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ドーントとワーレンが貯水池、高尾山、ドーント・リッジ、トエンテイクロスを経て再度から帰った時の記録です。
「思い出」の記事の後半に次の記述があります。
"ドーント・リッジで苦労を重ねたのち川底に降り、トエンテイクロスへ行く、「キジの大通り」と名付けられたところを過ぎ、天狗道を近道してトエンテイクロスへ急いだためひっくりかえることになる。再度に登り、帰りは火葬谷の道を通る。"(「思い出」p147)
"ひっくりかえることになる"がなにを言っているのか読み取れないのですが、"天狗道を近道して"の部分について疑問を感じていました。高尾山は高雄山のことかと思いますが、ドーント・リッジ、トエンテイクロス、再度、など現在の地名との対応を前提にすれば、この時天狗道の通過はなさそうに思ったからです。
さて、Inakaでは疑問に思った箇所が次のようになっていました。
"Down 20 Crossings to where we turned for the Tengu-michi, and thus looped the loop."
実は前半に"went over continuation Tengu-michi"というところでTengu-michiが出てきています。「思い出」はこれを"天狗道の延長を越えて行き"と訳しています。これを踏まえてInakaを読めば、往路に越えた天狗道の延長地点までトエンティクロスを下り、こうしてループがつながった、つまり往路は西寄りの高雄山、ドーントリッジを北上、復路は東寄りのトエンティクロスを南下して、その軌跡がどこか高雄山の近くでループになったと言っているのではないでしょうか。
※この日記の背景、典拠とした資料等については、2014年05月10日付け日記"INAKA Vol.1 "The Goat's diary" pt.1"(http://www.yamareco.com/modules/diary/24521-detail-72255)を参照いただくようお願いします。
[修正履歴]
2014年05月12日:"該当箇所"を"記事"に修正しました。
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