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最終日だけは一日自由になったので、宮城県内最大の標高差という大東岳に登ることにしました。
登山口についていよいよ出発しようとしたその時、
なんと、コンパスとスマホの予備バッテリーを忘れたことに気がつき、これでは現在地を確認する手段がないので、
大事をとって、今日は不明瞭な部分があるという裏コースは諦めて、表コースを登ることにしました。
最初は地味な山だと思って登り始めたのですが、小行沢や立石沢の沢沿いを歩く登山道が、まるで沢巡りのようです。
さらに、5合目を過ぎると登りも本格的になり、笹薮がどんどん旺盛になってきます。
「もしや山頂まで藪山なのでは」と心配になり、マーキングをしながら登ったのですが、
部分的に笹薮が凄いところがあるものの、幸い登山道を見失うくらいなところはありませんでした。
大東岳は定期的に刈払いをしない山なんでしょうか。
そして、登山道の笹薮を搔き分け、急登の「鼻こすり」を登った後の山頂台地の登山道が、
台地のためか凄く長く感じます。
ようやく山頂に着くと一気に景色が開け、綺麗な雲海が広がる素晴らしい景色に驚いてしまいました。
山頂は風が強かったのですが、雲が風に乗ってどんどん凄い勢いで流されて行きます。
正に「空気を感じる山頂」といった感じです。
最初は、地味な山かと思いましたが、
山頂から見える景色や沢沿いの登山道が、なかなか楽しい山でした。
三連休の最終日、今日もいい山行となりました。
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