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報道の記事の見解では「非常に危うい、無責任なことが書かれている。国際山岳連合医療部会の専門医の見解でも高所暴露における小児の特別なリスクは十分には研究されていないそれに対する助言の多くは大人のデータから類推されるものだが、子供の成長や発達を当然考慮にいれなければならない。」と結論されている。
最近、こうした所謂本当の様であるが真実ではない「山の知識・技術・医療」の似非的なものが非常に多く嫌気もさすが歯止めももうこの時代拡散してきかない。解答に1番近いと感じる「国際山岳連合医療部会」を紹介したい。
親子イベントをやる山小屋もあるが、過去には高校生まで何人かの子供が、親の目の前で高山で亡くなっているが忘れ去られている。個人差もあるだろうがリスクは高い。国際山岳連合医療部会の序言にはこう記されている。
毎年、何千人もの低地に住む子供たちが何事もなく高所の地に旅行している。こうした高所への登行の大多数は、北米やヨーロッパの山岳リゾート地への旅行である。さらに、両親の仕事のために家族と一緒に高所に移住する子供も増えてきている。高所への旅行ではほとんどの子供たちに困ったことも起きないが、高所暴露に起因する様々な症状を訴える子供も少なからずいる。
高所暴露における小児の特別なリスクは十分には研究されていないし、それに対する助言の多くは大人のデータから類推されるものだが、子供の成長や発達を当然考慮にいれなければならない。現在知られているかぎりでは、小児は急性の高所暴露に対して成人より大きな制約下にあるというわけではない。
そうであっても大人は、高所に子供を連れて行きたいのであれば前もって次のような質問事項への答えを明確にしておくべきであろう。→つづく
国際山岳連合医療部会の「公認基準」高所における子供たちという研究報告が正式にあるので、小さな子供さんを持つ親は一読しておきたい。一般的な理解としては1500m以上の高度に身体の未発達な高校生までを連れて行くことは好ましくはないということだ。
http://www.jsmmed.org/_userdata/no9.pdf
2023年はアルプスで高校生体調不良が2件と子供が1件、富士山も発生している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ded09b37b0b6985f23f72db7a8bbfb813c940b3
もうだいぶ前に富士山富士宮口頂上の山小屋に泊まった時の事です。
間もなく日が暮れるという時刻に、ぐったりとした子供(小学生低学年だと思います)を背負った父親らしい人が、あわてて下山して行く姿を見ました。
あの子は大丈夫だったかなぁと、今でも時々思い出します・・・
倒れて怪我をしたのか怪我をして亡くなったのか不明な事例が増えていますね。山小屋内での転倒死亡事故や病死はあまり表に出てこないので防止にはならず歯止めがないので注意が必要ですね。
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