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同行者の一人は朝寝坊、私は昨日、食堂に携帯を置き忘れ、
お店に取りに行ったため集合時間に遅れるというハプニングから始った登山となりました。
今日のパーティーには、一日20キロを山行をするという生粋の山ヤ氏が加わっています。
朝寝坊の同行者が到着する間、この山ヤ氏が一刻も早く山に登りたいということで、誘われるまま、
茶臼岳に登って黒谷地に降りる速攻登山から始まりました。
山に呼ばれたような晴天のおかげで、茶臼岳山頂で八幡平の景色を楽しみ、
黒谷地湿原ではニッコウキスゲの群生を楽しむことができました。
その後、寝坊した同行者と合流し、登山口のある後生掛温泉に相乗りで向かい、生粋の山ヤ氏は、
後生掛温泉が初めてとのことで、下山後の入浴が凄く楽しみなようです。
現地に着くと、後生掛温泉の中を通過する登山口が温泉施設改修のため利用できず、
少し上の登山口と書かれた看板のところからの出発となりました。
とその時、杖を突いたお爺さんが来て「昨日ここに熊が出たよ。」とのお言葉。
忠告なのでしょうが、これから登るという時に恐怖心を煽るお言葉。
確かに、この山域では熊による死亡事故が起きているので、山頂までは用心しながら進むことにしました。
幸い、全行程熊に会うことはなく、地獄谷のような風景や白い死の湖も見ることができました。
そして下山後のお楽しみ、期待の後生掛温泉入浴となったのですが、売店脇の看板を見ると、
日帰り入浴午後3時までの文字が!!
何と日帰り入浴の時間が終わっているではないですか。
これには、生粋の山ヤ氏もガッカリです。
仕方ないので、移動して近くの蒸ノ湯に行きましたが、こちらも日帰り入浴の時間は過ぎていましたが、
寝坊した同行者が必死に女将に頼み込んで、何とか入浴許可をもらって入浴でき、疲れを癒すことができました。
入浴して帰るときは、下山の時間を考えないとダメですね。
ハプニングはありましたが、これも良い思い出になり、今日もいい山行となりました。
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