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理由は後述するが、今後とも可能であれば山行を続けていくことを前提としてヤマレコ登山記録を整理・確認してみた。
ヤマレコのマイページを開きランキングから年間実績などが確認できるが、さらに詳細に記録を整理し山で費やした時間や獲得標高を確認した。前者を精神的な気分転換の指標・後者を肉体的な機能維持の指標として抽出した。
山で費やした時間・獲得標高は各記録のGPS・ルート記録から確認し、獲得標高は登り・下りの累積標高の平均値とした。
●各山行での行動時間は気分転換として位置づけ、無理のない最低限の時間確保が重要であろう。実際の記録を確認すると月毎にも大きく変動していた。週1回3時間程度の行動をするとして月12時間程度となる。年・期別累積行動時間としては各3時間・月4回・3ヵ月で36時間程度の山行は行いたい。なお現在の記録では、各山行の平均時間は5時間10分であった。
●各山行の累積獲得標高（累積登り・下りの平均標高）を確認し、時系列で並べてみた。ヤマレコに記録を投稿し始めた2016/10/07から2021/09/19の約5年間・196件の記録からは、累積獲得標高は現在徐々に減少に向かっているしているような気がする。この記録が、肉体的なバランス感覚の維持に効果があるのであれば、続けてみたい。なお実績としては各山行を通した平均獲得標高は745mであった。
●今後の指標としての累積獲得標高として、行動時間と同様に年・期別に集計し取り纏めた。実績では最低限4000m（月1400m）程度は確保できていた。後述例で示すように理想は6000m（毎週500m・月2000m）なので、各山行の獲得標高を増加させることも難しいので月3回程度の山行が望ましいと感じた。
以下上記取りまとめの事由
山行時の体力が気になっていたこともあり、最近「山歩き超入門」という書籍を簡単に一読した。体力・気象知識・読図・トラブル回避と対処などの概要が手際よく記載されていた。そこでは、高齢者の下りなどでの転倒は筋力だけでなく、バランス力、柔軟性、敏捷性の衰えにも起因し、特にバランス力は年齢とともに急激に下がっていくと注意されていた。
その書籍の資料は以下のスライドに示されている。
https://www.jpnsport.go.jp/tozanken/Portals/0/images/contents/syusai/2018/syuhen/tozanken/tozanundo.pdf
またバランス力などを含めた総合的な能力は、定期的に月に獲得標高2000m程度の山登りを続けると効果があると考えられ、低山トレーニングの励行・・・月間±2000mの登山を 安全な山で 「マイペース登高能力テスト」 を薦めていた。
この事例は毎週水曜日に金立山（佐賀市）を登る会：金立水曜登山会（毎週水曜日 9時30分準備体操・出発、14時頃解散）が参考になるそうだ。
そこで山行記録から獲得標高の実績を確認してみたいと考えた。20年ほど以前のことだろうかスイス人を休日の里山横断に誘ったことがあった。当時彼は60歳を越えた頃だろうか、僕に想定コースタイムより高度差を確認してきた。距離と高度差を伝えると自分なりに納得したようだった。自己能力が数値化されていることに驚いた記憶がある。最近は距離8�辧ι弦盧�1000m以内の行動ならばこなせるような気になっていたが、距離と累積獲得標高の散布図からも確認できた。散布図の場合には時間軸が反映されていないため期間を確認する必要もあろうがまあとりあえず。
通常の山での行動で重要なのは片脚立ちでのバランスだろうと考え行動しています。当然脚の筋力維持は不可欠でしょう。
以下の情報は面白いと思いました。
●だいたい20歳頃と比較して、60歳では上肢で約10から20％、下肢で20から40％程度、筋肉量が低下していきます。男性は女性よりも減少率がさらに高いようです。
●50歳で何もせず1週間休むと元の筋肉量になるには3週間程度の時間と運動が必要と言われています。70歳では、たった1日動かないと回復するのに1週間必要だと言われています。
以上の情報源は以下です。
http://www.agano.or.jp/blog/column/aoki-201803
年齢を重ねた方が男女で行動してむしろ女性の方が元気に見える、また最近高齢男性がふとしたことで車椅子生活になることをよく聞くようになりました。など納得する部分も多い
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