を投げこんで井戸水の浸水域を作りつつ固定してから土を埋め戻します。
設置した台に手押しポンプを取付けて完成。
浅井戸なので飲用不可です。
差し込む塩ビ管の径が大きくないので水溜め用の風呂場の浴槽の半分を過ぎると吸い上げが怪しくなります。
しばらく放置すれば水が溜まって汲み上げ可能です。
たまにイトミミズや元は木や枝だったものが出ます。
どうして井戸から元は木や枝だったものが出るのだろう?
井戸水が染み出す部分は礫(れき)が層になっていて隙間をすり抜けて出てくるのかしら。
saitama-nの日記:10回書け!(山に関係ない井戸ポンプの話)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-241604
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