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この山はなかなか呼ばれない山で、一度目は災害により笛吹峠が通行止めで撤退。
二度目は、林道の途中に車を止めて歩き始めたら、麓の畜舎から放飼いの白犬が駆けてきて道に立ちはだかり、
登山ストックでやっつけるわけにもいないので、思案の末引き上げて撤退。と二回撤退している山です。
しかし、雄岳から雌岳への稜線が気に入ってしまったので、三回目正直ということで、
軽トラで、同行者とともに鳥居のある登山口に向いました。今日は車のためか、白犬は出現しませんでした。
登山道は、地形図には途中までしか書かれておらず、
ヤマケイの分県ガイドには、直線的な登山道をピストンする形でコースが書かれていたので、コースは単純だと思い、
手入れが行き届いた森を進むと、遠くで鹿の「ヒーン」という泣き声が聞こえます。
問題のない登山道だと思って進んでいたのですが、ピーク1,031メートル付近で登山道が行き止まりとなり、
コンパスで方向を確かめると、逆方向が山頂ではないですか。
引き返しながら登山道を捜すと、同行者が分岐点を発見し、登山道に復帰したのですが、
貴重な時間をここでロスしてしまいました。
今日は、予定よりかなり遅い午後1時30分から出発したので、この事件もあって、山頂直下に到着したのが4時頃になり、山の天候は既に晴れからガスに崩れ、県内屈指の展望の山はガス覆われてしまい、眺望を楽しむことができませんでした。
登山道ロストにより消費した時間が悔やまれます。
当初の思い込みもあるのですが、初めての人は登山道を真っ直ぐ進んでしまい、
分岐点を見落としてしまうのではないでしょうか。これも一つの教訓ですね。
三度目は山には呼ばれた天気になりませんでしたが、四度目の正直をやるか、ただ今思案中です。
今日は期待していた眺望が見れず、がっかりな山行となってしまいました。
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